昨日、東京中野区にある『弥生高齢者福祉さんター』から敬老会出演の承諾書が届いた。早速サイン・押印し返信した。
共演していただくことになっているパントマイミストにそのコピーを送った。
丁寧な出演依頼書なので、その文面の骨子部分だけを以下に書いておこう。
この度は、ご多忙中にもかかわらず、弥生高齢者福祉センター 地域交流事業「敬老会」のご出演をご内諾いただき誠にありがとうございます。つきましては、下記要領により実施を予定しておりますのでよろしくお願いいたします。
また、同封いたしました「出演承諾書」の内容をご確認の上、お手数ですがご署名・ご捺印いただきご返送下さい。
とある。
あと1ヶ月で出演の日が来る。
昨年マジックとパントマイムのコラボレーション・ショウをやった高齢者福祉センター(社会福祉法人 奉優会)から、9月の敬老の日に「昨年と同じ企画で今年もお願いしたい」と、昨日ご依頼をいただいた。昨年は若い女性にパントマイムをお願いしたので、今度は年配の男性パントマイミストと競演してみたい、と思っている。
そして、今日、共演していただきたい人に電話で趣旨お話し、内諾を得た。
さっそく企画を形にし、その方へ、メールを入れたところである。
昨年のテーマは「公園にて」だった。今年は「少年時代」にしようと思う。
第一部はマジックショウ、第二部がパントマイムショウである。2つの部のつなぎをどうしようか、悩みそうだ。
舞台は30分だから、よほどコンパクトにまとめないと、ごたごた劇になってしまう。
捨てて捨てて、なお捨てて、スリムな舞台にしようと思う。
パントマイムとマジックのコラボレーションである。
満席の会場はパントマイムの「風船」がはじまると、大きな笑い声で包まれた。
マジックもやんやの喝采(?)で盛り上がった。
なんといっても会場に来ていたお客さんの笑顔が出演者にとってエネルギーの源になる。
これからも機会あるごとにこのような舞台に挑戦していこうと思う。
協力していただいたパントマイミスト・清水きよし先生のお弟子さんである福田如子さんに感謝します。そして企画を受け入れてくれた福祉センターの方々にお礼を述べたいと思います。

買ったものはモスリンの腰紐2本だけである。その店の名前は「まるやま」(自由が丘店)で、たまたま秋冬物の内覧会をやっており、店の中は活気があった。
「マジックに使うひもだから、高いものじゃなくていいんです」
430円2本だから合計860円の客に対してでも、和服を着込んだ店員が帰り際には店の外まで送ってくれた。
送り出しながら店員は聞いた。
「どんなところに使うんですか」
「若い女性を縛り付けて、気合一発で脱出させるんですよ。名前は『脱出』って言うんです」
「エーッ、どんな縛り方をするんですか」
「うーん、うーん」
「そうですよね、秘密ですよね」
「そうなんです。悪いね」
明日、高齢者福祉センターで行うパントマイムとマジックのコラボレーション・ショウに使う小道具である。
衣装や小道具を揃えていくと、だんだん気持ちが乗ってきて、ワクワクしてくる。
パントマイミストからメールを頂戴した。「もう1人相方を連れて行きたいと…」
もちろん、大いに歓迎だ。
これから大きなカバンに一式を詰め込もう。
9月17日(日)の午後、社会福祉法人「奉優会」(http://www.foryou.or.jp)中野区弥生高齢者福祉センターで催される敬老会に出演することになっている。
今回は初めてパントマイムとのコラボレーションである。こんな企画をやること自体、無謀であるし、自分の知る限り、日本では初めての試みであろう。パントマイムの清水きよし先生に無理をお願いして、優秀なお弟子さんをご紹介いただいた。福田如子さんという方である。
先日彼女と話し合い企画の骨子が決まったので、今日はその報告を兼ねて、最終の打合せをしてきた。
今回の企画案については、センターの責任者よりこのまま進めてよいというご了解もいただいた。
さて、日本でも初めてのパントマジックのはじまりはじまり。
導入部は「はないちもんめ」のBGMとナレーション(朗読)でスタート。パントマイムの部とマジックの部は「宮崎 駿の世界」のCDを通して演奏、締めの部は2人のコラボレーションであって、ここも「はないちもんめ」で行こうと思う。
たかがボランティア、されどボランティアである。誠心誠意、務めようと思う。
清水きよし先生からご紹介いただいた共演者と打合せした。
この方とは清水先生のカルチャー教室で一緒にパントマイムの練習をしていた仲間だったので、もちろん初対面ではない。
お会いするまでは1人でいろいろ考え、どのような企画にするか、ほとんど暗中模索中であった。昨日その方とお会いし、お話をチョットするだけで、演目の概要がつかめてしまった。
