彼岸

涼しい、というより寒いですね。「暑さ寒さも彼岸まで」、といいますが
まさにその通りです。すっかり秋の朝です。
「彼岸」とはいわゆる悟りの境地。私たちがいる煩悩渦巻く社会を「此岸（しがん）」
といいます。こちらからあちらの岸に渡れるように精進しましょ、というのが本来の
彼岸の過ごし方です。こんなに苦しい年ですから、ほんとうにあちらの岸に渡りたいです。
簡単には渡らせてくれないんですけど、なるべく彼岸中は心穏やかに、清らかな心を目指して
生活しなてゆきましょ。

台風被害

台風は去りました。この地域も22日未明に避難指示が出されていたようです。
那珂川沿いの地域は緊張した雰囲気になっていたでしょうね。昨晩の午後10時前に
避難勧告が出され、今まで聞いたことのないサイレンが鳴り続けていました。
そんな中、地震が起きてちょっとひきつりました。自然の猛威は人間になんか合わせてくれません。
今はまだ那珂川の様子は映像では見ていませんが、氾濫危険水位を超えているようです。
境内もイチョウの葉がたくさん落ち、ギンナンもたくさん落ち、モミジの木も一本根元から
折れてしまいました。この程度で済みました。今から片付けです。今日は一日いっぱい忙しい
日でしたが、さらに片付けも入りました。予定通りにはいかないです。
寺はさておき、各地に被害がこれ以上でないように祈るばかりです。