叢雲会ブログ

叢雲会 刀匠達の四方山話

無事帰還   杉田

2009-06-15 21:35:14 | Weblog
例年の如く「新作名刀展」開催の時節です。また東京に長逗留でした。
事前に成績の知らせは届いていてので其れなりの覚悟はありました。「優秀賞」と聞いていたので嬉しく思っていたのですが。
それでも「短刀、小脇差の部」。何となく馬鹿馬鹿しくなりました。長旅の為少々疲れ気味また。

最近・・・     ビンゴ住人善博

2009-06-15 18:46:05 | Weblog
とても忙しいです。
仕事もたまっているのですが、たたらの研究や映りの研究、そして蟻んこの研究と、頭の中で四六時中考えながら、時間を見つけては観察したり実験をしたり、そして報告用に纏めたりしています。
とにかく、気忙しいのです。

今年で6回目になるたたら研究の発表も、そろそろ核心部分に入ってきました。砂鉄中のチタンの役割について実験を繰り返してきましたが、私の実験結果の正しさを証明するであろう古い資料を発見しました。昔のたたら師達は、経験的に高チタン砂鉄の効用を知っていたのです。これで、論理的で非常に美しい研究発表になります。
来年と再来年の研究テーマも既に決まっています。研究を進めるほどに新たな謎が生まれ、それを解く実験のアイディアも沸いてきます。
問題は時間が無いことです。

昨日、刀を納めに行って来ました。
景色の良いところでご馳走を食べながらの刀談義はとても楽しかったです。
昼間のお酒は一番の贅沢だと思いました。

松葉さん
私も一度、大師範の技を目の当たりにしてみたいものです。

合氣道万生館館長砂泊大師範       國正

2009-06-15 08:12:52 | Weblog
昨日は万生館の有段者交流研修会で熊本に行きました。
脚部を負傷され歩行にも杖が必要な85歳の先生が、椅子に腰掛けたまま全員に手を取らせ1人1人何度も投げて指導されました。その瞠目の業たるや
摩訶不思議な氣の御業、昇華した魂の武道の姿を目の当たりにできて、私達は本当に果報者であります。