不適切な表現に該当する恐れがある内容を一部非表示にしています

ある宇和島市議会議員のトレーニング

阪神大震災支援で動きの悪い体に気づいてトレーニングを始め、いつのまにかトライアスリートになってしまった私。

【献本お礼など】難波先生より

2014-06-23 14:07:46 | 難波紘二先生
【献本お礼など】
 桝井寛一(元広島ペンクラブ会長)さんから、『八十八(やそはち)からの伝言』(文芸社,2014)の贈呈を受けた。お礼申し上げます。米寿を記念して「広島ペン」誌などに発表された随筆やメモ、書物からの抜き書きなどをまとめたものだ。
 「マスカン」というハムの会社のコマーシャルは時折TVで見かけるが、その社長とは知らなかった。初代桝井寛一(広島県の創立者のひとり)の息子義己として、大正13(1924)年に誕生。父親の始めた食肉卸販売業を継承し、1958年に二代目「寛一」を襲名したとある。
 1922(大正11)年3月に京都で「全国」が結成された後、県単位で支部が組織されたのであろう。(黒川みどり『近代部落史:明治から現代まで』,平凡社新書, 2011)
 問題についての文章はないが、戦前戦中と戦後の広島についての言及は貴重だ。ご健勝をお祈りする。

 (株)ヒルダの中田紀一さんから担当した山村基毅『ルポ・介護独身』(新潮新書)の献本を受けた。お礼申し上げます。かつて「独身貴族」という言葉があった。リーマンショック以後「パラサイト・シングル」という言葉に変わった。男女ともに初婚年齢が上がり、独身でいるうちに、親の高齢化が進み、「老老介護」当たり前になったが、やがて老いた親がひとりとなり「独身貴族」は「介護独身」となった。
 かつて「家付きカー付きババ抜き」を唱えてえり好みをした世代に、どうやらつけが回ってきているようだ。インタビューによるルポで構成されており、統計的資料で裏づけられていないのがもの足りないが、単身介護という問題は少子高齢化の進行と共にますます深刻となるだろう。これも一読をお奨めする次第だ。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 【ほんの話】難波先生より | トップ | 【修復腎移植】難波先生より »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

難波紘二先生」カテゴリの最新記事