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ナメコ

2010-11-01 06:00:00 | キノコ


昨日は台風もたいしたこともなく過ぎ去り朝には雨も上がっていた。

キノコの様子を見るために裏山へ入ろうとしたら竹薮から人が出てきた。
家から地続きで裏山の頂上まで自分の家の土地で、私道というほどの道すらない。
そんなところで不意に他人様と出会うとドキッとする。
家の周りを見知らぬ他人がうろつくことのない田舎ならでは・・・かもしれない

「何者!?」
と身構えたのだが、キノコ採りの常連さん。

「今日はもう人が入ったみたいで駄目でした。
そこにあるシイタケはお宅のですか?」
「そうですが・・・」と答えると
「あそこじゃ盗られちゃいますよ~
「お宅が盗らなければ大丈夫・・・」と言おうとしたのだがそこはグッと飲み込んで・・・

しかし、まだシイタケは生えていないはずだが?

件の場所を覗いてみると先日取り残したナメコが傘を開く寸前まで育っていた。
原木に生えている状態で撮影しようかと思っていたが・・・
「善は急げ!!」
山に行く前に全てもぎ取ってきた。

再度山に向かうとまた一人キノコ狩りの真っ最中。
今度は声をかける間もなく姿を消したので成果の程はわからない。
しかし、大した事はなかったはず。
なにせ私が週に2日ぐらいは入っているのだから

それでも、私は10本近いアカモミタケを採ってきたのだから彼らもソコソコは採れたのだろうと思う。

午後からは親戚の法事で黒スーツ姿でお出かけ。
親戚にもキノコ好きがいて朝から山に登ってきた御仁が。
友人が「キノコ鍋をするから天然物を採ってこい!!」という限りなく命令に近いお願いだったそうな。
「朝早くから渋々キノコ狩りに行ってきた」と語る彼。
渋々という割には嬉しそうに語るのだった

さて、ブログ用にナメコを撮影しようとしたが室内ではちょっと暗い。
ストロボを焚いてはナメコのヌメリで飛んでしまうだろうと三脚をセットした。

準備が整い、さて撮影となった時、娘が携帯で撮影風景を撮影。

「なに?」って聞いたら・・・

「いや、面白いから

テーブルの上のキノコを三脚立てて撮ってる親父の姿。
たぶんMixiにでも載せてるんだろう

正体不明キノコ

2010-10-29 06:00:00 | キノコ


山の中にインクジェットプリンター対応の生CDが落ちている?
かと思った。
不思議に思って近付いたら傘の大きさがほぼCDサイズの白いキノコだった。
ただ、誰かに踏まれた跡もないのに横倒しに。

よくよく見ると傘の部分がテイカカズラの蔓に引っ掛かって起き上がれなかったようだ。

さて、なんていうキノコだろう?

全体がほぼ白くて傘と柄にはササクレがある。
カラカサタケにも似ているような気がするがツバがないし、丈もそれほどではない。
シロオニタケにしてはツノが無いし・・・

別の場所にも少し小さめだが似たようなキノコが一本生えていた。



こちらはまだ傘が開ききっていない。
傘の中心は薄茶色で笠山のように盛り上がっている。
笠山:ローカル過ぎて解らないか
またいつかキノコ画像を検索して見比べてれば立派な暇つぶしになりそうだ。

今年もアカモミタケ

2010-10-19 06:00:00 | キノコ
キノコ記事は食毒不明なキノコばかりが続いたが、そろそろ裏山のアカモミタケのシーズン突入間近
土曜日は夜勤明けで数時間しか寝ていないが欲の方が勝っていたので裏山へ

裏山へ続く竹薮の中の道は先日刈り払ったばかりなのでクモの巣すらなく快適。
キノコの生える付近もモミの大木に囲まれて日当たりが悪いせいかたいした草も生えていない。



ピンクのキノコが生えていた。
さてなんだろう?
喰えそうな気もするけど・・・



シメジっぽい感じもするけど、茎が華奢だから違うか・・・
ヒダが白いからクサウラベニタケじゃないことは確か。
かといって喰うわけには行かない。



鮮やかなオレンジ色が目に飛び込んできた。
今年初のアカモミタケ
とりあえず二本だけだったが採ってきた。



こいつはクサウラベニで間違いなさそう。

この日は半袖でもいいぐらいの暑い日。
ちょっとだけ様子見だからいいだろうと半袖Tシャツで登ったら薮蚊に十箇所以上刺された

次の日も出かけたのだが、今度は長袖のTシャツに虫除けスプレーをしたタオルを頭に巻いて



カサの径が7~8cm位はありそうなキノコ。
表面は灰青色のビロードのように毛が生えている。
反り返ったカサが面白いので何枚か撮ったのだが、山の中は意外と暗くてブレブレ

