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ツノマタタケ?

2009-08-12 06:37:12 | キノコ
先日の地区の草刈の日、集合場所の近くで見つけた黄色くて小さなこのキノコ。
柿の木畑に切り倒してあった柚子の木に生えていた。

今日は予報よりいい天気になったので撮ってきた。
写真に撮るのは初めてだが倒木などに生えているのをよく見かける。
高さは10mm程と小さく、ソウメンタケのように傘が無い。
枝分かれしているところは小さなネズミタケのようにも見える。

例によってあちこちのキノコサイトを調べる。
ネズミタケやソウメンタケの仲間を虱潰しに調べても微妙に違う。

行き詰ったのでとりあえず保留・・・

だが、意外なところから答えに辿り着くことに。


別の木に生えていたキノコ

こちらも調べてみた。
こちらもよくわからないがキクラゲの仲間ではなかろうかと見当をつけた。
いろいろ画像を比べても特定は出来ないが、とりあえず「キクラゲの仲間?」でいいだろうと(笑)

あちこちの画像を見比べるうちに例の黄色いキノコの画像によく似たものがいくつか見つかった。

アカキクラゲ科の
「ニカワホウキタケ」
「ツノフノリタケ」
「ツノマタタケ」
の三種が候補として残った。

現物は先端が尖っていないので「ツノマタタケ」かな?
しかし、コレも微妙に形が違うのだが・・・
とりあえず、「ツノマタタケ」で検索にかける。
そのものズバリの画像がたくさんヒット!!

こうなると先の「キクラゲの仲間?」を特定したいところだが・・・

マンネンタケ その6

2009-08-10 16:23:27 | キノコ
そろそろ成長も止まった様に見えるのだが、どうだろう?

ココに来て異常事態発生。
その5の画像で柄が木屑のようなもので覆われ始めた。
なんだろう?と思ったのだが、昨日の段階で柄が木屑に完全に埋没。
どうやら切り株に蟻が巣を作ったようで蟻がビッシリとついている。

蟻がマンネンタケを喰っちゃうなんて事態になるのか?

草刈

2009-08-09 14:07:22 | キノコ
せっかく夏休みだというのにぐずついた天気が続きそう。
しかし、日が当たらないから草刈には都合がいい。
今日は地区の草刈。
ということで昨日のうちに機械の様子見を兼ねて家の周りを刈り払った。

ナイロン紐を回転させて刃物の代わりにする刈払い機がある。
境界杭や石が多い場所などでは歯が欠ける心配が無いので重宝する。

使うナイロン紐にも数種類ある。
断面が丸い紐、四角の紐、角紐をツイストしてあるもの等々。
どれが良いのかわからないから新商品が出るたびに試すことになる。

今回試したのは四角のツイスト紐。
二尋ほどの長さを自動繰り出し式のナイロン紐カッターに仕込んで使用した。
切れ味はいいようだが、減りが早い。
丸紐や角紐の7~8割ぐらいしかもたないような感じがする。
しかも、巻き込んだ紐が絡まって自動繰り出しが効かなくなる。
角紐でも同様な症状があるのだが、自動繰り出しにはシンプルな丸紐の方がいいのかもしれない。

とはいえ、一巻き買うとひと夏では使い切れない量(笑)
ツイスト紐を使う時は自動繰り出しは止めて一番単純なタイプに換装しようと思う。
ただ、ナイロン紐は刈った草が飛び散るのと、カヤやマツヨイグサのような茎の硬いものには歯が立たないので地区の草刈では出番がない。

庭の芝生もお盆までには刈らないといけないほど伸びてきた。
芝の中にまたしてもキノコが生えている。
前回と同じ種類だろうか。
昨日から夏休みなのだがカメラを持ち出す機会は少なそうな天気予報だから撮っておくか。

カワラタケ(瓦茸)

2009-08-05 06:35:50 | キノコ
昨日のブログにもちょっと書いたがサルノコシカケ科とするサイトと、タコウキン科だとするサイトがある。カワラタケが倒木や切り株などに生える様はまさに瓦そのもの。
この形からいくとサルノコシカケに似ていると思うのだが・・・

