比企の丘

彩の国・・・比企丘陵・・・鳩山の里びと。
写真、文章のリンク自由。

原発事故の・・・収束宣言が出た・・・チェルノブイリの今

2011-12-23 | 2011東日本大震災 福島原発
12月17日、政府・・・総理大臣は「原発事故収束」を宣言した。
それがどういうことを意味するのか、わたしには判断できない。
むしろ、これからたいへんな問題が山積みされていることを覚悟してほしい。



上の写真の「原発事故20年 チェルノブイリの現在」ピエロパオロ・ミッティカ写真・著(柏書房2011年刊)からの写真をコラージュで。悲惨であり直視に耐えられないが現実であると思います。
この本の写真は何かの機会に見てほしい。

下の写真は上記の本の別ページ(説明するに忍びない)。

話は変わり別の本の話・・・上坂冬子著「生き残った人びと」(文春文庫1993年刊)・・・1945年広島で原爆被曝し生き残って事情あってアメリカに渡った人々の後遺症に悩むその後を追ったルポです。1975年広島県医師会長がロサンゼルスを訪れ被曝者の実態を見て、1977年、第1回の訪米検診が始まります。本の表紙は現代日本画家の最高峰平山郁夫(学生のとき広島で被曝されたかた)。

本題には関係ない話です。もう1つ別の本の話・・・開いたページに「少女暴行事件の傷跡」という文字が見えます。佐野眞一著「沖縄 誰にも書かれたくなかった戦後史」(集英社2008年刊)・・・650頁にもなる文章の中の10数頁に、1995年、3人の米兵が小6の少女を暴行した「沖縄少女暴行事件」の記述があります。最近、某大臣が存じてないといった事件です。



放射能の測定器をグループで買ったもの・・・順番待ちだったがようやく手元に。
林檎の買い置き(0.046)、台所シンクの排水溝(0.068)、葱畑(0.093)、道路側溝のマンホール口(0.090)、小松菜(0.062)・・・ほかに2階ベランダ0.067、居間0.057、門柱あたり0.010・・・



ちなみに埼玉県の標準は0.050マイクロシーベルト。これがどういう数値かわからないのが・・・悲しい。

追伸あるかたのブログ・・・を見ました。3月21日から9月15日まで(8回分)、福島県浜通りの大震災後の臨場感そのものの現場、立入禁止地点(大熊、楢葉、双葉、富岡など)に入って(理由あって入ったと書いてあります)の生々しい写真があります。後世に残しておくべき写真です。ぜひ見てほしいブログです。
   「森の隠れ家 by KEIZI」さんのカテゴリー「東日本大震災」
フォトアルバムも3篇あります。あわせて見てください。


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
収束宣言 (pochiko)
2011-12-23 23:31:59
どこをどうして収束と言うのかわからないです。
まだ原発の近くの地域の人は避難しっぱなしですし
放射能もあちこちで高い数値を出しています。
原発だけに限った事なんでしょうかね。
それもテレビで見た限りですが
収束とは程遠いような気がします。
返信する
先が見えない収束宣言 (pochikoさんへ・・・)
2011-12-25 00:13:07
25年たったチェルノブイリの現在はどうなんでしょう。
新聞で見る汚染地域は同心円ではなく斑汚染といわれています。
《追伸》で福島浜通りの人のブログをリンクしました。富岡、双葉などのゴーストタウンの写真が出ています。
除染が可能ならばいいのですが。
返信する

コメントを投稿