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ヒトヨタケの仲間

2010-08-15 07:09:31 | キノコ
今年は田の土用干しが過ぎたのか水持ちが悪く頻繁に水を入れなくてはならない。
昨日も朝一番に田んぼへ向かい揚水ポンプのスイッチを入れてきた。

畦や道端では夏休みに入った時に刈り払ったチガヤや芝草がもうすでに伸びてきている。
畦周りは稲刈り前に刈れればいいだろうと考えながら家まで来ると畑の土手にキノコがニョキニョキと。

白くて弱弱しいヒョロヒョロとした茎に半透明な傘。

よく見かけるヒトヨタケの仲間なのだろうが、これだけまとまって生えているのは初めて見た。

すでに朽ちる一歩手前ぐらいだろうか?
夕方見に行ったらすでに黒く萎びて地に伏していた。

桜の樹の下にはアミガサタケ

2010-04-21 21:20:25 | キノコ
「桜の樹の下には・・・」

あまりにも有名なフレーズなのだが、しっかりと全文を読んだことが無い。
あまつさえ、作者の名も?

文学的な素養のないのを暴露しているようなものだ(笑)

以前書いたように職場にはたくさんのソメイヨシノが植えてある。
今日現在もまだチラホラと花弁が風に舞っていた。
それはそれで風流なのだが、半端ではない量の花弁と秋には落ち葉の山が・・・
掃除をする側にとっては迷惑はなはだしい。

メタセコイアはその落ち葉の量に辟易して半分ほど切り倒した。
桜は花の楽しみもあるのでそうもいかないようだ。


職場の若い同僚がカー雑誌を買ってくる。
かつては私も定期的に買って職場に置いていたこともあるのだが、最近はすっかり他力本願。
ペラペラとめくっているとカー雑誌に似つかわしくないページに目が留まった。

キノコ?

「桜の花が散る頃に桜の根元付近にアミガサタケというキノコが生える」とある。
しかも、フレンチやイタリアンでは高級食材だと

朝一番に桜の木の下に行ってみた。
そんなに都合よく生えているはずもない。

が、一本目の樹に都合よく生えていた

親指ほどのサイズが数本。

昼休みに20本ほどは見て回ったのだが、もう一箇所生えている場所を確認。

ためしに食べて見ようかどうか迷っている。



ちなみに、「桜の樹の下には」は梶井基次郎の短編小説(散文詩という説もある)

変なもの?

2010-04-04 06:00:00 | キノコ
妻 「ねぇ、変なものがあるんだけど・・・キノコかしら?」
私 「えっ?どんなの?」
妻 「地面に落ちてるみたいで・・・茶色くって・・・

相変わらずボキャブラリーに乏しい・・・

百聞は一見にしかず

私 「これはチャワンタケの系統だな。あんがい喰えるかもしれないぞ?」
妻 「え~っ!?」

冗談めかして言ったのに・・・
この男ならほんとに喰うかもしれないと警戒された

ナメコ

2009-11-21 12:13:07 | キノコ
このところキノコ狩りの車で賑わう場所に駐車している車がいなくなったが、今日は土曜ということもあるのだろうか一台だけ停まっていた。
霜が降りるようになったのでそろそろキノコシーズンも終了だろ。

天然物であるアカモミタケが終わる頃になるとホダ木に植え込んだシイタケの出番である。
数年前に植え込んだホダ木はシイタケ菌に喰い尽くされたようでボロボロになって土になろうとしている。
それでもまだ何本かは原形をとどめていて、小さなシイタケが頭を見せ初めて来た。

今年植えたシイタケのホダ木は・・・
菌糸は回っている雰囲気だが初収穫はまだ一年後の予定。

シイタケの種駒を買いに行った時、隣の棚にナメコの種駒もあった。
植えつけるホダ木はサクラの木などが適していると書いてあり、ちょうど腕ぐらいの太さがあるサクラの枝を下ろしてあったのを思い出して試しにと植えておいた。

さてどうなったかと近くにおいてあるナメコのホダ木を見ると・・・

ツヤツヤの粘膜に包まれた小さなキノコが!
スーパーで売ってるやつと全く同じ!!
紛れもなくナメコ

この状態で採取して味噌汁の具に。
すでに二回ほど食べたが、ヌメリといい、歯ごたえといい、実に美味い!!

しかし、未だ種駒代を回収するにはいたらず


ところで、問題は採算性よりもナメコの採り方。
ヌルヌルしているから実に採りずらい。
ツルリと滑って取りこぼそうものなら木の葉や土などの汚れがついてしまう。
誰かナメコの上手な採り方を教えてくれないかなぁ

クリタケ?

