比企の丘

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謎多き神々の国・・・諏訪・・・諏訪大社下社春宮を尋ねる

2018-02-27 | 信濃の国は 伊那・諏訪
信州上田の・・・六文銭の写真帳

神話の時代から謎多き国・・・諏訪・・・昨年の春5月、諏訪大社上社からその御神体の守屋山まで尋ねました。伝説の世界・・・よくワカリマセン。
2017年初冬、ふたたびの諏訪・・・諏訪大社下社周辺を尋ねました。
諏訪大社とひと口に言いますが諏訪大社には上社と下社があり、それぞれ2社、全部で4社、それぞれが同格です(ちなみに諏訪神社系は全国で25000あるそうです)。日本でいちばん古いといわれますが創建年もよくワカリマセン。何しろ裏づける文献が何一つなく、すべては伝説のようです。どうして上下か・・よくワカリマセン。上社は上諏訪に、下社は下諏訪にありますが?

さて下諏訪にある下社春宮です。主祭神は建御名方神の妃の八坂刀売神であるといいますがよくワカリマセン?・・・江戸から中山道(国道142号線)和田峠から下りてきて下諏訪宿の温泉街(江戸時代、中山道、甲州街道合流点)に入るあたり。

諏訪大社下社春宮・・・御手洗川に架かる・・・下乗下馬橋(太鼓橋)。
※梁行1.5間、桁行5.5間、棟高5.35m、1578年、1736年に改修の記録が見られますが造営年は不明。

大鳥居・・・神楽殿幣拝殿の屋根が見えてきます。

神楽殿・・・大きな注連縄・・・1681年-1684年ころ造営。

中央に幣拝殿、左右に片拝殿・・・国の重要文化財。1779年造営。二重楼門造り。
幣拝殿の奥には本殿はありません・・・諏訪大社は造営した本殿を置かない神社です。春宮は奥に杉の大木があり神の依り代・・・御神木とされています。
※幣殿とは幣帛を奉る社殿。拝殿とは拝礼を行なうための社殿。両社が一体となっている幣拝殿、片拝殿が左右につく様式は諏訪神社系に多く見られる。
※画像クリックで説明板。

春宮一之御柱・・・奇祭御柱祭り(県無形民俗文化財)、7年周期(6年に一度)。
※撮影は2017年11月28日
謎多き諏訪国・・・大化の改新で律令国家となった日本、東山道信濃国・・・いまの長野県ですが、諏訪地方はその信濃国から分離して721年諏訪国になります。理由はよくワカリマセン。731年ふたたび信濃国に再編成されるのですが理由はよくワカラナイようです。
天皇を中心にした大和王朝は、中央集権化を進め、地方国家を版図に取り込んでいきます。
出雲地方を治めていた大国主命も天照大御神が進める合併案を承諾(国譲り)したのですがその息子建御名方神は断固反対、天皇の使者建御雷之男神と争い敗れてこの地に逃げ込んだといわれます。古事記に書かれている話ですが日本書紀には書かれていないそうです。
その建御名方神が建てたのが諏訪大社といわれるが・・・縄文時代に遡ってこの土地の守り神が祭神だという説もあり・・・
あれこれ考えると頭が痛くなりました。
さて謎多き神々の国「諏訪」を尋ねています。


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