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楽しく生きる方法探そう

生きてるだけで人生まるもうけ。だって、いろんなことが体験できるんだもの。
自分流・楽しく生きる方法、見つけよう。

再び、『大往生』から引用する。

2006年05月13日 | 生きるってなに?

永 六輔著『大往生』から引用しよう。
これはもともと「老い」「やまい」「死」を見つめるために書かれた本である。
死の恐怖から少し解放されたと言えるようになった、これが読後感である。
シリアスな本の中にも、味のある表現があったので2~3引用する。

……
死ぬ前になりますと、人間は炭酸ガスが増えるんです。この炭酸ガスに麻酔性がありますから、最後はそれほど苦しまずに終わるようにできているんです。

……
永 六輔(著者)「腹上死っていうのは …その… 相手が女房でも、腹上死っていうの?」
小沢昭一(俳優)「永さんね。断言しますが、女房で腹上死はありえません」

……
「百歳を超えてるおばあさんで、娘さんが老衰で亡くなったっていう人に会ったけど。…あるんだねェ、そういうこと」
かって老衰と言えば、長寿の果てにあることで、長寿の親が娘の老衰を見送るということはなかった。泉重千代さんも「百歳を過ぎて子供に死なれたのは辛かった」と言っている。その泉重千代さんが百十五歳の時に「どんな女性が好きですか」と聞かれて応えた言葉。
「……年上の女」

面白い話だ。何だかホッとする。
楽しく生きる方法の1つを知った。    

 

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『夜と霧』を読んだ。

2006年05月03日 | 生きるってなに?

かねてから是非読んでみたいと思っていた1冊の本があった。それはヴィクトール・E・フランクルの『夜と霧』で、連休のゴロ寝の途中でちまちまと読もうと思っていたのだが、読み始めたら切迫した内容に引き込まれ、一気に最後まで読んでしまった。
出版社はみすず書房、訳は池田香代子である。
著者フランクルはユダヤ人で、第二次世界大戦中、ナチスによってアウシュビィッツの強制収容所に送られた心理学者である。
自身が収監された人間でありながら、冷静に周囲の出来事を観察し、生死のハザマにいる人間の心理を分析し、しかも自己の精神をコントロールしながら生きてきた期間をドキュメンタリー風に仕上げたストーリーである。
書き方は淡々としており、決して大げさな表現でないだけ、なおさら胸打つものがあった。
戦争そのものを指弾するものではなく、また戦争を引き起こしてしまった人を恨むでなく、たまたまこのような厳しい状況に置かれてしまった人間の心理を鋭くえぐった悲惨で残酷な物語である。

私たちは歴史をひもといた機会や、映画や物語などを見たり読んだりしたときにアウシュヴィッツの収容所を知ることができる。これらは全て、外部から観察した情報をまとめ、後世の人たちに供されたものに過ぎないのである。
しかしこの本は違う。収監された人が書いたものであり、死と直面した人間が、そこから解放されたときに書き上げたものである。
だから凄い。

読み終わってすっかり疲れてしまった。でもこれは快い疲労感であった。
(どうして快いかって?)
平凡に生活できるって、最高に幸せなんだなー、ということなんだ。   


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「大往生」を読み始めた。

2006年04月24日 | 生きるってなに?

永 六輔著「大往生」を今日から読み始めた。
細切れ時間を使って読むので、こんな薄い新書版でもけっこう時間が掛かる。
読み始めたら止まらなくなりそうだ。

しょっぱなから文章の型破り加減に驚いてしまった。とてもいい。
「ハゲになったり、白髪になったりして嘆くことはありません。ハゲたり、白くなったりするまで生きられたと思えばいいんです」。これは永さんが浅草雷門のそばでキセルの修理をしている老人から聞いた話しだそうである。
自分も髪は白い。それを結構気にしている。
この一文だけでちょっと気が楽になってしまった。   

 

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マイナスイオンの効用を知ったー2。

2006年02月15日 | 生きるってなに?

