ある宇和島市議会議員のトレーニング

阪神大震災支援で動きの悪い体に気づいてトレーニングを始め、いつのまにかトライアスリートになってしまった私。

【流行語大賞】難波先生より

2014-11-27 08:48:15 | 難波紘二先生
【流行語大賞】
 「STAP細胞はありまーす」が今年の流行語大賞にノミネートされたそうだ。大賞とトップテンの発表は12/1とのこと。
 http://www.inside-games.jp/article/2014/11/19/82713.html

 「現代用語の基礎知識」(自由国民社)が選ぶもので、2014年版の別冊付録「流行語大賞30周年」によると、過去30年のトップ10(年代順)は
 1985:キャバクラ(新富宏)
 1986:亭主元気で留守がいい(上山英介)
 1989:セクシャル・ハラスメント(セクハラ)(河本和子)
 1990:オヤジギャル(中尊寺ゆつ子)
 1993:サポーター(設楽りさ子)
 1994:同情するなら金をくれ(安達祐実)
 1995:がんばろうKOBE(仰木彬)
 1995:安全神話(佐々淳行)
 1996:自分で自分をほめたい(有森裕子)
 2006:格差社会(山田昌弘)
だそうだ。(人名は受賞者)

 「安全神話」は元警視庁の佐々淳行が、阪神大震災、オウム真理教サリン事件などが多発した1995年に、災害時の行政対応がなっていないことを「官災」と断じ、「日本は安全」という神話に寄りかかっていてはダメだと主張したもの、ということを、今回付録を読んで知った。
 「日本人は安全と水はタダだと思っている」と『日本人とユダヤ人』(山本書店1970、角川文庫1971)でイザヤ・ベンダサン(これは「いざや、便出さん」の語呂合わせだろうか?)こと山本七平が痛烈に批判したのが、1970年頃のことだ。
 ネットとWIKIのおかげで、年鑑類が軒並み廃刊になったが、「現代用語の…」は生き残っていくだろうと思う。書店で「日本の論点2015」(文藝春秋)を見かけたが、また薄くなったようだ。

 こうしてみると、流行語には、バブルの最中の「(タンスにゴン)亭主元気で留守がよい」以外にユーモラスなものが最近はあまりないようだ。
 個人的には「STAP細胞はありまーす」の小保方晴子に一票を投じたい。ユーモラスであり、事件の教訓を忘れないためにも…。
コメント (5)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 【修復腎移植ものがたり(14... | トップ | 【書込を読んで】難波先生より »
最新の画像もっと見る

5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Unknown)
2014-11-28 13:29:55
いっそ、流行語大賞授賞式に出てきてほしい。 苦笑)

一研究員降格が処分で、3月末まで雇用されるのは既定路線でしょうか?

ここまで、あまーい対応なのは、30歳の女性だから?

返信する
Unknown (Mr.S)
2014-11-28 14:48:58
小保方氏について勘違いしてはいけない事として、彼女は憎まれるような事はしていないんです。
一般的な目で観て、何だか胡散臭いなぁとは思うけど
直接の利害は無いし。
今後はタレントでいいんじゃない?
返信する
Unknown (Unknown)
2014-11-28 17:23:56
↑Mr.S氏も納めた税金の無駄遣いしてるよ。

最近知ったんだけど、STAP細胞って販売中?だって。しかもマグネットつき。
http://www.webcitation.org/6UOyagJjt

返信する
Unknown (Mr.S)
2014-11-29 03:11:17
税金無駄遣い? 全然響いてこないよ。
返信する
Unknown (Unknown)
2014-11-29 04:27:28
>マグネット

甘いな。レシピまである。
http://cookpad.com/search/stap
返信する

コメントを投稿

難波紘二先生」カテゴリの最新記事