タイトルのコメント 「僕も同感です」
保険屋さんの下村んさんから🔻🔺こんな情報(日経新聞の有料情報)をまたまた頂きました
いつもありがとうございます (有料版なので 情報料としてのお金払わんなあきませんね😹
ヴァージン航空では
・機内でお姉ちゃんがマッサージ(へんなとこじゃないです)〓フェイシャル
・テムズ川を高速艇で送迎
・高速道路をバイクで送迎
・空港までの手荷物の配送サービス(帰国も)
などなど 先進的なサービスを色々営業として講じて来ました
オーナーはレコード屋さん
🔻
『英ヴァージン再建、いばらの道 屋台骨の航空が苦境に』
2020/6/3 11:00
日本経済新聞 電子版より 一部
ここ
実業家のリチャード・ブランソン氏(69)率いる英ヴァージン・グループが、
新型コロナウイルスで窮地に立たされている。
中核の航空会社がほぼ営業停止に陥り、レジャーや金融事業も深手を負っている。
欧州を代表する起業家が一代で築き上げた「ブランソン帝国」は戦線縮小を迫られている。
■綻ぶ「ブランソン帝国」
ヴァージンは5月11日、米ヴァージン・ギャラクティック・ホールディングス株を一部手放すと発表した。
同社はブランソン氏が2004年に創業し、無重力を楽しめる宇宙旅行や超音速旅客機の商用化をめざしている。すでに複数回の宇宙船の試験打ち上げにも成功。19年10月には米上場を果たし、グループ内で勢いのある有望株だ。
4億ドル(約430億円)程度と見込まれる売却収入は、主にヴァージン・アトランティック航空の支援に回る。
「50年を超すビジネス経験の中で最も困難な局面だ」。ブランソン氏は4月、従業員に宛てた書簡でこう吐露し、私財の投入も含め万策を尽くすと強調した。ヴァージンは世界で約7万人が働く複合企業で、ホテルやクルーズといった新型コロナによる外出制限が直撃した事業が多い。
特に深刻なのが売上高が約28億ポンド(約3700億円、18年12月期)で、過半出資する傘下企業で最大規模とみられる航空事業だ。
ヴァージン・アトランティック航空は売上高の7割を米国便で稼いできた。
欧州域内では旅行制限の段階的な緩和が動き出したが、大西洋路線の需要回復は遅れるとみられ、依存度の高い同社は苦しい。
グループ資産の切り売りによる支援は、航空単独での資金調達の厳しさを映す。
航空事業の従業員の約3割にあたる3150人の削減も決めた。
■公的資金の確保に足かせ
航空会社の危機は世界共通だが、ヴァージンは公的支援の確保が難儀している。
5億ポンドの融資を求めているとされるが、
英政府はそもそも航空会社を特別視しない構えで「あらゆる判断は納税者が考慮される」(財務省)。
政府は救済するとしても、企業の自助努力が尽きてからとの立場だ。
ブランソン氏が事業で財をなした英有数の大富豪である点も足かせになっている。
租税回避地として知られる、カリブ海に浮かぶ英領バージン諸島の「ネッカー島」を個人所有して移り住んでおり、
英国では納税者が厳しい視線を注ぐ空気がある。
地元メディアによると、ヴァージン・アトランティックは複数の機関投資家と出資を受ける交渉を詰めている。
自助努力の先に公的支援も取り付けて再建をめざすが、
国をバックに付ける大手と格安航空会社(LCC)のはざまで一段と険しい競争環境に置かれるのは必至で、いばらの道だ。
ブランソン氏は金策の一環として、ネッカー島を担保に入れ金融機関から融資を受ける。資金流出に歯止めがかからなければ、私財や事業の追加の切り売りを迫られる可能性もある。
レコード店から出発し事業を次々と起こしてきた名経営者が嵐をどう切り抜けるか。
綻びを見せ始めた「帝国」は正念場に立っている。
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