比企の丘

彩の国・・・比企丘陵・・・鳩山の里びと。
写真、文章のリンク自由。

2017・北海道・・・春の美瑛・・・青空と・・・雪融けの大地と・・唐松林の丘

2017-08-04 | 道を行く 北海道
2017年春の北海道の旅・・・帯広、釧路、根室、花咲、ノサップ、ウトロ・・・網走・・・旭川。
4月5日レンタカーで雪に覆われた「日本で最も美しい村連合」加盟の「美瑛」に。
ケンとメリーの木、北西の丘、セブンスターの木、三愛の丘、新栄の丘・・・と美瑛のイイとこどり。そして最後にマイルドセブンの丘

・・・彩風人の写真帳・・・

紺碧の大空と・・・雪融けの大地と・・・丘の上の落葉松林・・・


※撮影日は2017年4月5日 FUJIFIRM X-T10 14~140㎜。
マイルドセブンの丘・・・1977年旧専売公社のタバコ「マイルドセブン」のCMにこの風景が撮影されたことから「マイルドセブンの丘」と呼ばれるように。
美瑛町・・・1887年上川原野一帯の植民地区事業がはじめられ1894年旭地区、1995年原野地区で開墾がはじまる。1900年美瑛村、1940年美瑛町。町名の由来はアイヌ語でピエィ(脂っこい川・・・硫黄を含んだ濁った川)を・・・表音文字にしたもの。旭川市から約25㎞、人口10286人。

カラマツ林・・明治初期1871年日本政府に招かれて来日したアメリカ人のお雇い技師ホーレス・ケプロン(1804~1885年)が北海道を視察、道路開発、鉱業、工業、農業、水産など総合的な開拓事業提言をした。現在の北海道に顕著な農地の境界林は防風林として造成されたもの。動物たちの棲み処、けもの道としても配慮されてるとも。特に根釧台地の格子状防風林は最大幅180m、総延長648㎞・・・北海道の歴史的遺産に指定。その後、各地の防風林は開発により切れ目ができたりして、それがマイルドセブンの丘のような景観になっている。
ケンとメリーの木、セブンスターの木、クリスマスツリーの木など・・・防風林というより農地境界の目印的なものではないかと思う。樹種も多様。
哲学の木・・・という木があったそうだ。カメラ的にいいロケーションでカメラマンが押し掛け、畑地に入るなどマナー違反があり立ち入り禁止に、やがて伐採されたそうだ・・・悲しい話。

※2005年5月訪れた美瑛・富良野の思い出です→クリック






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2 コメント

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一服の清涼感 (馬とモンゴル)
2017-08-04 15:41:17
比企の丘さん

こんにちは!

日本は暑い日が続いているようですね

先週、読者登録有難うございます

モンゴルは晩秋の感ありで先週から長雨が続き日中でも10度の気温になり冬支度です

4月の北海道並みになりそうで嫌になります

これから9月末までは暖かかったり涼しく寒くなったりが続き10月以降から極端に寒くなります

気候は北海道と変わりませんが降雨量が少ない為、農業・牧畜が成り立たないようです

民族が狩猟・移動民族ですから定着農耕が無理なようです

国は牧民に定着農法を奨励していますが土地が痩せて植物が育たない環境は致し方ない所です

これからも宜しくお願いします
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いつも読ませてもらっています (馬とモンゴルさんへ・・・)
2017-08-04 22:24:46
まだ見ぬ遠い国・・・知らない街・・・
そんな国の事情を本や映像で垣間見ることが好きです。
モンゴルのこと数冊の本を読んだことは有ります。ジンギスカンのこと、ノモンハン事件のこと、でもイメージがわかない。
貴ブログで少しずつ雰囲気がわかってくるような。

古くから水田耕作により定住民族になった日本人の目から見れば遊牧民族の国モンゴルはわからないことばかり、亜熱帯から亜寒帯まで、偏西風が風と雪を運び、温帯低気圧が雨を運ぶ日本は国土の7割が山ですが緑と水があります。モンゴルは草原の国。
それぞれの国でそれぞれの民が国土に合わせて住んでいる。地球の不思議ですね。

私のブログ、日本の風土をできるだけ美しく写して見てもらうようにしています。モンゴルの人にも日本の美しい風土を紹介してください。

コメントありがとうございました。
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