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『モンテーニュ通りのカフェ』 DVD

2010-03-16 22:05:40 | movie
製作国:フランス
監督:ダニエル・トンプソン
出演:セシル・ドゥ・フランス/ヴァレリー・ルメルシェ/アルベール・デュポンテル/クロード・ブラッスール/クリストファー・トンプソン/シュザンヌ・フロン


【ストーリー】
パリに憧れてマコンから上京してきたジェシカ(セシル・ドゥ・フランス)は、ギャルソンとして由緒ある「カフェ・ド・テアトル」で働くようになる。パリでも有名なそのカフェには、映画監督や有名女優、資産家などセレブの人々がやってくる。だが、華やかそうに見える彼らは、様々な苦悩を抱えていた。TVドラマで人気を博す女優のカトリーヌ(ヴァレリー・ルメルシェ)は自身のキャリアに満足できずにいる。美術収集家・グランベール(クロード・ブラッスール)は自分の人生にとって大切なものを見つめ直すため貴重なコレクションを放出しようとしている。著名ピアニストのジャン=フランソワ(アルベール・デュポンテル)は、歩んできた道のりに違和感を感じ、本当に音楽を必要とする人々の前で演奏したいと苦悩していた。やがて運命の日。ジャン=フランソワ、グランベール、カトリーヌそれぞれの人生が、緩やかに幕を開ける――。パリ8区、モンテーニュ通りに建つ小さなカフェを舞台に、セレブな人々の人生と、ジェシカが人生を切り開いていく姿が交錯しながら織り成す、人生讃歌ドラマ。


【感想】
私やっぱりヒューマンドラマ好きだな~。
オムニバスっていうほどそれぞれの主人公の距離が離れてなくて、みんなほぼ同じコミュニティで暮らす人。職業と環境は違えど。距離的にも近いし、お互い知り合いみたいな感じでもある。
ただ、もっと「ジェシカ」を媒介にして他の人の人生が変わっていくもんだと思ったのに、案外ジェシカの影響力がなかった。みんなはみんなの足で立っていた。
もう少しジェシカに人間力と不思議な魅力が与えられててもいいんじゃないかな。

でもまぁ、そこに重きを置かないからこその全体を通じた軽妙さが実現されているのだ、と捉えることもできるかも。