まずタイトルであるが、「公園にて」と決めようと思う。
コラボレーションの方法とパントマイミストとマジシャンのブリッジをうまくやることが今回の舞台のポイントになるだろう。
昨日、パントマイムの師匠である清水 きよし先生に、教室が始まる前の貴重な時間を割いてもらい、逢っていただいた。
9月17日に出演が決まっている草の根ボランティアで競演してもらう方を紹介していただくためである。
中年以上の女性で、しかもボランティアに協力していただける方を、とお願いした。
先生の弟子は大勢いらっしゃるので、近いうちに素晴らしい方をご紹介いただけることになるでしょう。
今回は準備の時間もあまり取れないので、共演者が決まった段階で、短い時間で集中的に企画を詰めなければならないだろう。
そして出演者もマジシャンとパントマイミストの2名だけのコラボレーションとなる。BGMもCDでいこう。
これがまあまあの出来であったなら、企画をさらに充実させ、マジシャン仲間とパントマイミスト仲間の交流を図り、地域の広がりを目論見たい。
こんな夢を持って、今回も挑戦しようと決意した。
こちらは「笑尾座」として参加するのであるが、座に所属している3人は今、懸命に練習に勤しんでいる。
会場に足を運んでくれる観客は舞台の中で演技したり歌ったりする人を容赦ない目で見ることだろう。その人たちがプロだろうが、アマチュアだろうがそんなことお構いなしだ。
また主催者としてもみっともない舞台は何としても避けたいだろう。
ということは、たかがボランティア、されどボランティアということになる。

先ずメンバー構想だが、所属していたパントマイムの仲間に声を掛けて、2名に加わってもらう。
それとアコーディオンかギター奏者1名にも加わってもらおう。こちらの方は新たに人材を探さなくてはならないが…。
つまりパントマイミスト男女1名ずつ、マジシャン1名、BGM奏者1名の4名である。
一座はマジックとパントマイムのコラボレーションとなる。
ストーリーは若干のお色気とペーソスと笑いの混ざったものができるといいなー、と思っている。このストーリーは自分で考え、シナリオを作ってみたい。雰囲気はアラビアンナイト風といきますか。さあ、また忙しくなりそうだ。
このブログを読みボランティア活動に興味のある方でアコーディオンまたはギターをたしなむ方、お知らせください。

現在「笑尾座」を立ち上げようとしているところである。
今年の敬老会の日にこの座の旗揚的公演も決まりそうである。
順調に企画は進んでいるようだが、どうもまだぴんと来ない部分がある。それは座としての明確な「ミッションと特徴」を打ち出せないからである。責任者として何とかしなければならないところであるが、今も思案中である。
ボランティア活動のための一座であるが、公演先である相手(つまり観客や主催者)は会場や機材関係を用意し、スタッフもスタンバイして待っている。そして多くの観客は楽しみに待っている。
つまり相手方としては、公演に来る座はプロだろうがアマチュアだろうが「受け入れるための態勢」はまったく同じなのである。そのためにも活動のポイントを明確にしておかなければならない。
メンバーとも相談しながら、このミッションと特徴に関して相談しながら進めようと思う。
ボランティアグループが結成された。3名の小さなグループだが、各々が個性的なキャラクターの持ち主であるので、経験を積みながら演目内容や企画内容をもっと練れば面白くて特徴のあるグループに成長することだろう。
一人はクラッシクから童謡まで幅広く歌える男性歌手。しかも彼は演歌も得意だ。
もう一人は歌っておどれる若い女性ピアニスト。
このお二人は介護に関心がある点、共通している。
そしてマジシャンの私の計3人である。
さっそくかつてマジックで出演した中野区にある高齢者福祉センターに諮ってみよう。
敬老の日をねらって企画書「お祝いde Show」を提出しようと思うが、9月だとちょっと間に合いそうにない。敬老の日は最大のイベントを組むのがセンターの方としては普通であるので、もう行事内容などを決めてしまっているかもしれない。
一座の名前であるが「笑尾座」(わらおうざ)である。
ここは私達のマジッククラブが過去2回出演しているところである。
12月19日(月)にクリスマスパーティーを催すので、そのイベントに参加してほしいという内容のものである。持ち時間は30分間。
年末のしかも平日なので参加者は仕事をリタイアした方々の中から希望者を募らなければならないことになるだろう。
そして、やや高齢になった仲間が高齢者福祉施設の方々を相手にマジックを披露するので和気藹々とした雰囲気が出る、そんな企画が望ましいような気がする。
これから施設側と細部、詰めて行く必要があろう。