サルノコシカケは褐色腐朽菌で、木材のセルロースやヘミセルロースを分解する。
カワラタケは白色腐朽菌で、木材のリグニンを分解する働きがある。
この違いが両者の科を分けているのだろうと想像するのだが、WEB上の混乱は困ったものである。
・・・といっても私的にはまったく実害はないのだが。

カワラタケは硬くて食用にはならないのだが、菌糸(キノコではない)はクレスチンという抗癌剤の材料になるとか。
このあたりはマンネンタケなどにも通じる所があるのかもしれない。
民間療法ではこれらのキノコを煎じたり、焼酎漬けにして飲むと高血圧や血糖値などに効能があるという説があるようだが実際にやってみたいとは思わない。

ここまで書いて思い出したのだが、アガリクス茸にも似たような効能があるといわれて流行った当時、来客の手土産に一本頂いたことがある。
一本といっても「キノコを一本」でなくアガリクスを漬けた焼酎を一升瓶で(笑)
シングルの水割りで毎日飲めば体に良いといわれたのだが、キノコ臭さが鼻について美味しいものとはいえなかった。アガリクス茸が入っていないただの焼酎の方がアリガたかったかもしれない。

マンネンタケ その5

2009-08-04 07:06:49 | キノコ
マンネンタケのその後。

まだ傘の縁が白いので成長途中ではあるようだ。
しかし、全体の色付き具合から行くとほぼ成長は終わりに近い段階だろうと思う。

マンネンタケの周りにカワラタケ(柄がなくて傘の縁が白いキノコ)も生えているが、カワラタケを検索するとサルノコシカケ目サルノコシカケ科だったり、ヒダナシタケ目タコウキン科だったりと統一されていない。
キノコに限らず、生物全般で研究が進むと分類が変更されるということも良くあるし、ただ単にサイトの管理人が誤認していたり書き間違えることも多いようだ。

こうなると自分で書いている内容も不安になるのだが、理論よりも勘を頼りに(笑)

白くて大きいキノコの正体は?

2009-07-30 19:30:22 | キノコ
このところ家の周りで撮るばかりだった。
三時半に娘を迎えに行く約束をした日曜日の午後、待ち合わせ場所近くの林に山百合が咲いているという情報があったのでこれ幸いと出かけた。
日中の一番暑い時間(おそらく35℃近くだったかも)に出かけるのだからそれなりの覚悟で出かけた。
ところが林についてみると意外と涼しく何ともいい気分。

林の入り口で何本かの道に枝分かれしているのだが、谷津田の方向へ行けばトンボがいるかもしれないと欲張ったのが悪かった。
見事に山勘が外れてお目当ての山百合は全く見当たらず。
谷津田のトンボもほとんどがオオシオカラばかり。


オオシオカラトンボのメス
シオカラトンボと同じようにメスは白く粉を噴かない。


シオカラトンボのペア
猛暑にもかかわらずオアツイことで・・・

何かないかと立ち木や林床をみているとキシタバがいた。
近付いても身じろぎひとつしない。
本人(蛾)は木肌に同化しているつもりなのだろう。


キシタバ(黄下翅)

白い大きなキノコを見~つけた!!


白くて大きなキノコ

白くてツバがあるからドクツルタケ?
にしては傘の縁にぶら下がるボロ屑みたいなのは・・・

家に帰って調べるとハラタケ科のシロオオハラタケのようだ。
マッシュルームの近縁で食べられるらしいが、マッシュルームのように傘が開く前の方が食感が良いという説と、それほど美味しいものではないという説が在るがはたして?

一番の問題はテングタケ科の猛毒キノコ「ドクツルタケ」とよく似ていること。
ドクツルタケをシロオオハラタケと間違えて食べての中毒というのが少なからずあるようだ。

ドクツルタケには壷があるがこのキノコにはない。
ドクツルタケは傘の裏にあるヒダが白いが、このキノコは成熟すると茶色くなり、傘や柄に手で触れると黄色く変色する。
などが特徴のようだが、絶対に間違えないという保証は無いので食べない方が無難かな?

