むぎの城さんぽ

日本100名城&続日本100名城を巡っています。
近頃は山城歩きもエンジョイしてます!

大穴城(埼玉県)

2022年05月08日 | 百名城以外の城
大穴城おおあなじょう
別名大穴館・大穴山館
構造平山城
築城者
築城年代南北朝時代
指定史跡
場所埼玉県坂戸市東坂戸1 地図

中世に築かれたと思われる大穴城は、城であった当時のあまり記録がなく
近くにある大堀山館との関連があると推定されますが、詳しいことはわかっていません。
江戸時代初期に旗本の本多九蔵秀玄が館を改修して陣屋を置いたと伝わります。




団地の建設でほとんど遺構は見られない状態です。
ここも公園化されていてどのあたりがどこなのか、地図で見ても面影すらみつけるのが難しい状態です。



公園の一番高い場所に案内看板がありました。
ここが五反山または御殿山と呼ばれていた場所なのでしょうか。


案内看板

城跡を利用して江戸時代には陣屋が置かれていたようです。



手入れされていない公園の外の茂みに何かありそうな予感。


土塁

これは土塁のようですが、これが「コ」の字状に残っていたとされるものの一部なのでしょうか。



危険そうな場所ではないのですが、ゴミが捨てられたり迷惑行為の結果が
このように立ち入り禁止となり、貴重な遺構が見られないようになってしまっています。
とは言え、私有地であればそもそも仕方のない話ではあるのですが。



かろうじて見える土塁と、中に郭があったであろうと思われる場所が外から覗き見することが出来ました。


公園側は何も残っていない感じで、多少高低差は見られるもののこれだけで
どこにあたるのかは想像、妄想は出来ても判断がつきませんでした。
西側の茂みはそれなりに遺構が残っているように見受けられたのですが、立ち入り禁止になっている以上
外から眺めるしかあるまい。
それでも土地改変されることなく残されていくのであれば、まだましなのかなとも思うのでここまでとしましょう。


令和4年2月27日登城


今回の参考本



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