比企の丘

彩の国・・・比企丘陵・・・鳩山の里びと。
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武州・・・鴻巣・・・勝願寺のナンジャモンジャの花

2011-05-14 | 道をゆく 埼玉イイなっ
鴻巣市の勝願寺ナンジャモンジャを見に行ってきました。

古刹勝願寺栴檀林という扁額の架かった山門です。
ナンジャモンジャの花が咲きました」と紙に書かれています。

浄土宗天照山勝願寺・・・鎌倉時代に開基、徳川家康の庇護を受け大いに栄えました。明治に入り竜巻、火災によりほとんどの施設が失われ現在の建物は明治以後のものです。仁王門の白い覆いが気がかりです。先の地震で被害にあったのでしょうか。


真田昌幸の長子信之(信州松代真田藩藩祖)の妻小松姫、関東郡代伊奈忠次、忠治親子、但馬国出石仙石藩藩祖仙石秀久、丹後国田辺藩主牧野家累代・・・など徳川家ゆかりのものの墓があります。
悲しいことに3月11日の東日本大地震でかなりの被害を受けたようです。


さてナンジャモンジャの花です。本堂の右手に・・満開です。

モクセイ科ヒトツバタゴ属(ナンジャモンジャは俗称)・・・日本では対馬、愛知、岐阜にだけ自生しているそうです。

《蛇足》鐘楼の前に「権八地蔵」が立っています。延宝八年(1680年)・・・武蔵国大里在忍庄久下村・・・と刻まれています。権八とは歌舞伎「鈴ヶ森」に登場する白井権八のモデルになった悪党のことです。中山道熊谷堤(久下の長堤)で強盗殺人を働き処刑されます。なぜそんな悪党の供養塔を久下村の村民が立てたのかなぜその供養塔がここにあるのか謎だそうです。

勝願寺の・・・ナンジャモンジャの木 過去ログ→2010/2/20
勝願寺についての 過去ログ→2010/2/19


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