芝生のキノコ

2009-07-30 06:28:42 | キノコ
芝生に生えていたキノコシリーズ第二弾
いつの間にシリーズ化したか不明だが、このキノコも名前が分らぬ不明種。


芝生のキノコ

なに?
小さすぎるって!?
実物も三cmほどの小さいものなので雰囲気が伝わるかと思って・・・

トリミングするとこんな具合


芝生のキノコ 拡大

あちこち調べてみたがこれも正確な名前は分らない。
ナヨタケ属にはこれと似たヒョロッとしたキノコが幾つかある。
そのうちの一種だろうと見当はつけているのだが、全く見当違いの可能性も・・・
まぁ採って喰うわけではないから名前が分らずとも差し支えはないのだが(笑)

名前の検索をしているうちに当のキノコはとっくに消えて無くなっていた。

マンネンタケ その4

2009-07-28 20:37:37 | キノコ
さて、おまちかねのマンネンタケの続報!!
誰も待ってないって・・・

前回から中四日。
傘の部分が扇状に大きく張り出してきた。


マンネンタケ 全体像

上から見ると扇の要部分が橙色に色付いてきたのがわかる。


マンネンタケ 傘の部分

昔、全高5cmほどの物を採ったことがある。
今回の物はそれと比べるとだいぶ大きい。
傘の先端まで色付き始めるとその時点で成長はストップするはずだ。

ヒトヨタケの仲間?

2009-07-26 09:24:00 | キノコ
先週末に庭の芝刈りをしたのだが、そのあとに小さなキノコが生えていた。
以前、ヒトヨタケの一種ではなかろうかとアドバイスを頂いた物と同じだろう。

ウィキペディア(Wikipedia)によれば「ヒトヨタケ」とは
ハラタケ目ヒトヨタケ科ヒトヨタケ属
ササクレヒトヨタケ節ヒトヨタケ亜節
に属するキノコなのだとか。

キノコは生物の中では菌類に分類されるが、この菌類というものも非常に種類が多く、素人には見分けが付かないものも多数ある。
昨年の夏に撮ったヒメヒガサヒトヨタケやハナオチバタケは外観が瓜二つの種類があるという。
ヒメヒガサヒトヨタケとコツブヒメヒガサヒトヨタケ。
ハナオチバタケとハリガネオチバタケ。
これらは見た目が同じで胞子レベルで比較しないと決め手に欠くという・・・
はっきりさせるためには顕微鏡を買う必要があるが、その気力も資金力もない。
ちなみに、市販の顕微鏡は3万円ぐらい~50万円ぐらいするようだが、撮影も出来るようにするとそこそこの出費は覚悟せねばならないようだ。
そんなことをするぐらいなら発泡酒だと賞味期限が切れるぐらいのストックが出来る(笑)

ヒトヨタケはその名の通り一夜で黒く融けてしまうということだが、案外そんなこともない様である。
本家の「ヒトヨタケ」は群生していて、色合いも違うしもっと大きい。
ということからすると「ヒトヨタケ」そのものではないようだ。
ちなみに、ヒトヨタケは食用だそうだが、
アルコール分解酵素の働きを阻害する作用がある。
中毒症状を起すそうでアルコールを飲むのは厳禁!!
だそうだ。
もっとも、よほど詳しい人でないと食べようと思うような姿ではないのだが・・・

マンネンタケ その3

2009-07-25 18:20:02 | キノコ
マンネンタケの続報

びるげさん以外に誰か期待しているのだろうか・・・
一抹の不安はよぎるもののUPすると70人近い人がアクセスする。
意外とキノコのマニアは多いのかもしれない。

前回から二日が経過したが傘の部分がさらに横に張り出してきた。
シイタケやシメジのようなキノコなら最初に球形の傘になる部分が顔を出す。
その後、柄の部分が延びてマッチ棒のような状態になる。
そこからパラソルを開くように傘ができるのだが、どうもそういった型にははまらないようだ。