思い出が詰まった”第２の故郷”ミネアポリス

‡もし，また住む事になったなら”サンフランシスコ”がいいな……なんて書いたら，ここのところ毎朝の様にＮＨＫ－ＢＳ１で《ＭＬＢ》の”オークランド”アスレチックスが，タンパ・ベイ・レイズを迎えての３連戦を生中継していた。

オークランド……といえば，サンフランシスコの対岸にあるが，松井秀喜が昨日の試合の際にベンチで手を擦り合わせていたが，サンフランシスコはかなり寒い様で，１３度とか１４度とか言っていた。この時期，ナイト・ゲームとはいえ，やはり肌寒いよな～何て思いながらも見ていました。

それでも，松井は１安打１打点を上げ，今日の３連戦の最終戦では”９号”ホームラン（３ラン）を含む３安打５打点を上げて，１３－３の大差で勝った。長い”スランプ”を乗り越えて，松井秀喜が”夏男”の本領を発揮してきたみたいだ！

明日は西岡 剛の”ミネソタ”ツインズの生中継。ミネソタ州といえば，勿論……私の”第２の故郷”ミネアポリスですよね。（笑）ミネアポリスの街中も大分様変わりしているだろう……何て，昔の事を思い出す。先日もジミー鈴木とアメリカでの昔話になって，懐かしさが込み上げてきた。

私が初めてミネアポリスに行ったのは３７，８年前にもなる。『プロレス』誌（ベースボール・マガジン社）を辞め，アメリカへ……。最初に向かった所がミネアポリスだった。街のど真ん中”ダイクマン・ホテル”に泊まり，その中にあった《ＡＷＡ》に，バーン・ガニアを尋ねた。

むろん《ＡＷＡ》と私の関係は，これ以前……『プロレス』誌の時に，ＡＷＡから送られて来てた宣材を基に，新人紹介のグラビアを組んでいた頃からだったか？　1970（昭和45）年のガニア初来日時には一ファンとして，羽田空港にサインを貰いに行ったりしたけども……。（笑）

ＮＷＡと違い，その勢力圏は狭いながらスター選手が数多く，私にとってはとても魅力に溢れ，興味のあるテリトリーでした。一時の予定が，ついつい長いをしてしまい住み着いてしまったが（笑）親切な人達と緑の多い自然に魅せられて，お金は無かったけれど楽しい日々を送っていました。

”ヘネピン通り”にあった映画館やチャイニーズレストランの『南京』，”ニコレット通り”にあったデパートや私の住んでいたアパート……よく食べに出掛けた和食の『飛鳥』と『一番』等はまだ有るのだろうか？ 私が二度目にミネアポリスに住んだ時は，いま『週プロ』で「ボーイズはボーイズ」のコラムを書いている”フミ斎藤”の斎藤文彦氏なんかは，まだ学生だったからね。

ジミーが書いていた川沿いのレストラン『ＫＩＫＵＧＡＷＡ』って……覚えていないな。川沿いのレストランには何回か行ったけど和食だったかステーキハウスだったか？（笑）ＡＷＡにいた日本人レスラーといえば（マサ）斎藤さんに（高野）俊二，単発だったがケンドー・ナガサキの桜田選手やトンガもやってきた。思い出がイッパイ詰まったミネアポリスに”望郷”の念が湧いてきた！　＜茨城＞