Invitation to W★ING

<東日本大震災>で被災された皆さまに心からお見舞い申し上げるとともに一日も早い復興をお祈り申し上げます。

二つの”巨星”が旅立った!

2011-07-30 16:30:24 | 日記
‡数日前から降りしきる大雨で新潟と福島では大変な事になっている。更に東北,関東・甲信越,北陸……と,かなり広範囲での豪雨だ。雨はまだ数日間続くみたいだが,来週に入ると台風9号が日本列島を襲って来るらしい……。

昨日の朝,新聞にはSF作家の小松左京さんの訃報(享年80歳)を知らせる記事が出ていた。 「日本沈没」や「首都消失」等の大ヒット作で知られる氏は,宇宙開発の振興を目的に,啓蒙活動にも力を注いでいた,と聞く。その一方では,<大阪万博>や<国際・花と緑の博覧会>等の企画にも携わったり,国際シンポジウムではまとめ役を努めたりした。

SFに限らず紀行,時代物,エッセー……と異なるジャンルで多才な一面を見せた。東日本大震災について「この危機を必ず乗り越えられる。日本は必ずユートピアを実現できると信じている。日本と日本人を信じている」と語っていた,と言う。

また,日米のプロ野球で活躍した伊良部秀輝さんがアメリカ・ロサンゼルス郊外の自宅で自殺していたのが,訪ねてきた友人らに寄って警察に通報され,発見されたという。享年42歳。一体,伊良部氏に何があったのだろう……。

歴代の日本人ピッチャーで”最速”という議論になった時に必ず名前が上がるのが伊良部なのだが,その存在感と共にトラブルも多くあった。日本では”ロッテ”と”阪神”に在籍。プロ入りから10年後の1997年に”ニューヨーク・ヤンキース”へ。メジャーではモントリオールの”エキスポス”とテキサスの”レンジャーズ”……で計8年に渡って活躍した。

パ・リーグ時代に「平成の名勝負」とうたわれた西武の清原や,阪神で一緒に過ごした下柳からは伊良部氏の死を悼む声がマスコミを通じて伝えられている。29日(現地時間)NYのヤンキースタジアムでは,電光掲示板が伊良部氏の死亡を伝え,試合前に選手と観客が黙祷を捧げたという。小松左京氏と伊良部秀輝氏のご冥福を慎んでお祈りいたします……。<茨城>