若干範囲を広げて捜索したらまだカサが開かないアカモミタケを五本ほどGet!!
ソコソコの数が揃ったので夕食に煮込みうどんにして食べた
相変わらず女房と子供は別メニュー

追記
画像から調べたところ、カサの縁が反り返ったキノコはササクレヒトヨタケのようだ。
すぐ隣りに生えていた幼菌の状態(下の写真)なら美味しくいただけるとか。
あまり食欲の湧く形じゃないけど・・・

(画像が小さいのは手違いやPCの異常ではありません。
 手振れとピンボケをごまかすためです

参道のキノコ

2010-10-18 06:00:00 | キノコ


秋の例大祭の日に地区民総出で草刈などの奉仕作業に精を出した。

この次期は参道のあちこちにキノコが顔を出しているのだが、採られることはない。
地区のキノコ狩りの名人はここ数年来入院していたのだが、この秋を待たずに天国への階段を登っていってしまった。
残った我々は食ったことのないキノコには手を出さないという慎重派ばかり。
中には天然キノコに一家全員が当たってもうコリゴリという人も

このところ、クサウラベニタケ(毒)とウラベニホテイシメジ(食用)、ニガクリタケ(毒)とクリタケ(食用)を間違えて販売したというニュースもあるから店に並んだ天然物も当てにはならない。
やはり自分で判断できないキノコは食べないに越したことはないというのが皆の一致した見解だった。

さて、左上の参道にまとまって生えていたキノコ。
シメジの仲間かな?
けど、こういうのがあんがいクサウラベニタケだったりする。
採取しないので判然としないけどカサの模様やヒダの色も決め手になる。
でも、撮るだけならぜったいに当たらないから関係なし

右上の階に使った木に生えたキノコ
ナラタケモドキっぽいけどどうだろう?
けど、ニガクリタケもこんな感じで生えてくる。
こちらも喰わなければ絶対大丈夫






トガリベニヤマタケかな?

2010-10-12 06:00:00 | キノコ


庭に芝生に生えてくる名前が分からなかった赤い小さなこのキノコ。
先日、あちこちのキノコ画像を見ているうちにソックリなものを見つけた。
色といい、形といいそのものズバリのようだが・・・

数日経ったら真っ黒けに変身していた。


久々にNikonのキットレンズ18-55を付けて撮ってみた。
意外とマクロ的に使える。
背景まで写したい時はなかなかいいレンズかもしれない。
しかし、このレンズには合焦距離(ピントが合うという意味で)が書いてない。
ノーファインダーでの置きピンは最短か山勘で行くしかない。

きのこきのこきのこ

2010-10-04 06:00:00 | キノコ
夏の日照りから一転してこのところ雨が多い。

そうなるとキノコのほうもあれこれと生えてくる。

先日のNEWS番組で梨園に生えたオニフスベを放送していた。

そのサイズなんとサッカーボールほど。

未だ現物にお目にかかったことが無いのだが、ぜひ一度見てみたいと家族の意見が一致した。

ただ、食べてみたいとは思わない・・・

こちらも意見が一致


NEWSといえば先月末の25日に末娘は「SMAP」に続き二週連続の東京ドーム。
今度は友人達と「NEWS」のコンサートだった。

当日、私は飲み会で「駅へは迎えにいけない」と言ったら都内の友人宅に泊まらせてもらったらしい。
大学生ともなると少しずつ親離れしてくれて助かる。
・・・けどちょっと寂しいかも(笑)

翌朝、帰ってきた娘に「どうだった?」と聞くと浮かない顔・・・

「後ろの席にいた観客が失神して私たちの間に倒れこんじゃってさぁ・・・
 近くにいた看護士さんらしい人が脈をとったら『心臓とまってる~!!』って大騒ぎ
 その場所で心臓マッサージして運ばれてッたんだけどぉ~・・・
 しばらくしたら復活したらしくて戻ってきた
 変なところで驚かされて眠れなかった・・・


