叢雲会ブログ

叢雲会 刀匠達の四方山話

中学生 ビンゴ國住人

2009-02-28 13:27:58 | Weblog
昨日、庄原市北部の中学校で話しをしてきました。中学3年生20人と教員数名。玉鋼と砂鉄、研ぎ上げた日本刀を持って行き、たたら製鉄や刀の造り方について説明しました。また、なぜ私が刀鍛冶になったのか、そして、刀鍛冶として、何を考えながらやってきたのかを話しました。4月から高校に進学し、故郷を離れる子供達へ、生きていく上での何らかのヒントになればと思います。
しかしながら、松葉赤鬼同様、どこまで伝わったのか正直自信はありません。
手に持った真剣の重さと輝きだけは脳裏に焼きついてくれることでしょう。

もうすぐ二十歳   ビンゴ住人

2009-02-26 09:04:41 | Weblog
私はそろそろ節目の20歳です。もちろん歳ではありません。
平成元年の3月末に弟子入りしたので、この3月でちょうど修行を始めて20年になるのです。あっという間だったような、長かったような・・・いろいろありましたが、とても充実していました。
あと数年もすれば、私が入門した頃の師匠と同じ年齢になります。以前読んだエッセイか本に「親父の年頃」というタイトルがありましたが、そろそろ私も、その頃の師匠の年頃に近づいています。しかし、私が弟子入りした頃の40代後半の師匠が持っていた風格は私には備わりそうにありません。
作刀20年は私にとっても大きな節目です。刀鍛冶としての後半戦も、バリバリいろいろなことに挑戦していくつもりですが、これから一番大事なものは、ずばり体力でしょうね。
みなさんも、健康に留意しながら刀造りに励みましょう。

松葉さんはもうすぐ50歳ですか?ということは、叢雲会を始めた頃は40歳だったのですね。月日の流れるのは速いものです。
私は、30歳になる時、とてもブルーだったのをよく覚えています。刀は出来ないし、くそ寒い横田での一人暮らしに気が滅入っていた頃です。40歳になる時は、家族がいたのでそれほどでもなかったですね。

松葉さん、気をつけて行ってらっしゃい!
半百の祝いをしなくてはいけませんね。

ご活躍で。   杉田

2009-02-25 21:26:11 | Weblog

テレビ出演に、講演に、相変わらずご活躍ですね。
少しでも多くの人々に刀剣の魅力を知らしめてくださいね。むらくも会の使命ですからね。
赤鬼も50ですか。気をつけてください、50前後は訳もなく空しく人生を振り返る年頃ですから。私も50前でしたか、フト自分の人生を振り返った事がありますよ。あまりも何もなく、一体何をしてきたのか、悲しくなってきましたね。それに人生の大半以上を無駄に費やしてしまった思いがつのり、夜な夜な、悲しみの涙で枕をぬらしましたよ。若い頃から特別に大望をいだいたわけでもなく、また自分の能力を過信した居たわけでもありませんが、何となく人生は洋々と開けていたように思っていました。「ああ、我が人生はこんな物だったのか。」泣けてきました。しかし、元々能天気の私は、三ヵ月位で立ち直りましたが。誰もが罹るはしかみたいな物のようです。50歳前後の皆様、よくよく世をはかなんで自殺などなされませぬよう。

叢雲会展示会   ビンゴ住人

2009-02-24 18:47:09 | Weblog
展示会はあと2回。叢雲会の活動もあと1年半です。
山口での展示会では杉田仙人にお世話になります。
宜しくお願いします。
この展示会のおかげで、全国各地で楽しいお酒が飲めるのも私の楽しみです。
さてさて、展示会用に何か新作を作らねばなりませんね。

ところで、赤鬼さんはいつまで渡米ですか?
そして、テレビの取材はどうでしたか?
最近の取材陣というのは、全く下調べせずに来る人が多いようです。
少しは勉強してきて欲しいと思います。

