先日、あるコンサルタント会社から、予定していた講師が階段から足を滑らせて、大けがを負ってしまった。ついてはピンチヒッターで3日間の合宿研修をしないか、という申し出があた。
単なる研修のピンチヒッターは受けないというのが自分の信念である。従って、何も事情を知らなかったら、当然お受けしなかった。
しかし今回の場合は事情が違っていた。
その講師をよく知っていて、心情的に応援したいという気になってしまったこと。また窓口になっているコンサルタント会社の社長と顧問も、存じ上げていたことである。このお二人からの依頼である。
これは断れない。
そして、悪戦苦闘に挑むことになった。
コンサルティングは継続してやっていたが、若手を相手の合宿研修は久しぶりである。勘を取り戻すに時間がかかる。
まして当該研修の継続性から、教材関係はすであるものを用いなければならない、など諸課題をかかえて臨むことになった。
その日が近づいてきた。明後日の10月20日からの3日間である。