寒風

二度あることは三度あるの諺も、今日については当てはまらず、快晴が日がな一日続きました。それとともに特筆すべきは肌寒さと風の強さです。朝方半袖で出たところ寒すぎて、途中からは雨合羽を羽織りました。寒風に吹かれながらも満開を保つ桜は、北国での花見を彷彿させるものでした。明日は若干気温が上がるとの予報ではありますが、依然として汗ばむほどの陽気にはならないと見込まれています。冬から早春にかけての暖かさを考えると、桜もたちまち咲いて散るかと思いきや、開花後に一転して寒くなるという変化が去年とは好対照です。
春分を待たずに開花した時点では、月末まで持ってくれれば御の字だろうと考えて、今週末は北陸へ行くつもりでした。それが今週末まで持ちこたえそうな情勢となるに至り、見送りが確定的となりました。しかし、去年金沢で花見をするという宿願を果たしたこともあり、今年に関していえばそれほどの執着がありません。先週末の借りを返す機会と前向きに受け止めます。