比企の丘

彩の国・・・比企丘陵・・・鳩山の里びと。
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彩の国・・・比企丘陵・・・吉見台地・・・ポンポン山を行く

2012-02-16 | 比企の丘から
1月31日、比企丘陵低山の散歩です。八丁湖の北の山の中に登っていきます。
クヌギを主体にした落葉樹林、赤松の自然林です。

林の中を歩いていくと、湖に降りる道が何本かあります。
野鳥観察コース、自然観察コース、丘陵コース・・・などです。
そのときの気分でコースを選んで歩きます。

今日は思いつきでポンポン山まで行く気になりました。
林を抜けて県道を横切り、林を抜けて、また県道を横切り、台地の上の神社まで30分くらいだったかな。

ポンポン山という名前は知っていたが・・・正式には高負彦根神社(たかおひこね)。
社記によれば、和銅3年(710年)創建、祭神は味鉏高負彦根尊(産土神系)、大巳貴尊(大国主命)、素戔男尊(すさのおのみこと)という。地方系の神、出雲系の神、天照系の神と神社もその時代の権力に無縁ではいられません。中央の神を祀ろわなければなりません。延喜式では玉鉾氷川明神とも称したという。氷川は簸川(島根県出雲平野を流れる大河です)の表記違い・・・出雲系です。

拝殿と本殿のある神社の裏手に回ると断崖絶壁の岩山です。
岩の上で強く足踏みをするとポンポンという音がするそうです。
高負(たかお)・・・このあたり字名は田甲・・・山・丘陵地の終端地の崖状になった高みを高尾という地名でいうことが多いようですからその表記違いかもしれません。ここも台地の終端の崖地になっています。崖地の高さ20m、吉見台地の崖地のすぐ下はかつて荒川の本流であったそうです。いまは荒川まで2km、豊かな田園が広がります。

台地の上から筑波山が見えます。

八丁湖から往復8000歩、5kmくらいでしょうか。いい散歩になりました。 


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