【“歯”という漢字】
“歯”という漢字は元々、”開いた口の中に歯がならんでいる”状態の
象形文字から来ています。(上図(左))子供が描くような簡単な絵
ですが、それがかえってわかりやすくていいですね。
ですが、この象形文字は“口”部分だけをあらわしていて、漢字には
ある上の“止”部分がありません。どうして“歯”という字と“止”が
関係あるのかも不思議ですね。
実は大昔の中国では“歯”は「シ」と発音されていて、同じ発音を
する”止”という字と組み合わせて”齒”という漢字になったようです。
(上図(中))つまり、”齒”は上半分は音、下半分は状態・様子を形で
表した二つの要素からできているという事なのです。
”齒”という字は50~60年前まで使われていましたが、今では
もっと簡略化され“歯”に変わり、ほとんど古い”齒”を見ることも
なくなりました。
今の“歯”という漢字は、“米”と関係があるというわけではない
んですね。
“歯”という漢字は元々、”開いた口の中に歯がならんでいる”状態の
象形文字から来ています。(上図(左))子供が描くような簡単な絵
ですが、それがかえってわかりやすくていいですね。
ですが、この象形文字は“口”部分だけをあらわしていて、漢字には
ある上の“止”部分がありません。どうして“歯”という字と“止”が
関係あるのかも不思議ですね。
実は大昔の中国では“歯”は「シ」と発音されていて、同じ発音を
する”止”という字と組み合わせて”齒”という漢字になったようです。
(上図(中))つまり、”齒”は上半分は音、下半分は状態・様子を形で
表した二つの要素からできているという事なのです。
”齒”という字は50~60年前まで使われていましたが、今では
もっと簡略化され“歯”に変わり、ほとんど古い”齒”を見ることも
なくなりました。
今の“歯”という漢字は、“米”と関係があるというわけではない
んですね。