この時期はセンターを課さない国公立の推薦入試だ。生徒達は志望理由書を書き、先生は志望理由書のアドバイスや、面接練習、小論文の指導をするので、大忙しだった
面接練習や小論文の指導は受験する学部や学科によって、担当する先生が割り振られる。昨年担当した中で、人気の高い地元の国公立大学の看護学部希望の生徒が2名いた。そこは毎年英語の小論文が出題される。センター免除のため、倍率も高く、前任校では、受験しても毎年せいぜい1名しか合格していなかった。昨年もどちらか1名でも合格してくれたら、と願っていたが、2名とも合格してびっくりした
何よりも嬉しかったのは、2人がそろって私のところへやってきて丁重にお礼を言ってくれたことだ。私が面接の内容をきいてみると、一人は専門看護師について、もう一人は自分のボランティア活動について話したそうだ。英語の小論文はさておき、面接試験で2人の人柄がにじみでたのだろうと思った