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AKB48 第3回選抜総選挙

2011-06-11 23:49:50 | AKB48
幸運なことにチケットがゲットできたので、日本武道館に行きました。


一言。感動。




正直、総選挙今年もやるの?もういいじゃん。って思ってたし、私が投じたのはたった2票だ。
私は優子推し。1位は優子だと思った。でも1位はあっちゃんがいいと思ってた。



去年は映画館で観た。泣いた。
今年は会場で。すごい空間。ファンの熱気、緊張、誰もが息を飲む瞬間、会場にいる全員が興奮する瞬間。


個人的にグッときたポイントを挙げてみる。


SKEのちゅり。あまり知らない子。
KⅡのキャプテン。KⅡのみんな、ファンを代表して、秋元先生、お忙しいのは重々承知ですが、私たちに公演をやらせてください!!
それを聞いて涙するKⅡのメンバーが画面に映し出された。私も泣いてしまった。
このステージで、チームを代表してものを言うこと。すごく素敵だった。

みゃお、らぶたん。少しずつ順位が落ちてきている。選抜に入りたい子たち。
みゃおが、今年は自分のために努力するのではなく、自分を応援してくれるファンのみなさん、自分を支えてくれる人たちのために努力する、って言ったのを聞いて、涙するメンバーが映し出された。私も泣いた。

ゆい。崩れそうになりながら、マイクスタンドにしがみついていた。言葉にならない言葉。推されまくりでアンチが多かっただろうな。プレッシャーもたくさんあっただろうな。
ゆいちゃんが認められて嬉しい。当然私も泣いた。

才加。おそらく、彼女自身は選抜に入れると思ってなかったと思う。AKBの中での自分の立ち位置を冷静に見極めているだろう。でも、入った。去年スキャンダルで世間を騒がせ、キャプテンを辞任、東京マラソンを完走してキャプテンに復帰。色々あった1年。才加の男泣きに泣いた。

佐江。佐江がスピーチを終えて11位の席に行くとき、才加の後ろを通った。がっちり手を握り合う二人。ツインタワーの絆に涙。

ともちん。女子中高生のカリスマと言われ、個人でも多くのCMに出て、ソロシングルも出していて、最近すごくメディア露出の多かった彼女。でも、ともちんの順位は伸びないと思った。選挙に熱くなるファンは、女子中高生じゃない。そして、ともちんは一見やる気なさそうに見えるという勿体ないところがある。本当は負けず嫌いで硬派なのに。神7と言われていた7人から初めて落ちた。すごく悔しかっただろう。ともちん、頑張れ。

たかみな。7位だったたかみな。たかみなの夢である「一人の歌手」。今年はもう一つの夢を語った。AKBにいながら一人の歌手になる。これから先どんどん増えるであろうAKB。そして、去っていくメンバー。それを、一番近い位置で見守る。たかみながずっとAKBにいてくれるなら、AKBはきっと大丈夫。AKBの魂がいてくれるなら、きっと正しい道を行く。「努力は必ず報われる。そのことを、高橋みなみ、この人生をもって証明します!」と力強く語った言葉に、ゾクっとした。震えた。たかみなはやっぱりすごい。彼女にしか言えない。説得力をもって語れるのはたかみなだけ。




今回の総選挙、やはり一番の注目は1位と2位。まだまだ上位の発表じゃないときから、あっちゃんの雰囲気はいつもと違っていた。とても不安そうで、とても緊張していて、泣いていた。反対に、優子は下を向くことはなく、ずっと前を向いていた。

2位の発表がきた。徳光さんが「第2位、チーム…」と言ったとき、会場は次にくる言葉がAなのかKなのか、たった一つの言葉を絶対に聴き逃すまいと全神経を集中させていた。

「第2位、チームK!!」
その瞬間、あっちゃんは泣き崩れた。感情を崩壊させた。「泣く」とか「号泣」なんて言葉じゃ全然足りない。叫びながら泣いていた。
「あーー、あーーー!!」と叫びながら大粒の涙を流していた。


両手で顔を覆い、体を折って全身で泣いていた。


優子は、真っ直ぐ前を見据え、しっかりと立ち上がった。
壇上に上がった優子のスピーチ。
静かに語った。「第三者は色々なことを言います。何枚もCDを買って、そんなんで選挙と言えるのか?選挙は一人一票なのではないか?AKBの周りは色んなことを言います。でも。私たちにとって票数は愛です。みなさんたくさんの愛を、ありがとうございました。」
優子にしか語れない。いつも笑顔で、みんなを明るさで引っ張る優子。その優子の言葉だから意味がある。すごく大人で、空気を読める彼女だから言える言葉。
彼女は、彼女達のファンを肯定した。これは、ファンを肯定する言葉だ。世間を敵に回しても、私たちはファンの味方だ、と言ってるに等しい。


そして、改めて「第1位、前田敦子!!」と発表された。
こんなに泣いてるあっちゃん、初めて見た。
この世に、叫びながら泣いたことがある人ってどれぐらいいる?そんなに真剣に生きたことがある人ってどれぐらいいる?
後にあっちゃんは、こんなに緊張したのは初めて、こんなに泣いたのは初めてだと語っていた。
去年の総選挙のとき、2位と発表されたあっちゃんは、笑顔で壇上に上がった。壇上では涙を見せたものの、静かに言葉を紡いだ。
でも本当は、きっと大声で泣きたかったんだ。きっと去年、泣きそびれてしまったんだ。

悔しかった。そして今年、嬉しかった。もう一度、自信を取り戻した。あっちゃんが帰ってきた。
「私の事を嫌いな人もいると思います。でも、ひとつだけお願いがあります。私の事を嫌いでも、AKBのことは嫌いにならないでください!」
一昨年のアンチ前田コール。AKBに人生を捧げると語った一昨年。そして今年。
AKBの顔、あっちゃんの言葉。


その後の、あっちゃんから優子へのメッセージ。
優子からあっちゃんへのメッセージ。
ステージで固く抱き合う二人。


感動的な瞬間だった。



AKBには、人生において大事なもんがいっぱい詰まってる。



自分もかつて、叫びながら泣いたことが1度だけある。きっとこれから先、叫びながら泣くことはないだろう。そこまでの感情に至ったのは、それだけ追い込まれていたし、つらかったから。


私は、一生懸命生きてる子を見ると泣いてしまう。


総選挙、会場で見届けることができて本当に良かった。


燃え尽きた。


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