日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

小春日和の駿河路へ 番外編

2011-11-28 02:05:54 | 関東
帰宅しました。秦野の246号線が東名から迂回してきた車で全く動いておらずあっさり断念、代わりに県道を迂回し平塚、伊勢原、厚木、海老名、藤沢と走って戸塚へ出て、そこから横浜新道と第三京浜で戻ってきたというのがここまでの顛末です。246号線があの混みようでは通過にどれだけかかったか見当もつかず、東名は大和ばかりか東京ICでも工事渋滞という救いようのない状況だったため、今日に関する限り、どこを通っても帰着がこの時間になることは避けられなかったということのようです。余裕で帰れると思ったはずが、とんだ回り道を強いられる羽目になってしまいました。とはいえ、日曜の深夜だけに総じて道が空いており、終始自分のペースで走れたことだけは幸いでした。
総行程450km少々という、一泊二日にしては珍しい短距離で完結した今回の旅、走行距離の少なさに応じて内容的にもやや間延びした感はありました。初日は沼津から清水まで適当に走って夜に居酒屋で呑んだだけ、翌日にいたっては特に何をするわけでもないのに夕方近くまで清水に滞在し、一般道を延々走って帰ってきたのですから、終わってみれば何のために行ったのかという気がしないではありません。実際のところ、蓋を開ければ絶好の活動日和というほどの天候ではなく、居酒屋以外は特にめぼしい収穫もありませんでした。しかし、煩わしい日常のことどもを忘れて、丸二日間自由気ままに過ごせたという点では、ある意味極上の時間であったことは事実なのです。こんなまったりした旅も時にはよいのではないでしょうか。もし出発を見送っていたとすれば、土曜は冬晴れの青空が気になって何事も手に付かず、日曜は日曜で、この程度の天候なら何とか活動できたかもしれないなどと意味のない仮想をしていたでしょう。まさに「迷ったら出ろ」の典型でした。

来週末は山陰への汽車旅を予定しています。しかし、残念ながら今のところ天気予報が芳しくありません。季節はもう冬、日本海側で天気がよくないのは当たり前のこととはいえ、帰りに和歌山へ寄ろうとするなら、近畿だけでも好天を期待したくなるのが必然というものです。とはいえ、年内の活動予定が詰まっていることを考えると、他の週に延ばすという選択も難しく、天候がよくないのを承知で強行する可能性は十分あります。天候がよい方向に振れない限り、最低限の日程が押さえられればよいため、土日の前か後を一日休んで三日の日程を確保し、最初の二日で近畿から山陰まで往復し、残りの一日で和歌山まで往復して帰路につくというプランが有力となりそうです。
コメント