口は災いの"素"

音楽テクニカルライター布施雄一郎のポジティブなネガティブ語録/独り言編

マズウマ!

2007-01-09 23:49:48 | 食生活

銀座をほっつき歩いていてお腹が空いたので、
ちょっと遅い昼ごはんを食べることに。

でも、ここは銀座。

う~ん、そもそも銀座のお店なんか知らないし、
周囲は僕なんぞはお呼び出ない様子で、^^;)
いつの間にやら、有楽町駅の近くまで来てしまいました。

…と、そこで思いついたのが、
有楽町駅周辺にあると言う、B級グルメで超有名な


   『ジャポネ


です!とにかく量が多くて、安くて、ジャッキーな味のする
ゲッティー屋さんという噂。

そう、学食チックと言うか、給食テイストとでも言いましょうか。
太くて独特の食感がするソフト麺的なゲッティーを、
フライパンでガシガシと炒めて作るゲッティーらしいのです。

噂には知っていたものの、これまで行く機会がなく、
今日は絶好のチャンス!ということで、携帯で場所を調べて行ってきました!


   *****


場所は、有楽町の東京交通会館横の銀座インズ3の1階奥。
人通りの多い銀座インズ1や2に比べてお店も少なく閑散とした雰囲気なんですが、
ナゼだかこの『ジャポネ』だけ、妙に熱気が溢れています。( ̄w ̄)ぷ

カウンター席のみで十数席あるでしょうか。
お昼時は行列ができるらしいのですが、
今日は時間が中途半端だったからか、すぐに座れました。
と言っても、たまたま1席空いていただけなんですが ^^;)

どれが美味しいのかよくわからなかったので、
とりあえずスタンダードな『ジャポネ』を注文。

当たり前のように


   ジ『サイズは?』


と聞かれたので、普通盛で。
メニューを見ると、


   レギュラー(並)、ジャンボ(大盛)、横綱


が用意されています。
しかしネット情報によると、裏メニューとしてさらに


   親方、理事長


なんて超大盛りもあるようです。
一体どんな人たちが食べるのでしょうか?^^;)

ちなみにお値段は、一部を除いてレギュラーで500円!
ジャンボになるとプラス150円。さらにプラス100円で横綱昇進。

そんな豪快な盛り付けを裏付けるように、厨房では、


   それ、風呂っすか?( ̄◇ ̄;)


というような超大型の鍋で、


   それ、新種の生き物っすか?( ̄◇ ̄;)


というぐらいの恐ろしい量のゲッティー麺が茹でられていました。^^;)

それをガッツリと大型フライパンに入れ、
中華料理屋に負けないくらいの猛烈な火力でじゅーじゅー炒め始めます。


   それ、焼ソバっすか?( ̄□ ̄;)


な~んて言ってはいけません。^^;)


   *****


そんなこんなで、待つこと数分。
どど~んと、『ジャポネ』が運ばれてきました!

早速、いただきまぁ~す!(^Q^)


ゲッティーのボリュームに負けないくらい、タバスコも巨大です。^^;)


   うぉ~!まずいまずい!これはウマイ!(^◇^)


メニューによると、このジャポネは和風の醤油味ゲッティーということですが、
僕の大好きなジャンキーな味!多くの人がB級グルメとして賞賛するのが、
よ~くわかります。


   まずいからウマイ!


そんな最上級の誉め言葉が良く似合う、代表的なB級ゲッティー。
息つくヒマなく、イッキ食いしちゃう感じ。
これは『パスタ』とは呼びたくない。
間違いなく『ゲッティー』です!