昨日に引き続いて、同じ本からの抜粋である。
『電子を余分に持っているマイナスイオンは、人間の体内に入ると、さまざまな素晴らしい活躍をしてくれます。それは、不調のもとである活性酸素をやっつけてくれるからですが、ここで、活性酸素について理解しておきましょう。
私たち人間は、呼吸をして体内に取り込んだ酸素によって、食物をエネルギーに変えて生きています。だから酸素はなくてはならない大事な物質ですが、ほかの物質から電子を奪って「酸化」させてしまう、つまりサビさせてしまうという、困った性質ももっています。
この酸素がさらに強力になったものが活性酸素で、体内で酸素から自然に発生します。本来、活性酸素は体内の細菌やウイルスをやっつけるといういい働きもしているのですが、増えすぎると、遺伝子を形成する核酸や細胞膜など、体にとってもっとも大事な部分を酸化させてしまうのです。
こうして、体のあちこちが酸化してサビてしまうことが「老化」であり、ガンや動脈硬化、糖尿病など、さまざまな生活習慣病を引き起こす原因にもなるのです。』
『普通、空気中のマイナスイオンとプラスイオンの割合は50:50程度でバランスがとれています。日本では50年ぐらい前までは、このバランスが保たれていましたが、地球の温暖化による紫外線の増加、排気ガスなどによる大気汚染、電磁波などが原因で、徐々にプラスイオンが増え続けています。
とくに、ここ10年ぐらいはプラスイオンが急激に増加しており、それが現代人のさまざまな健康上の不調を招いているといわれています。』
…… 続く……                        

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マイナスイオンの効用を知った―1。

2006年02月14日 | 生きるってなに?

今、『マイナスイオンを我が家に取り入れる快適!生活術』(堀口昇著・青春出版社刊)を読み始めたところである。
頭痛、肩こり、イライラなどの体調不良はプラスイオンの多い悪い空気を吸っていることで起こるのだそうだ。反対に、マイナスイオンが多い、いい空気を吸っているといつも体調がいいのだそうだ。
ところでマイナスイオンとは、いったいどんなものなのだろうか。
「全ての物質は原子からできており、原子の中心には陽子(+)と中性子からなる原子核があり、そのまわりを電子(-)がくるくる回っている。この状態の原子はプラスとマイナスのバランスがとれていて、電気的に中性で安定している。ところがなんらかの理由で電子が飛び出してしまうことがある。すると原子は電子のバランスが崩れ、プラスイオンとなる。飛び出した方の電子は他の電子にくっつくので、その原子はマイナスの電気を帯びて『マイナスイオン』となる。
原子がプラスやマイナスの電気をもった状態になったものを『イオン』という。」
以上はその本から抜粋したものである。

風邪をひいていないのに時々ひどい頭痛と肩こりに見舞われる者(私も)にとっては、研究してみたい課題である。      
――― 続く ―――     

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ドウダンの花が咲いた。

2006年01月21日 | 生きるってなに?
今朝は雪景色。
すっかり枯れてしまった庭のドウダンに花が咲いた。
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国の検定試験の手続きを完了した。

2005年11月12日 | 生きるってなに?
昨日、ネットで受験の申し込みをし、そこからいただいた申し込み番号で近くのコンビニから受験料を払い込み、たった2日間で受験手続を全て完了した。簡単だった。
便利になったものだ。
何もかも便利になることには若干抵抗もあるが、必要不可欠の要件がこんなに簡単・迅速に処理できるならば、やはり便利な社会になったんだなーと感嘆せざるをえまい。

これからは否応なしにユビキタス社会になるのであるから、年を重ねた人も社会の変化に乗っていかなければならないのであろう。難しいことではあるが、それが心身の若さを維持する1つの手段かもしれない。
それがまた、社会の活力を生む仕掛けであるならば、ヨタヨタしながらでも付いていくようにする、こんな姿勢が大切なのかもしれない。  
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資産の運用に関心を持つ。

2005年11月05日 | 生きるってなに?

