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ある宇和島市議会議員のトレーニング

阪神大震災支援で動きの悪い体に気づいてトレーニングを始め、いつのまにかトライアスリートになってしまった私。

【家族葬】難波先生より

2014-10-20 18:57:04 | 難波紘二先生
【家族葬】
 10/14火曜日の朝早く電話が鳴った。家内が出たら、「の○○さんが亡くなって、今朝8時から葬儀の打ち合わせをすると」いうことだそうだ。亡くなったのは町に住む息子に引き取られていた100歳の老爺だ。通夜・葬式だけ実家でするのだそうだ。先週は、元警察署長で定年後、実家に住んでいた人が前立腺がんの骨転移でなくなった。診断時に第4期だ。入院後3ヶ月くらいか。
 ここは「家族葬でやるから、講中の援助、香典はいらない」と家族が断ったよし。初の「家族葬」だ。やはり一人暮らしだったので、家は無住になるだろう。
 新聞の訃報欄を見ると、「家族葬」が知識人、上流階層を中心に広がっているが、この集落に一般化するのはもっと時間がかかるだろう。だがこうして年毎に、家の無住化、廃屋化、人口の高齢化と減少が進んでいく。小学生の「通学路」と称して20年近く前に山越えの立派な車道を作ったが、生殖年齢の若者は町にいて、集落に子供がいなのだから、今ではイノシシと鹿しか通らない。小学校は廃校寸前である
 増田寛也『地方消滅:東京一極集中が招く人口急減』(中公新書,2014/8) は本当のことを書いていると思う。この地は2年がかりで土地を選定した場所で、田中角栄「日本列島改造論」の時代に、宅地業者が住宅団地として開発したものの、マツダと広島大学が他の場所に工場とキャンパスを作ったため、売れずに倒産して原野に戻った場所だ。北に高い山があり国道に面した南向き緩斜面で、西に小川が流れている住宅適地だ。車でJR在来線駅まで25分、新幹線駅まで30分、空港まで30分で行ける。旧国立病院まで20分、コンビニまで5分だ。
 定年後をここで暮らそうという人はいないものかと思う。いたら気軽に声をかけて下さい。案内します。

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