ハッキリ言って、かなり好き( ̄w ̄)ぷ

ちなみに、今の僕には『レギュラー』でもかなりのボリューム。
ひとり暮らしをしていた頃なら、『ジャンボ』は楽に行ってたかもね~。
それでも、『横綱』は無理だべさ。^^;)

このお店について詳しく知りたい方は、
コチラのページでお腹イッパイになってください

#メタボデリック系の方は御注意ください( ̄w ̄)ぷぷぷ


ジャポネ
東京都中央区銀座2丁目2-1 銀座インズ3 一階 / 03-3567-4749
平日10:30~19:30 土曜10:30~15:00 定休 日曜・祝日


HOUSE OF SHISEIDO

2007-01-09 23:49:23 | YMO &more

仕事帰りに新橋から有楽町まで歩いていたら、
たまたま資生堂のビルが目に入りました。

そう、以前このブログにも書いたことがありますが
資生堂の商品や宣伝広告物の展示と、いろいろな企画展が行われている


   ハウス オブ シセイドウ


です。僕は昔から、資生堂の意匠や宣伝広告って、
すんごい好きなんですよ~。

残念ながら、是非とも行きたかった『メーク&モード ビューティの時代展』は
もうとっくの昔に終わってますが、せっかくなので中に入ってみました。


その昔、『オイデルミン』の瓶を布施母からもらって自室に飾ってます。


   *****


1階と2階の展示スペースでは、
その時々で絵画などの企画展が行われていますが、

僕の目的は、やはり資生堂の歴史や商品意匠・宣伝広告物なでの、
真っ先に2階の『アーカイブ・テーブル』に行きました。


7ブロックあるテーブルの上には、
常時、幾何学的な模様が映し出されています。

そして引き出しを開けると、その中に資生堂の商品や歴史が展示されており、
関連する映像が、テーブルの上に映し出される仕組みになっています。

#撮影禁止でしたが、ホームページでアーカイブ・テーブルの様子が見れます

さらっと見れば、5分やそこらで見終わってしまいますが、
じっくりと全部くまなく見ようとすると、なかなかのボリュームです。

僕は、このアーカイブテーブルだけで、
楽に1時間以上の時間を過ごしてしまいました。^^;)


   *****


その他にも、年表やライブラリー、アートコレクションなどもありましたが、
時間の都合もあって、次に行ったのが『ミニシアター』。

これまでの資生堂のテレビCMなどの映像作品がデータ化されていて、
すべて見れるようになっているんです。

しかも、年代別、モデル別、CM音楽別、ブランド別と
CMを検索して探すことができるので、いろんな楽しみ方ができます。


まあ、まず最初に探したのは、
やっぱり『い・け・な・い・ルージュマジック』^^;)

でも、同じカテゴリーの中に『パーキージーン』のCMを見つけて、
そちらを先に見ました。

この曲、『教授の曲じゃないか?』って話題になりましたが、
当時の雑誌(サウンドール)では、鈴木慶一(ムーンライダース)の作曲って
紹介されていたんですよね。

なもんで、僕もそう信じてたんですが、実際はやっぱり教授の作曲で、
慶一さんとスーザンさんがデュエットしている、ってことのようです。

ちなみに、このミニシアターのデーターベースでは、
『鈴木慶一+坂本龍一+スーザン』ってクレジットされていました。

#僕の持っている資生堂のオフィシャルの資料には、ナゼか
#このパーキージーンだけ、作曲者のクレジットが掲載されていないんですよ~。

ってことで、この曲は、
教授のCD『Works Ⅰ-CM』で聴けますよ~(まだ買ってないけど ^^;)


   *****


続いて90年代を見ていくと、出ました、幸宏さん!『精一杯の微笑み』です。
実は、忘れていてビックリしました。^^;)
この懐かしいCMは、YouTubeで見れたりします。

さらに検索していくと、なんと1995年のエリクシールのCMに
なんと『大村憲司(演奏)』という文字を発見!

おお、憲司さん!( ̄□ ̄;)
資生堂のCMをやっていたとは、知りませんでした。

早速、そのCMを再生してみると…あれ?


   ピアノ曲じゃん?( ̄◇ ̄;)はて?


ん~何かの間違いか、と残念に思いつつ、
直後に『矢野顕子(演奏)』というCMを発見。

これは、6パターンくらいのCMがあって、再生してみると、
あれあれ?さっきのCMと同じピアノ曲じゃん。よく見ると、同じエリクシールのCM。

なんだなんだ?おかしいなぁ~と思って見てると、
なんとアコギの音が聴こえてきました!


