昨日、三人でコーヒーを飲んでいた時の会話
珍さんが毎日通っている超・美人喫茶・カフェ・ローズにしばらく勤めていたアルバイトが辞め、その後、一人のネーチャンが来たアルが、愛想の無いネーチャンで、「全くむいてない」タイプだったのこと。案の定一日で辞めてしまったアル。
その次に来たネーチャンは最初から無断欠勤が目立ち、昨日はついに「連絡が無いまま4日も経った」と超・美人ママが嘆いていたアル。そこで話題は「アルバイト」になったアル。
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知り合いの金持ちの娘がアルバイトをしたんだって。そしたら、アルバイト先の電卓があまりにも汚れていたんで、何と、石鹼でゴシゴシ水洗いしたんだって。普通は絶対にやらないよね。本当に世間知らずの娘だよ。
そこで珍さん
そりゃ
石鹼知らず
だよ!
上手い!座布団1枚!
今度は障子張りの話になり、フスマ張りは難しいという話に移ったアル。
そこで珍さん
親は、さぞかし嘆いているだろうなあ
なんで???
教授にでもなるかと期待していたら
経師屋になっちまった!
上手い!座布団もう一枚!
注:経師屋・・・「きょうじや」と読む。簡単にいえば襖張り職人・・・どうやら死語らしい。ATOK8では変換出来なかった
珍さん、夜になっていつもの焼き鳥屋に行ったのこと。すると最近、68歳で銀行を定年退職した親爺が来たのこと。
この親爺、さすが銀行マンらしく、実にお堅い性格だったアルが、女性にだけは惚れっぽく、最近ではみんなが「ありゃ~どう見ても60過ぎだよ」というスナックのママに惚れ込み、「そんな事は無い!40代だ!」と毎日足繁く通っているのこと。「老いらくの恋」アルな。
しかし、奥さんの尻にも敷かれており、毎晩、たかが焼き鳥屋に出掛ける事さえままならないらしいアル。ちょっと話し方がオカマっぽく、いつも「珍さ~ん、電話呉れれば何時でも出られるんだけどぉ」と頼り無い事を言っているアル。
その親爺が最近、「合法的に外出する方法」を見つけたアル。それは「囲碁クラブ」に入会し、昼間は囲碁クラブに通い、夜はスナックへ一目散(いちもくさん)という方法のこと。
「何故、囲碁を習いに行ったのに酔っぱらって帰るの?」とは問い詰められないらしいアル。
親爺は「最近ねえ、三目(さんもく)先までは読めるようになったのぉ。でも、それ以上は無理」と言ったアル。
そこで珍さん
三目先まで読むのは絶対に無理だよ。アナタに出来っこない!
なんでぇ?
だって読めるもん!
恋は盲目!
上手い!!座布団、さらに一枚!