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from Yemen vol.4

2009-03-21 12:38:27 | journey
(旅期間:08.5.26~08.6.16)

エアーチケットを買えたのでここではいさようなら、になると思ったのに、一緒にサルタを食べに行こう、旧市街を案内するよ、と言ってきた。

頭に浮かんだこと2つ。
1つ目。
ガイド?後で料金払えっていわれる?

2つ目。
あー。女の子の旅行者って"もてる"んだよね。彼らは結婚前の交際とかないし、手をつなぐことも話しかけることもないから"旅行者ならいいだろ"って考えてる節がある。
モロッコでもそういったことがあった。

まず1つ目の懸念事項、"それは仕事として?ガイド?"って聞いてみた。
彼の答えはNO。これで私からもしお金を請求したりなんかしたら恥であると。
イエメン人は恥を嫌う。とりあえずそれは信じることにした。ウソついてるような感じはしなかったし、なによりここはサナア。あんまり疑わないように私の頭の中の思考回路がセットされてる。

アブドゥル(彼の名前)にはその後お昼をご馳走になり、シャイをおごってもらい、旧市街の中にあるホテルの屋上(すごく景色がいい)に案内されたり、本当に全部ただでやってくれた。



がしかし。
やっぱりねー。ちょいセクハラはあるのよー。もちろん大したことじゃないから私個人としては何の問題もないの。
でもここの国の習慣とか文化を前提にしたら、肌に触れるとかありえないと思う。
それはちょっとやりすぎじゃないの!?って思ったらハッキリNOを言う。
NOを言うとすぐ手を引っ込める。ごめんなさい、ごめんさないって。
でもまた時間がたつとね。写真をとるときとか"ちょっと!どこ触ってんの!"って思うこともあったり。
一番やっかいなのがラブトーーーク!きれい、かわいい、かっこいい、君のような子は初めてだよ、等々。猫が大好きだと言えば"僕は猫に嫉妬するよ。猫になりたい。"とか。

はーーーーーーーーーーーーーーー。面倒。てゆーかこうゆうことを言われて喜んだリ本気にしたりする人って本当にいるの?こーゆー話になると私はアブドゥルの言葉を右から左へ受け流すようにしてる。受け流し過ぎて何か質問されてるのに気付かなかったりする。
一番の問題は私の英語力かなー。英語やろー。
ちなみにこっちの人は英語通じないのが基本です。挨拶とか"水"とかは通じるけど。
英語通じたとしても巻舌ゆえ全然聞き取れない!
最初ホテル探し中に会ったイエメン人なんて、しきりに"ギビニーズ"って言ってて全く意味不明だったんだけど後でそれが"ジャパニーズ"って言ってたんだと分かった。
薄い顔の私の発音は薄く、濃い顔の彼らの発音は濃い。この相関関係はいかに。多分全く関係ないだろうが。

やなことばかりじゃなくて、建物の最上階にあるマフラージ(男たちはそこでカートを噛んだり水たばこを吸ったりする)に連れてってもらったり旧市街を歩いてる時に彼の友達とか知り合いと話せたり、一人で行動してたら出来ない体験もできてる。

私、1日誰かと一緒に過ごしたら2日は一人でいたいタイプ。
だから途中から"お願いだから放っといて!"と心の中で叫ぶ。
が、彼は離してくれず。1度わかれてまた夜ご飯に行くことになってしまった。
私も"絶対、何がなんでもいや!"なわけじゃないのよ。
1日が終わってわかれるとき、明日は、明後日は、土曜日は?と。

どうなるか分からないけど、最終日の空港に行く時も一緒についてきてくれるらしいのでこれからも何かとお世話になりそう。

てゆーかなんとなく、モロッコのエッサウィラの彼を思い出すよ。。。

そんなこんなで2日目もアブドゥルと一緒にいた関係で、スークをひとり歩きして徒然なるままに写真を撮るという一番簡単で一番やりたいことがまだ出来てません。

今日こそは!(夜にはまたアブドゥルとご飯行く約束があるんだけどね。。。)

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