   おお、AKKOちゃんのピアノと憲司さんのギターだっ!( ̄□ ̄;)


どうやら、『大村憲司(演奏)』で表示されるCMと、
『矢野顕子(演奏)』で表示されるCMが、一部おかしくなっていたようです。

いずれにせよ、こんな所で憲司さんとAKKOちゃんが共演していたとは。
ちょっと驚きましたが、嬉しい発見でした。


   *****


まあ、ここではYMO関係ネタばかりを書きましたが( ̄w ̄)ぷ
70~80年代の資生堂のCMは、渡辺貞夫や大滝詠一、
矢沢永吉にツイストなどなど、いずれも名作揃い。

老若男女、誰でも楽しめるスペースですよ~!(^◇^)



トイレのペーパータオルも資生堂のロゴ入り。手触りも上質です。


もちろん、ハンドソープは資生堂( ̄w ̄)


ハウス オブ シセイドウ
104-0061東京都中央区銀座7-5-5 / 03-3571-0401
平日・土曜 11:00~19:00(入館18:30まで)
日曜・祝日 11:00~18:00(入館17:30まで)
月曜 休館 入場無料


LOVE IS BEAUTIFUL

2007-01-09 23:15:57 | 取材

23時就寝、6時30分起床。

朝からいろいろと作業をこなして、
10時30分頃に外出。今年最初の取材のため、都内某スタジオへ。

13日から始まるGLAYのアリーナ・ツアーのリハーサルの合間を縫って、
ギタリストHISASHIさんと、マニュピュレーターの常見和秀さんの取材です。


   *****


常見さんとは、以前はよく取材させていただいたのですが、
ここ2年くらいはお会いする機会がなくて、かなりお久しぶり。

今回のアリーナ・ツアーのシーケンスシステムについて伺った後に、
マニュピュレーターから見たGLAYサウンドについて語っていただきました。

いやぁ~、ライブのマニュピュレーターさんと言うと、
一般の多くの音楽ファンには興味のないかもしれない裏方さんですが
(でも、このブログを読んでくれている人の多くは興味あり、かな?^^;)
改めて、ものすごい大役なんだなぁ~、と実感しました。


ライブ・マニュピュレーターさんの仕事を簡単に説明すると、
『ミュージシャンが奏でる音以外のすべてのサウンドを管理している人』
ということになります。

もちろん、ただ用意されたオケを再生するだけではなく、
リハ中にメンバーの意向を聞いて、オケの音色を作り変えたり、
曲の尺を変えたりと言ったエディットを瞬時にこなすわけです。

しかも、本番でシステムがトラブってしまうと、
ステージがストップしてしまうという最も重要な役割。


こういったマニュピュレーターさん以外にも、
舞台袖でギターサウンドを作ったりエフェクトを切り替えるギターテックさん、
さらに、PAさんや照明さん、前々日からステージを設営するスタッフなど、
多くのプロの仕事によって、ライブ・ステージは成り立っているんですね~。

そういう目線でライブを見てみると、
またちょっと違った楽しみ方ができるかもしれませんよ。

#かなりマニアックですが。( ̄w ̄)ぷ


   *****


常見さんの取材に続いて、HISASHIさんにインタビュー。
新譜のお話を中心に、曲作りやサウンドメイクについて伺いました。

HISASHIさんのギターは、
ただコード弾きをするような一般的なバッキングが少なく、
ボーカルと絡み合うメロディアスなオブリや、過激なSE的サウンドなど、
かなり特異なギタースタイルを確立していると言ってよいでしょう。

その独自のスタイルは、新譜でさらに進化を遂げつつ、
自らPro Toolsでの波形エディットも積極的に行ったということで、
いわゆるギターサウンドの『引き出しの多さ』には、本当に驚かされます。

音だけ聴くと「これはシンセだろうな」と思うようなフレーズも
ほとんどがギターを加工して作られているとのことで、ビックリ!
サウンドプロデューサーとしてのレベルの高さも強く感じました。

連日のツアー・リハと忙しい中、快く取材に応じてくださり、
本当にありがとうございました。


   *****


今回の記事は、2/9発売のサウンドデザイナーに掲載予定です。


GLAY『LOVE IS BEAUTIFUL』1/31 Release
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