比企の丘

彩の国・・・比企丘陵・・・鳩山の里びと。
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中国東北部・・・旧満州の旅①・・・帝政ロシアの空気の色濃く残る・・・ハルピンの街

2018-09-03 | 道をゆく 台湾・中国・モンゴル
地球を歩く旅人・・・彩風人の写真帳

2016年中国東北部(旧満州)・・・ノモンハンを訪ねての旅・・・旅のはじまりはハルピンの街。
ハルビン市(哈爾濱市)・・・アムール川(黒竜江)の支流松花江の畔の街、黒竜江省の省都、市区人口は約590万人、市域人口は約961万人。19世紀末、中国清王朝と帝政ロシアの条約によりシベリア鉄道(東清鉄道)が敷設され交通の要衝になり、ロシアをはじめ西欧諸国の進出拠点に、小さな村から「東方のモスクワ」「東方の小パリ」と呼ばれる大都市に。いまもロシアの空気の色濃く残る街。

聖ソフィア大聖堂・・・1907年帝政ロシアの軍用教会として創建されたロシア正教会の聖堂。
現在は教会・聖堂としては使用されず、ハルビン建築芸術館として一般公開

旧松浦洋行・・・ハルピン中央大街の中心部に建つ。ロシア人の設計、1917年建造。旧日系商社ビル。

モデルン・ホテル(馬迭爾賓館)・・・中央大街の中心部に。
フランスルネッサンス建築様式、ユダヤ系ロシア人マデイェールの設計で1906年建造。現在も営業。

啤酒文化広場・・・ビール広場。ハルピンはビールの町。
1900年ロシアの企業が設立した中国最古のビール工場があります。青島にドイツ資本のビール工場が設立したのは1903年。
文化広場・・・中国の公共公園、コミュニティー広場。屋根がついているのは冬の積雪対策か。
※撮影日は2016年6月5日。
※ハルピンには旧日本軍の細菌化学兵器研究機関「731部隊」の遺構があります。オプションの見学コースになっています。

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