一日清閑一日福

思いつくままに綴っています。

前任校の思い出(袴それとも着物?)

2009-02-08 | H高校とF高校の思い出

気さくに話しかけてくれる前任校のS先生が、「袴を持っているので、着付けてあげるから、卒業式に着てみない?」と私に言って下さったので、喜んで申し出を受け入れた。いつもやさしいM先生も、着物と帯をわざわざ家から持ってきてくれた。試しに着てみたところ、袴は私には小さくて派手な感じだった。着物と帯はたいそう高級品で、どちらもきらびやかだった。私が自分の家にある紺色の紋付色無地の着物を持ってきて、M先生の淡いピンク色の帯とあわせてみると、落ち着いた感じでよく似合ったので、それに決定した。M先生は帯揚げや帯締め、そして赤色の重ね襟まで持ってきて下さった

卒業式当日は2人とも朝早くから学校に来て私のために着付けて下さった。 私はその場に立っているだけで、何から何までお任せ状態だった。お礼も受け取って下さらず、お二人のお気持ちがとても嬉しかった

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