私達のマジッククラブがボランティア活動を実際に開始したのは平成15年度からだ。
それ以前から、自分達の技術を高めるためと、せっかくこんなに練習しているのだから、いろんな人に喜んでもらえる場を持ちたいと、メンバーから話が持ち上がっていた。
それは多分、平成10年ごろからだったと記憶している。
そこで今回は、私達のような「草の根ボランティア」活動を進める際の手順と、留意点を書いてみようと思う。
まず、大きな組織で動いているわけでは無いので、メンバーみんなが手分けをして少しずつ事を運ばないと、計画倒れになってしまうおそれがある。私達のように小規模で運営するには、みんなに参加してもらうことが必須の条件となるのである。その意味で、ボランティア活動においても適切なリーダーシップの存在が不可欠となる。いや、報酬を得ない活動(実際は手弁当)だから、なおさら強いリーダーシップが必要なのかもしれない。
もちろん、勤めの関係や私用等で正規に参加できない人もあるが、縁の下で何らかのお手伝いをしてもらい、非参加者を作らないことである。
それでは、草の根ボランティア活動のすすめ方を以下に示そう。
手順1:情報の発信
自分達は、どのような目的を持って活動しているボランティアグループなのか、どのようなことができるのか、どのようなメンバー構成なのか、どのような活動履歴があるのか、といった情報を日ごろから発信する。
手順2:受け入れ側のニーズ確認
発信したメッセージに反応してきた相手(受け入れ側)のニーズを確認するのであるが、相手はこちら(ボランティアグループ)にどのようなことを期待しているのか、そして、どの程度こちらとして応えられるのか、概要を説明しておく。もちろん、こちらはプロではないので世間一般に望まれるようなレベルのことはできない。
でも、やる以上は相手に目いっぱい喜んでもらいたい。そこで相手ニーズとこちらの持っている人的スキルとのすり合わせが重要な打ち合わせ事項となるのである。
ボランティア活動展開では、ここがもっとも肝心なところである。
この打ち合わせが十分でないと「やっぱりアマチュアだもん、そんなもんだよ」「期待してたほどではなかったな」といことになってします。
これは両者にとって不幸なことです。
手順3:企画素案の提示
企画素案を示し、マジックショウの内容と進め方を説明する。ここでは受け入れ側からの要望を再度確認するとともに、修正要望をなるべくイベント内容に組み入れる。
手順3:出演者の募集
相手先の事情を説明し、企画素案を提示し、グループの中から出演者を募る。希望者が少ない場合はリーダーが指名し、出演を依頼する。
手順4:企画案と依頼事項の提示
最終企画案を示し、了承してもらう。受け入れ側にもお願い事項が多々発生するので、こちらからリストを示し、協力してもらえるこ事項を確認する。例えば舞台装置、BGM、机のセット、幕の存在と上げ下げ、控え室(出演者と司会者の着替え用)、ハンドマイクと据え置きマイク、アシスタント等、受け入れ側もやることは沢山あるからである。
手順4:出演者との打ち合わせ
受け入れ側のニーズと先方からの細かい要望事項等を再度説明する。出演順、各人の出演時間、やって欲しい演目、コスチュームのレベル、マジック道具、受け入れ側の場所と交通アクセス方法など、出演するに必要は具体的な事柄を伝え、依頼する。
手順5:出演
いよいよ出番である。
手順6:振り返り
出演者およびリーダーは、終わった時点で振り返りの時間を持つ。(ほとんどの場合、アルコールが入る。小泉総理じゃないのでいいか?)
おっと、少し、長くなってしまったようだ。
留意点は次回にしよう。
私達のマジッククラブがボランティア活動を開始したのは平成15年からで、その年は1回、翌年は2回、いままでに3回実施した。高齢者福祉施設が2回、精神科・神経科病院が1回である。
要請先がどのような状況のときに私達のクラブに出演依頼するか、たった3回しかやってはいないのではあるが、いろいろ打ち合わせを重ねているうちに、徐々にわかってきた。
ほとんどの場合、めでたいイベントを企画しているときである。それも施設において、年1回程度行ういわゆる「お祭り」のプログラムに入れ込んで、イベント全体を盛り上げたいという意図を持っているときが多い。
高齢者福祉施設では2回とも敬老の日であった。また精神科・神経科病院の場合は年1回実施する秋の「文化祭」に出演の依頼があった。
各回とも出演時間は30~40分ほどであるので出演者は4~5人で十分である。クラブ員の中から、原則として希望者に出演してもらうことになっている。
今年も2~3回は実施する予定である。活動はどうしても9~10月に集中する。それはこのような催しものが秋に集中するからなのだろう。