2009-11-09 21:23:23 | キノコ
町の広報にキノコの話題が載っていたが、記事を書いた時点では「今年は雨が少なく不作・・・」とのこと。

もうシーズンも終わりに近いが、裏山のアカモミタケは例年並みに採れたし、食毒不明のキノコやクサウラベニタケなどの毒キノコも例年並みだったようだ。
食毒の判断も独学でのキノコ狩りはスリル満点なのだが、食べたことのあるキノコしか採らないし、ちょっとでも典型的な色合いや姿形からずれたものは採らない。
いわゆる「石橋を叩いても渡らない」ぐらいの慎重さがキノコ狩りには必要かもしれない。

今年もクリタケらしいキノコを数株見つけたのだが、このぐらいカサが開いているとネットで検索したクリタケの画像とはちょっと違うようにも見える。

全体的な印象はクリタケだと思うのだが自信なし・・・

食べられると思うが、あえて採らない。

でも撮ってきた(笑)

採れた

2009-10-25 17:33:35 | キノコ
今年は雨が少なかったので不作かと思われたアカモミタケ。
雨が上がったので四時から山に入ってみると大漁大漁

魚じゃないから大漁とは言わないか・・・

画像の三倍ぐらい取れたが、撮影時点で残りはすでに姉の家に。

じつは今日は休みだからサトイモを掘ろうかと相談していたのだが雨では無理。
昨日、父が姉にそんな話しをしたら「今から掘ってしまおう」という事になった。
甥っ子も手伝ってくれたので瞬く間に芋掘り終了。
むじなさんは全く手を汚さずサトイモを手に入れたのでありました。
もっとも、姉は手伝いの駄賃代わりに肥料袋いっぱいのサトイモを持ち帰ったのだから良い稼ぎにはなっているはず。
とはいえ、親しき仲にも礼儀ありだから一言御礼を言おうと思っていたところにキノコが採れたのでこれを手土産に御礼を言ってきた。


シメジに似た灰色のキノコもあったが、相変わらずクサウラベニタケ(毒)とウラベニホテイシメジ(可食)の見分けが付かない。

また後で調べてみるけど、その頃にはたぶん朽ち果ててる(笑)

マンネンタケ 最終章

2009-10-11 07:11:19 | キノコ
長く続いたマンネンタケの観察もいよいよ最終局面

笠に噴いていた粉もかなり落ちたのでこれ以上の変化はないだろうと採取した。

全部の記事をまとめたほうが分かりやすいと思ってまとめてみた。
それに伴い、8/21にアップした記事は重複するので削除。



撮影日 09/07/19 「マンネンタケ幼菌」へ



撮影日 09/07/23 「マンネンタケ幼菌 その2」へ




撮影日 09/07/25 「マンネンタケ その3」へ




撮影日 09/07/28 「マンネンタケ その4」へ



撮影日 09/07/28 「マンネンタケ その4」へ




撮影日 09/08/03 「マンネンタケ その5」へ




撮影日 09/08/09 「マンネンタケ その6」へ



撮影日 09/08/14 「マンネンタケ その7」へ


撮影日 09/09/05 三週間ぶりのマンネンタケ
笠にはびっしりと粉が噴いている
横から見るとマンネンタケの柄はすっかりカワラタケの陰に隠れている。


撮影日 09/09/05 横から見たところ

やや下から見上げるように撮ったらドラ焼きの片割れのようにも見える。
柔らかくておいしそうに見えるが結構しっかりとしている。
かなり食い意地がはっていてもこれでは歯がたちそうにない。


撮影日 09/09/05 下から見たところ


撮影日 09/10/10 傘の大きさは約6センチ
笠の粉もだいぶ落ちた。成熟も修了したのだろうか?


撮影日 09/10/10 採取して水洗いしてみた。


撮影日 09/10/10 マンネンタケの裏側
シイタケのような襞(ヒダ)ではなく密なスポンジ状
かなり硬めだが、乾燥しているわけではないようでキノコ臭がする


撮影日 09/10/10 マンネンタケ全体
柄の部分がカワラタケに覆われていたが、癒着もなく影響を受けていないように見える

庭先に親父がいたので「こんなのがあった」と見せたら「マゴジャクシか?」という。
「マゴジャクシは針葉樹に生えるらしい。桃の切り株だからマンネンタケだと思う」と答えた。
実際の所、各種の画像を比較しても見た目じゃ違いが分からない。
正確に分類するには顕微鏡レベルのお話になりそうなので素人には無理?
と結論付けておこう。

マンネンタケ 最終章の一歩手前?

2009-09-05 20:09:41 | キノコ
マンネンタケはもう飽きた・・・
という人はスルーして(笑)

久々にマンネンタケを見に行ってきた。
成長は止まったようで傘の表面は粉を噴いてつや消しになっている。
周りのカワラタケもかなり大きくなってマンネンタケと遜色ない大きさになっていた。


三週間ぶりのマンネンタケ

横から見るとマンネンタケの柄はすっかりカワラタケの陰に隠れている。


横から見たところ

やや下から見上げるように撮ったらドラ焼きの片割れのようにも見える。
柔らかくておいしそうに見えるが結構しっかりとしている。
かなり食い意地がはっていてもこれでは歯がたちそうにない。


下から見たところ

ここはキノコ専科のブログということではない。
しかし、幼菌の段階から成熟するまで観察できるのも珍しいのであえてアップし続ける。

この次は・・・

採取されて飾り物に?

栗の次はキノコ

2009-08-28 18:48:48 | キノコ
栗畑の草を刈払っている時、キノコを一緒に刈り払った。
瞬時にバラバラになってどんなキノコか知る術もない・・・
まだあるか?と目を凝らすと赤っぽいキノコが目に付いた。

後で写真を撮ろうと思い、細心の注意を払って周りをキレイに刈払った。


栗畑のキノコ

傘の大きさは五百円玉よりちょっと大きいかというぐらい。
傘にヌメリはない。


栗畑のキノコ 裏側

裏側はスポンジのような小さな穴があり、シイタケなどのようなヒダは無い。
この形からすればイグチ系のキノコだろうが名前は分からない。
もちろん食毒不明・・・
その場に捨ててきた。