民間事業者の廃業の影響を

先日このblogでも触れましたが、
クアスイミングスクール等の施設が、２月末（一部３月末）で、廃止されます。
民間の事業者なので、採算を考えなければなりませんし、
他の事業や今までの蓄えを回すことで、経営改善を目指していたのでしようが、
見込み薄だと評価したのでしよう。
残念ながら、スポーツクラブ・ボーリング場、ホテル・バンケットホール等、すべてを売却されるとのことです。
経営陣とは、お付き合いがあり、資産も充分お持ちですので、あくまでも冷静な経営判断による売却であると思いますが、
燃料費高騰の時代に、健康産業の一翼を担い、温水プールでの練習環境は、全国一を何人も育んだ施設でもあります。
７００人弱のメンバーが居ると聞きましたが、それぞれの取り組みで、健康あるいは競技レベルを維持・向上してきた人たちが
今後どうして、現在の生活パターンを守つていくのか、
特に、高齢の方の健康維持、学校体育を越えたところの高いレベルの競技者の育成環境と考えると、
ジュニアのナショナルチームに選ばれる子どもたちや、愛媛国体でポイントを稼げる選手候補を含む子どもたちの練習場所を失つてしまうことの影響は、
甚大でありましょう。

行政で出来ることは、できる限りのサポートをして頂きたいと思います。
既存の施設（石丸プール）や管理委託している施設（吉田プール）について、最大限の柔軟性を持つて施設利用の便宜を図つてやれないかと思います。

例えば、プールでビート板やパドルなどのトレーニンググッズの利用や、今や常識の練習中の補給物の持ち込み
この辺りは、すぐにでも見直しをしていただきたいと思います。
また、現在継続利用している学校の部活の練習時間帯との調整。
市立の小中学校や県立高校のプールが温水プールでないことをカバーしているので、
現在の宇和島東高や南中等の水泳部とは、譲り合い・折り合いながら共存をしていただきたいと思います。

開館時間の再検討もして頂きたいと思います。
また、年間の休館日を削減して、練習時間を確保することも考えて頂きたいと思います。
熱源がない日でも、水を温めなくても練習する子らが泳ぐわけであります。規定の見直しを早急にしていただき、
運用面の見直しで解決できることは積極的に見直していただきたいと思います。

将来的には、公設のプール施設を民間がそのノウハウでランニングコストのかからない施設として、維持管理することを考えなければなりません。

クアのコーチとの打合せもしてみました。
県議会議員さんにも、事情を知つて頂いて、応援をしていただきたいと思います。

体重61.5kg