お久しぶりで    杉田

2009-02-23 21:20:42 | Weblog
また長い事書き込みさっぼってしまいました。失礼失礼でした
早速ですが、「むらくも会」開催お知らせです。
場所も、時期も独断にて決めました。
八月28(金),29(土),30(日)
「クリエイテイブスペース赤れんが」山口市。
私の都合で、始めは防府市を考えていました。

。山口県は刀剣熱の低い所でどれだけ成果が上がるかわかりませんが、
防府よりは山口市のほうがまだ理解者が多いようなので。
新作名刀展出品刀、思う物ができました。
また。








それでも、山口のほうがまだ少しは、理解者が多いと思い。

明日はテレビ取材         ひむかのクニマサ

2009-02-22 21:05:54 | Weblog
テレビ取材は時間がかかって本当に面倒です。
新聞は簡単だけれども、記者によっては自分の言葉がきちんと伝わらないこともあります。
しかし情報発信はとても大事な仕事だと思いますので、関心を持っていただいたメディアにはきちんと対応しております。

それにしても今はインターネットで簡単に情報は手に入るのだから、事前にちょっとくらいは勉強してきて欲しいものです。
訪米まで三日しかない忙しいなか時間を割くのですからねー

実は私も・・・    ビンゴ住人

2009-02-20 08:38:06 | Weblog
来週末、私も講演を頼まれています。
今までは、小学生や大人ばかりでしたが、今回は初めての中学生、それも卒業を間近に控えた3年生に話をすることになりました。
毎日刀の焼入れをしながら、何を話そうかと考えているところです。
山奥の子供達は皆、卒業と同時に故郷を離れます。
奄美のことを思い浮かべながら、故郷の素晴らしさについても話したい、と考えています。

青鬼氏の講演は、内容が多すぎたのではありませんか?
上は「赤鬼」の間違いでした。

市内の中学校で        ひむかのクニマサ

2009-02-19 23:01:23 | Weblog
昨日講演しました。
このところ非常に忙しくてその内容まで詳しく書き込めませんが、少年期から青年期という人生で最も重要な時を迎えた聴衆ですから、少しでも足しになるような話がしたかったのですが、なかなか難しいですね。
自己採点は70点。いま新しいステージにのぼりかけている...というか目標が生じつつあるところで、方向性にややまとまりを欠いているからか言葉に力がなかったようで、全員の気を集められたのは最後の20分くらいでしたか...。
言い忘れた事も二三あり満足には程遠いできでした。
父兄、先生達には好評だったようですけれども。
演題は「What a wonderful world!」
(因みにこれは私のカラオケのオハコです。)
最も言いたかったのは、艱難辛苦に満ち満ちた現代に生きてなお「世界はなんて素晴らしい」と思える自分を作り出そう、ということ。それがどんなに困難でも、やり遂げる甲斐はある。そこにこそ人類の目的、幸福はある...。
試し斬りの実演を入れ、太刀を見せ、必死に語ったけれど、もう一つ伝え切れなかったなあ  
未熟ですね、まだまだ。

氣の話         ひむかのクニマサ

2009-02-18 21:33:40 | Weblog
三寒四温というけど気温の幅がひどいですねー。先週末は20度を越えて五月ごろ、昨日今日は真冬並みでこんなに急激に違ったら体調管理が大変です。

さて、青鬼と話したことは全く記憶にありませんが、手も触れずに大男を吹っ飛ばしたり、途方もなく遠くのものを見たりできるという超能力的な氣の力はどーも眉唾モノだと言ったんだとおもいます。
今もまだ気功とは催眠術的な手法に近いのではないかと思いますが、火事場の馬鹿力みたいなものこそ氣の力とするなら、両者は不可分のものなのかもしれません。
今はそんな事もまた絶対ない!と決め付けず好めと身体で確かめてゆこうと思っているのです。
禅なども「氣」の視点から見ると分かるような...?
いずれにしても私程度のものに簡単に理解できるようなものでもないでしょう。

外国からのお客があったのでややくたびれたのか、先週までのはつらつとした元気が衰えまたまた各所の痛みが増大、あと20年鍛錬し続けられる身体ルネサンスは一気呵成とはいかないようです
アンチエージングというか、自分の身体への挑戦も困難ではありますがなかなか面白いですね。