今回の道中では出発以来徹頭徹尾暖かく、九州に上陸後は専ら半袖で乗り切り、上着代わりの雨合羽が無用の長物と化していました。しかし、本州へ戻ってみるとさすがに寒く、最後の最後で三日ぶりに雨合羽を羽織りました。岡山からは「サンライズ」で帰路につきます。
常々申している通り、車内での飲み食いは好みません。しかるに流れ上やむを得なかった今回、いただくとすれば「サンライズ」の個室かラウンジという選択肢がありました。その方が新幹線の座席より多少なりともましでしょう。しかし結局「こだま」の車内でいただきました。空腹だったのもさることながら、「サンライズ」ではその暇がなかろうと思ったからです。
九州新幹線に乗車中、月は目線よりやや高い程度の位置でした。それが次第に昇っていき、岡山に着く頃にはかなりの角度で仰ぎ見る位置になりました。上部へ向かってやや湾曲した500系の窓ならともかく、N700系では見えなかったかもしれません。さらに時間が経てば、500系ですら厳しくなってくるでしょう。その点、上部がさらに湾曲した二階の個室なら理想的です。街の明かりが増えてくる姫路の少し手前まで、月を仰ぎ見ながら過ごします。
今回は定時の発車となりました。このまま行けば、日付が変わる頃に明石海峡大橋をくぐり、主塔とケーブルの明かりが消える瞬間を見届けることができます。印象的な聖夜となってくれそうです。
★岡山2234/サンライズ出雲(5032M)/708東京
常々申している通り、車内での飲み食いは好みません。しかるに流れ上やむを得なかった今回、いただくとすれば「サンライズ」の個室かラウンジという選択肢がありました。その方が新幹線の座席より多少なりともましでしょう。しかし結局「こだま」の車内でいただきました。空腹だったのもさることながら、「サンライズ」ではその暇がなかろうと思ったからです。
九州新幹線に乗車中、月は目線よりやや高い程度の位置でした。それが次第に昇っていき、岡山に着く頃にはかなりの角度で仰ぎ見る位置になりました。上部へ向かってやや湾曲した500系の窓ならともかく、N700系では見えなかったかもしれません。さらに時間が経てば、500系ですら厳しくなってくるでしょう。その点、上部がさらに湾曲した二階の個室なら理想的です。街の明かりが増えてくる姫路の少し手前まで、月を仰ぎ見ながら過ごします。
今回は定時の発車となりました。このまま行けば、日付が変わる頃に明石海峡大橋をくぐり、主塔とケーブルの明かりが消える瞬間を見届けることができます。印象的な聖夜となってくれそうです。
★岡山2234/サンライズ出雲(5032M)/708東京