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240ドアポケット補強 その2(全体補強)

2013年06月02日 | ボルボ240モナコブルー
240のドアポケットを補強しました。前回とは違って、全体です。

【1】まずは、助手席側。

【2】欠落してはいないものの、ひび割れが。ひび割れを無理やり開いて瞬間接着剤を流し込み圧着。
※ひび割れ部分全体の隙間に接着剤をいきわたらせるのが難しいです。長いひび割れなら左右に無理やり開いて、短いひび割れなら前後(上下?)にずらして開いて接着剤を流し込みます。
※瞬間接着剤は、粘度の低い液体状のものが隙間に入りやすくていいと思います。
※裏側から接着剤を流し込み、表側にはみ出た分を素早くふき取ると、表側がきれいに仕上がります。

【3】製造時の「バリ(とげ)」が邪魔。このままだと補強パーツが密着しない。

【4】ニッパーで切り落とし(狭いところはラジオペンチでねじってちぎるような感じ)、サンドペーパーで残りを削って平らに。
※ここの作業は、粘り強く丁寧にしないと、補強パーツと本体の間に隙間ができてしまい密着度が低下します。

【5】補強パーツ。上が右半分で使用。下が左半分で使用。左半分は、幅があると突起(仕切り?)と上の枠の間が狭くて通らない。加工が必要になる。
どちらもホームセンターで50円前後。ハサミで簡単に切断できる。
※よく似たタイプのものがたくさんあります。ホームセンターにドアポケットを外して持参し、あれやこれやと検討しました。アルミタイプもいいかもしれません。板ゴムを細くカットするのも、適度にしなりが出て、柔らかく仕上がるかもしれません。
※色もさまざまです。白、黒、木目、グレーなど。今回は、上から覗いで見ても補強パーツそのものがアクセントになるかと思い目立つ白を選択しました。
※下のタイプで右半分を補強することも可能です。スリット加工をするので、弱くなるかもしれません。

【6】まずは右半分。突起に合わせてスリットを入れる。金属用のこぎりとやすりを使用。これで隙間なくフィット。
※スリットを入れないで突起の右までの補強でも可能です。ただ、そうすると突起の左側の負荷が大きくなり、そこにひび割れができそうな気がします。

【7】瞬間接着剤をたっぷり塗って、洗濯ばさみで圧着。
※本体が完全に平らなわけではないので、接着剤を厚めに塗って圧着して、はみ出した分をふき取るのがいいと思います。全体を密着させるのが難しいです。
※全体を密着させたいので、「隙間」「浮き」がでないように洗濯ばさみで数か所抑えるのがおススメです。

【8】左半分。こちらは補強パーツが細いので加工しなくてそのままフィット。
瞬間接着剤をたっぷり塗って、洗濯ばさみで圧着。
※突起と言うかしきりというか、左の逆U字の場所は、隙間が狭いので、補強パーツに幅があるとそれに合わせてカットすることが必要になります。
※突起を境目に左右それぞれ別に補強することも考えましたが、そうすると境目に負荷が集中して、ひび割れが起きそうな気がします。

【9】いい感じで完成。見栄えも悪くない。

【10】ドアに取り付け。


かなり安心して使えるようになりました。

【おまけ】
さらに薄めのプラ板などで、ここまでやればいいのかもしれませんね。見栄えがちょっと気になりますけど。今回はパス。不具合を感じたらこんな補強にも挑戦してみます。

助手席側の予備のドアポケットです。こちらは台形型に割れて欠落したので、上記のような幅の広い補強パーツでの修理が必要なのだと思います。



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2 コメント

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OLDボルボの楽しみ方 (こじゃー)
2013-06-04 21:32:18
ですね。自転車のカスタム化に通じるものがありますね~。
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Re (管理人)
2013-06-04 21:56:51
自分でやると、やはり愛着がわきますね。
最近の自動車は、何かあると新品の部品交換になってしまいます。どうにもならないのならそれしかないと思いますが、できることならその部品を生かして再生させたいですね。
「ドアがへこんだ」→「ドア交換」なんて時代が訪れないことを望みますね。
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