会社の同僚や友達にお金のことを話すと、さげすんだ目で見られる。だから自分も何だか下品な話ではないかとあわてて口をつぐんでしまう。そんな時、さげすんだ人がやけに気品が高い人に見えてしまうのは、私だけであろうか。
お金の話とは例えば次のようなものだ。株をやっていてお金をたっぷり儲けた、土地が思ったより高く売れて損が挽回できた、有名ブランドの腕時計をとても安く買った、あるいは会社での成績が良かったのでボーナスが同僚よりたくさん出たとか、そんな話は家族やよっぽど親しい友達でもない限り話さないものだ。卑しいことだと教えられたからかもしれない。

これが欧米、特にアメリカだったらどうであろうか。この例の話など全て内緒にするようなことではなく、聞かれれば堂々と話すに違いない。自分の実力と裁量と少しだけ運に恵まれたために得た成果であるから、遠慮するようなことでも下品なことでも、ましてや卑しいと考えることなど、とんでもないことなんだろう。

長寿社会にはなった。しかしこれから増税になる、医療費が上がる、年金が確定給付型ではなくなる、莫大な国の借金を国民(私達)が長期にわたって返済しなければならなくなる、となればお先真っ暗だ。こんな状況になってしまったのだ。
でも、何と私達は国の借金の2倍もの金融資産を持っているのである。つまり国民(私達)は大金持ちなのだ。

   …そこでだが…

これから楽しく生きていくためには、私達も自己責任においてしっかりとした資産運用に対する考え方と方針をもって、持てる資産を上手に運用することが必須の条件になる。繰り返すが、将来国に面倒を見てもらうようなことはできなくなるのだ。
プロのおじいちゃんは自分の資産を上手に運用していることを自慢しなければならない、と思う。
また若い人はすぐに、そう今日から老後のことを考えて、資産形成と運用の勉強をする必要があろう。勝ち組に残りたかったら、それ相応の努力が必要なのだ。
かくして、以前とは全く状況が変わった社会となるのである。      






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インドでの出来事を思い出した。

2005年11月02日 | 生きるってなに?

最近また公私共に忙しくなった。
そこで少し古くなるが、インドでの出来事を思い出した。
私のことではなく、日本のパントマイム・第一人者、清水きよし先生の体験談である。
先生がインドで公演活動をしているときのこと。
   …
カルカッタからバスで10時間ほど奥地に入った中都市での出来事だそうである。
「円を現地通貨に交換するために銀行に行った。申込書を書き、窓口に提出し、待つこと3時間。呼ばれてから窓口に行ったら入れ替わり立ち代り話しかけられ、さらに30分経過。なんと聞かれたことはほとんど(通訳を通じての会話であるが)、内容は日本とはどんな国なのか、どこにあるのか、といった仕事とは関係にないことばかりであった。そして目を輝かし、日本に行ってみたい、と言っていた。
どこかの家庭に招かれているような錯覚にとらわれてしまった」と。
   …
全てがシステム化・自動化され、ユビキタス社会を迎えようとしている社会に住んでいて、便利さが幸せに結びついていると思っている自分を、少しおかしくないかと思った瞬間だった。         



 

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おせんべいの写真を撮った。

2005年10月30日 | 生きるってなに?
さて、おせんべいの写真である。
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おいしいおせんべいをいただいた。

2005年10月30日 | 生きるってなに?

友人から「これは知る人ぞ知るおいしいおせんべいだから食べたら」と1袋のおせんべいをいただいた。
今までこのようにすすめられた食べ物で、こちらの口に合ったものは1度もなかった。
ところが今度いただいたおせんべいは本物だった。本物と言う表現は当たらない。ストレートにこちらの口にあったのである。
しょうゆと黒胡椒の味付けがたまらない。1番苦手な甘さが全くないのだ。
袋を開けると黒胡椒の香りがツンと香る。ピリッと辛くて、シャキッとした薄いおせんべい。正に大人の味付けである。
そのおせんべいの名は「黒胡椒せん」である。
おせんべいやさん本舗(新井製菓㈱)でつくっている。
直営店でした売っていないので電話で聞いてみたらいかがですか。
  0120-12-1184
実は今買ってきたばかりなのである。(戸越銀座店で)
家族も皆気に入っているようである。
写真を撮ったが、まだパソコンにアップしていないので、20分ぐらい後には次のページに写真を載せましょう。

うーん、これはうまい。          

 

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高校時代のクラス会に出席した。

2005年09月30日 | 生きるってなに?

