11.【虫歯は“歯虫”から】

＜虫歯は”歯虫”から＞

紀元１～２世紀から１８世紀末くらいまでは虫歯は歯を
食べる虫“歯虫”によって起こると思われていました。
それもこの写真のように内側から悪魔のような存在がドロ
ドロと中を食べつくして行くのです。。。とてもイメージ
しやすく、あまり情報のないころであれば長く信じられて
いたのがわかるような気がします。今でも小さな子供さん
にはわかりやすかもしれませんね。

現代で考えてみると・・・

これと全く同じ事が起きる事があります。歯の表層は硬く
虫歯の菌もあちこちを食い散らかして行く事はできません。
そこで力を合わせ一か所から掘り進み、やわらかい部分
（象牙質）に入るとあちこちに広がって口散らかしていく
・・・見た目は何もなくても、レントゲンでチェックすると
「大きな虫歯がありますよ」っと言われた事ありませんか？　
これが、まさにこの写真と同じように”中が空洞状態”に
虫歯の菌にやられた状態なのです。。

歯虫に食われていないか、定期的なチェック必要ですね！