比企の丘

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しなの鉄道・・・中軽井沢駅と・・・駅直結の文化交流施設「くつかけテラス」

2015-05-01 | 鉄道と駅 甲信越編
しなの鉄道中軽井沢駅」・・・新幹線も停まらないローカル駅だが威風堂々としている。標高938m、1日の乗客448人。
駅というより地域文化交流施設・・・「くつかけテラス」はさまざまなイベント会場に。「中軽井沢図書館」がある。


信濃追分駅」方面から「中軽井沢駅」に入線してくる・・・旧国鉄115系→JR東日本→しなの鉄道(オリジナルカラー色塗装)

中軽井沢駅・・・国道18号線・・・信号のある「中軽井沢交叉点」、146号線(ロマンチック街道)の起点から西に数10mが駅。1910年開業の旧国鉄信越線「沓掛駅」・・・1956年「中軽井沢駅]に。1987年JR東日本、1997年しなの鉄道に。2013年に町が5年計画で進めてきた中軽井沢駅周辺地区整備事業の中心施設「くつかけテラス」の中の階上駅に。
沓掛・・・古代「長倉の牧」のあと、1535年に諏訪神社に奉納された文書の「長倉沓懸」という記述が初出という。江戸時代の中山道で浅間三宿「追分、沓掛、軽井沢」の一つ。戸数166軒、うち旅籠17、人口502人という記録があるそうだ。
長谷川伸が1925年発表した戯曲「沓掛時次郎」なんて言っても知ってる人はいないな。
個人的に思うのだが 「沓掛」の駅名が観光のためといいながら「中軽井沢」になったのは口惜しい(地名はその地域の歴史の鑑だ)。ちなみにむかしは中軽井沢なんていう字名はなかった。
沓掛という地名、全国各所にある、たぶん交通の要衝であろう。人、牛馬が古くなった沓を新しい沓に履き替える、お役御免なった沓を木に懸けて感謝する・・・そんな風景が目に浮かぶ。



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