閑話休題



洗濯物を干しに庭に出た女房が「白いキノコがあった!!」と。

「オニフスベか!?」と聞いたら・・・

「まさか~、いつもの小さいやつよ~

キツネノチャブクロらしい。

このぐらいのうちなら喰えるはずだが・・・

その気にはならない。


ついでだから散歩がてら撮影して歩いた。

道端に生えていたキノコ=正体不明



裏山に生えていたキノコ=正体不明


雰囲気的にはナラタケモドキ風だが、違和感アリアリ。

「喰ってみる勇気」と「喰わない常識」で天秤にかけたら「常識」を優先した方が無難。
平凡な人生を選ぶのが幸福の秘訣

ノウタケ

2010-09-25 06:00:00 | キノコ


花を探しながら山道を登っていくと道の真ん中に握りこぶし大のウ×チが

形からすると馬糞に近いが色合いが違うし、臭いもしなければハエもたかっていない・・・

なんじゃこりゃ?と近付いてみたら久々に見たノウタケでした。

事前に知識が無いと近付くのもためらうかもしれない。


ノウタケ(脳茸)=担子菌類腹菌目というなんだかよく判らない分類w
要はホコリタケの近縁ということらしい。

幼菌のうちは他のホコリタケ同様食用になるとある。
しかし、ホコリタケだとかノウタケって名前から来るイメージだけで食欲が湧かない

正体不明のキノコ

2010-08-24 06:00:00 | キノコ
毎夏、栗林に生えてくるこのキノコ。

相変わらずこれといった手がかりもなく正体不明のまま。

傘が灰色でシメジに似ていると言えなくもないのだが、喰ってみる勇気もない。

いがり先生のワークショップでご一緒したキノコ・インストラクターなるご婦人の言う事には・・・
「典型的な猛毒キノコは図鑑などですぐ分かるし、口にした時点で即死するほど強烈な毒キノコは無い。
少量を口に入れた時点で苦かったり刺激が強ければ飲み込まずに吐き出せばよい。
刺激がなくて毒がある場合もあるけど、少量なら吐くか下すかぐらいですむ。
男ならとりあえず少しだけ食べてみれば(笑)」

キノコ・インストラクターとも思えぬかなり乱暴なご意見だった。
しかし、そんな事はしない面子と分かっていての冗談だったのだろう。


喰わなけりゃどんなキノコもあたらない
買わなけりゃ絶対あたらぬ宝くじ
それにつけても金の欲しさよ



キツネノハナガサ

2010-08-17 00:00:00 | キノコ
予報でも猛暑日が確実だった昨日は送り盆。

久方ぶりに夜勤になるので午前中に送ってしまおうと考えてはいたのだが・・・

あまりの暑さに朝のうちに送ってしまった。

けっして御先祖様の霊を邪険に扱ったつもりではない。
あの暑さでは御先祖様と一緒にあの世に連れて行かれかねない・・・との考えからだ。

はたして日中は38℃越えの猛暑日となった。

道中の竹薮の中で白い綺麗なキノコを見つけた。
先般のヒメヒガサヒトヨタケに似ているがこちらは傘の径が約3センチとかなり大きい。

カメラを持っていなかったので出直して撮影してきた。

柄にツバがあることからハラタケ科のキツネノハナガサらしい。


地面スレスレにカメラを構えて撮ったのだがファインダーが覗けない・・・
ノーファインダーの割にはいい構図だった。
惜しむらくはちょっと後ピン

PCで確認した夕方、再挑戦しようとしたら跡形もなかった。
白いものが好きなカラスにでも突かれたのか?

ヒトヨタケの仲間?

2010-08-16 00:00:00 | キノコ
さて、昨年から庭先に生えてくるこのキノコの名前を見つけようとしているのだが、なかなか「これだ!!」というものに出会えない。

昨日も家の裏で見つけたのだが、これ以上傘が開くふうでもなく夕刻には萎びて消えてしまった。

形や寿命が短いことからヒトヨタケ科ではないかと推測している。
サムネイルがずら~っと並んだWEB図鑑と見比べているのだが・・・
もう諦めたほうがよさそう(笑)

ちなみに、昨日の「ヒトヨタケの仲間 その1」はいろいろ見比べるとヒメヒガサヒトヨタケかコツブヒメヒトヨガサの朽ちる寸前だったようだ。

ヒメヒガサヒトヨタケとコツブヒメヒガサヒトヨタケは顕微鏡で胞子を見比べないと同定できないので、ヒトヨタケの仲間としておくのがよさそう。