比企の丘

彩の国・・・比企丘陵・・・鳩山の里びと。
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蝶の季節・・・蝶の里で・・・アカボシゴマダラとヒオドシチョウに逢いました

2015-06-02 | 生き物大好き 蝶・昆虫
5月31日、久しぶりで隣町の嵐山町、国指定史跡「比企城館跡群」の一つ「菅谷館跡」の広大な森に続く「蝶の里公園」を尋ねました。隣町ですからすぐです。
オオムラサキの森の活動センター」の前にあるエノキの木(幼虫の食樹)に吊り下げられた網袋の中には枯葉にくっついて休眠越冬したオオムラサキの幼虫が入っています。年により違いますが6月末ごろから幼虫はエノキの木に登り葉を食べて、やがて蛹になり、羽化します。羽化したオオムラサキはクヌギ、コナラ、ニレ、クワなどの樹液を求めて飛び立っていきます。

オオムラサキが生きる自然・・・豊かで広大な自然環境が維持されているということです。

さて、園内をブラブラ散歩です。
オオムラサキの羽化はまだ1ヶ月以上先ですが、いろんな蝶が飛びまわっています。

アカボシゴマダラの♂?(春型ですからアカボシはありません)とヒオドシチョウが樹液を吸っています。スズメバチも飛んでいます。

春型から夏型になったアカボシゴマダラ・・・周りにいるのはサトキマダラヒカゲとかコガネムシかな?

ここには蝶の棲める豊かな自然が残さされています。

アカボシゴマダラ・・・タテハチョウの仲間、日本では奄美大島の固有種・・・だったが20年くらい前に埼玉県秋ヶ瀬公園に突如現れた。そのご各地で見られるようになったそうだ。蝶マニアのゲリラ放鳥ではないかといわれている。自然の生態系を崩したのは誰だ。
ヒオドシチョウ・・・タテハチョウの仲間、春に成虫のまま越冬したのが見られる。埼玉県では絶滅危急種。
※アカボシゴマダラ、ヒオドシチョウともに幼虫はエノキが植樹。

《蛇足》オオムラサキの情報については以下の情報が詳しいです。
嵐山町HPより→クリック→オオムラサキの森
嵐山町HPより→クリック→蝶の里公園
嵐山町観光協会HPより→クリック→オオムラサキの森 蝶の里公園



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