昨日、高校時代のクラス会に出席した。7年半ぶりに実施されたので、久しぶりでみんなに会った。禿げ、白髪、ごま塩と、男性達は押しなべて急激に老人化してしまっていて半分ぐらいの人しか分からなかった。
それに引き換え女性達の若くてきれいなこと、驚いてしまった。高校時代と全然イメージの変わらない人もいた。たまたまこの学校は女性の方が少なく、従って女性の方々は全部判別できた。
密かに気にしていた人も出席していた。もちろん片思いの相手だが…。

こちらの丸テーブルについた仲間は画家、大学教授、定年退職したお2人と私の5人であった。最初はあまり打ち解けることができなかったが、アルコールが入ってくると徐々にお互いの名前を呼び捨てにできるような、そんな雰囲気になった。不思議なもんだ。
そのテーブルでの話題は「健康・病気(ボケ問題も含む)」がダントツナンバーワンで、「高校時代の思い出」、「仕事・定年後の日常」という順序であった。

アトラクションに2人が出演した。ひとりは創作日舞(高校時代の生物の恩師)と私のマジックであった。予てからやっている「花園」を最初にやったが、パントマイムによる花園の雰囲気を作るのがうまくいかなかったため、この演目だけは失敗であった。10分間の持ち時間を使って、合計4つの出し物を披露し、やんや(?)の喝采を頂戴した。
食事はフランス料理のフルコースであったが、半分もいただけなかった。マジックのネタの仕込みとコスチュームの着付けなどに30分ほど、演技10分、終えた後の整理に5分ほど掛かるためだ。司会進行の人はビールだけしか飲めない(こんな会合の司会進行役は大体こんなもんだろうが)のと比べれば、まあいい方だ。

ところでこのような会は、このことにエネルギーを注ぐことができるリーダーがいること、またそのリーダーに真から協力する人が複数人いなければできるものではない。
その意味からして、今回もよきリーダーシップの存在があったが故に成功したと実感したのであった。       

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クラス会の返信はがきを整理している。

2005年09月12日 | 生きるってなに?

9月29日に高校時代のクラス会が開かれるのだが、いま幹事の1人として出欠の返信はがきを整理している。
卒業者名簿と付け合せしながら、近況報告の部分を切り取って、一覧表にし、コピーし当日、参加者に配布することになっている。
驚いたことに、物故会員が増えたことだ。
最も親しかったA君が亡くなったのは大分昔のことであるが、最近もう1人の親しい友人が亡くなった。
ふだん付き合っているわけではないが、なんだか寂しい。
そんな年になったんだなーと、気づかされるイベントがクラス会とか同窓会である。     

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イーデス・ハンソンさんのお話。

2005年06月26日 | 生きるってなに?

昨夜、NHKラジオでイーデス・ハンソンさんのお話を聞くことができた。こちらは仕事をしながらだったので、全部をじっくり聞いたわけでない。でも彼女の博識の高さと人間性があふれ出ていて、思わず引き込まれてしまった。
一番魅力的な言葉は、彼女自身何度も使っていたが、「面白がる」という言葉だった。日本に45年も住んでいるが現在もアメリカ人である。多分“interested”という意味で使っていたにちがいない。
「日本に住んでいることが面白い、面白がって毎日生活している、明日が来るのが面白い、私は何でも面白がっちゃうのね」、といったように使っている。
面白がるっていう言葉は、ものごとをポジティブに受け止める状況を表現するとき、正にぴったり当てはまる。
積極性、前向き、未来志向、創造性、自己完結といったような意味が隠れているからなのでだろう。

楽しく生きる方法の1つに、この「面白がって」生きるって、いいなーと思った。   

 

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