テクノストラベル@読み捨てかわら版@これってどうなの旅の今昔

2004年12/20から、つらつらと書き続けて参りましたブログがプロバイダ閉鎖によりやむなくこちらに引越し致しました(涙

業界の地殻変動加速

2014-12-08 00:07:51 | 観光
HISを潰そうと躍起になっていた20数年前のJTBは完全に諦めた感じ
JTBとHISの2強、全弱の感の現在の日本の旅行代理店事情!

日本人の海外旅行先の象徴のハワイがもうJTB、HISの独占化がそうです!

海外店舗展開をどんどんしているHIS
日系企業と言うより外資の感じです!日本人の経営感覚で無い様な気がするくらい。
隔世の感。


どの商売も永く商うのは至難のわざです。
特に直ぐに出来て直ぐに撤退するのが「たべもん屋」です
飲食業の約70%~80%が創業から3年以内に廃業すると言われています。
その証拠に小社近くのイタリアレストランだのインド料理店だの私が肥後橋で
旅行事業部と言っても独立採算制で創業し正式に起業して来年で19年の間
どれだけの飲食店が廃業したか、移ろい易い消費者の心を繋ぎ停め商いするとは
何と大変か(泪)


経済産業省【中小企業白書】では、
起業1年目の廃業率が40%
2年目15%
3年目が10%

つまり3年で約70%の会社が倒産の憂き目に。
なんと10年目の廃業率は93%。

中小企業は嫌味に言えば90%は10年持たないと言う事ですね‼
30年企業となるともう立派な老舗企業です(笑)

旅行業界も御多分に洩れず、商いは大変です、ある意味、飲食業よりも大変です
と申しますのも、飲食店は初期費用が有れば、毎日の商いで現金収入が確実に得られます。


旅行業は違います、ベンダーからの仕入れにキャシュが必要です、お客様からは
後払いですので、たとえ、数日でもお客様からの入金の滞りが有ると、多額の商いの場合
商売はたちまち たち行かなくなります。

小社で扱いで本当にあったはなしです

ニューヨークへビジネスで8名様 皆様 企業の社長様での視察旅行です

もちろん、ビジネスクラス で
航空券代が全日空でざっくり 110万円(お一人ですよ)

ホテル代が3泊で21万円(お一人ですよ)

合計1000万円越え

お支払いは 1ヶ月後


お断りしました!


お客様は 「こんな良い仕事何で断るのんですか?!』です。 会社は東証一部の神戸の上場企業とその関連会社


でも、ANAを販売しても 販売手数料はゼロ円、
お客様さはそんなの関係ないですよね


以前なら この位の規模のお客様の旅行なら出来たんで
しっかり航空会社からの代理販売手数料も頂け、更にビジネスクラス販売のインセンティブも有りで
winーwinの仕事だったんですが、


どなたでも考えられますが販売量が多い大手旅行代理店には航空会社との間の密約も
有るでしょうから、我々に出さない販売手数料も有りですし無論 多額のインセンティブも有りでしょう!

大手はどんどん大きく、中小はますます厳しく、これが日本のどの業種でも起こっている事では?

なんのバックもなく、販売量もしょぼい小社 さてさて どうしますか?

やはり、こつこつしかしないですね!ぼちぼち遣ります!(^_^)













コメント
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