日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

四国九州縦断ツアー2011 五日目(11)

2011-11-02 22:30:08 | 居酒屋
夜の街へ繰り出します。本日は遅いスタートかつうどん五軒の後なので一軒限定となります。そんなときは教祖の導きに従うのが賢明です。西日本への旅の必携書「ひとり旅 ひとり酒」から「せくら」を選びます。

せくら
愛媛県松山市三番町1-13-8
089-934-5671
1700PM-2400AM(日祝日定休)

小富士×3
突き出し(もずく酢)
鰹塩たたき
鱧天ぷら
鮪酒盗
鍋焼うどん
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四国九州縦断ツアー2011 五日目(10)

2011-11-02 20:50:32 | 温泉
良モスの次も一昨日と同じ展開です。松山でのお約束、道後温泉で一日の汗を流します。出発してからというもの、気温は毎日20度を超え、朝方の気温も15度を下回ったことがなく、長袖の出番はただの一度もありません。昨年の同じ時期には朝晩に肌寒さを感じることもしばしばでした。今年の暖かさは際立っています。

道後温泉本館
愛媛県松山市道後湯之町5-6
089-921-5141
600AM-2230PM(最終入館)
入浴料400円
泉質 アルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性高温泉)
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四国九州縦断ツアー2011 五日目(9)

2011-11-02 19:57:31 | MOS
高速を順調に飛ばして松山に着きました。というつもりが、松山の手前で事故渋滞に巻き込まれてしまいました。こんなことなら一つ手前のICで下りた方がよほど早かったのですが、私の記憶が確かなら、現場の手前まで事故の案内表示は一つもありませんでした。警察車両やレッカー車が到着していたことからすると、起きたばかりの事故ではないはずなのですが。これでは騙されたようなものです。とんだロスタイムでしたorz

時間はやや押してきたものの、市街の中心へ入る前に寄らなければならない場所があります。そうです、徳島山城店と並ぶ四国の良モスの双璧、松山フライブルク通り店を訪ねます。一昨日も似たようなことを申しましたが…
一度聞いたら忘れられない店名と古きよきMOSの店舗が両立しているという点ではこちらの店の右に出るものはないでしょう。しかし、オーナー自ら店頭に立つ昔ながらの路地裏MOSの雰囲気をより色濃く残しているのは徳島山城店で、それぞれの店にそれぞれのよさがあります。四国の東と西に今なお残る二つの良モスに今年も再会できたことを喜びたいと思います。

モスバーガー松山フライブルク通り店
愛媛県松山市生石町153
089-931-5255
900AM-100AM(日祝日700AM- )
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四国九州縦断ツアー2011 五日目(8)

2011-11-02 17:25:58 | 四国
辺りは次第に暗くなり、丸一日を注ぎ込んだうどん屋めぐりにも仕舞いの時がやってきました。この後は高速で距離を稼いで松山へ向かいます。今治のMOSは時間と距離のロスが大きいため今回は断念。最寄りのICから松山までがほぼ100kmですから、高速の前後の移動を含めても7時過ぎには着くでしょう。道後で一風呂浴びて投宿し、9時過ぎに呑み屋へ入れれば理想的です。ただ、うどんを五軒はしごした後だけに、本日の夜の部は少し控えめになりそうです…
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四国九州縦断ツアー2011 五日目(7)

2011-11-02 16:40:34 | B級グルメ
うどん屋めぐりもとうとう五軒目へ突入です。国道377号線沿いの「かな山うどん」を訪ねます。一口にうどん屋といっても様々な業態があると申しましたが、この店は焼肉屋兼営のうどん屋です。同じ建物にうどん屋と焼肉屋があるだけで、うどんと焼肉が一緒にいただけるわけではないものの、「うどん」と「焼肉」が一緒に書かれた看板はこの土地ならではです。しかしこの程度で珍しがってはいけません。なにしろ、ここまで来る途中には「うどん喫茶」まであったのですから。うどんという食べ物が讃岐の人々の暮らしといかに深く結びついているかを実感する光景です。

かな山うどん
香川県三豊市山本町財田西1190-1
0875-63-3889
900AM-2100PM(火曜定休)
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四国九州縦断ツアー2011 五日目(6)

2011-11-02 14:47:30 | B級グルメ
讃岐うどんの唯一にして最大の欠点が早じまいであることです。深夜営業の店がほとんどないのはもちろん、二時か三時で閉店してしまう店が少なからぬ数に上るため、時間が遅くなればなるほど選択肢が狭まることになります。タイムリミットが迫る中での四軒目は「マルタニ製麺」です。年季の入った店舗で、自分と同年輩と思しき店主夫妻が二人してうどんを打っています。

マルタニ製麺
香川県高松市円座町1023-1
087-886-6814
900AM-1400PM(月曜定休)
しょうゆ小+牛すじ270円
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四国九州縦断ツアー2011 五日目(5)

2011-11-02 13:12:10 | B級グルメ
仏生山に寄った理由の半分は電車目当て、残る半分がうどん目当てです。三軒目は「宮武製麺所」を訪ねます。商店が並んだ昔ながらの駅前通りに古めかしい構えの店が建ち、土間の店で頭巾をかぶったおばちゃんがうどんを打っています。うどんを注文して勘定を済ませ、自分で湯がいてだしをかけるのはさか枝と同じながら、こちらは小ぢんまりとまとまっていて違った味わいがあります。

宮武製麺所
高松市仏生山町甲839
087-889-1361
1030AM-1400PM(日曜定休)
きつねうどん小210円
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四国九州縦断ツアー2011 五日目(4)

2011-11-02 12:54:46 | 四国
初日以来久方ぶりの鉄活動です。琴電の仏生山駅を訪ねます。各地の旧型車を揃えて「電車の博物館」と呼ばれた頃に比べれば味気なくなったとはいえ、都会ではもう見られなくなった昔懐かしい私鉄電車が車庫で昼休みをとっています。
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四国九州縦断ツアー2011 五日目(3)

2011-11-02 11:24:21 | B級グルメ
二軒目は高松港近くの「大吉」を訪ねます。簡素ながらも新しい事務所風の建物にセルフ店という、高松市街で時折目にする部類のうどん屋で、品書きや注文方法は都会人の知るセルフうどんとほぼ同じです。さか枝ほどの独特さはないものの、どこへ入ってもそれなりに楽しめるのが讃岐うどんの秀逸さでもあります。

大吉
香川県高松市鶴屋町2-8
087-821-0337
1030AM-1600PM(日曜定休)
肉うどん小380円
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四国九州縦断ツアー2011 五日目(2)

2011-11-02 08:38:39 | B級グルメ
早速お待ちかねのうどん屋めぐりからスタートします。一軒目は県庁裏の有名店「さか枝」です。かけ、ぶっかけ、釜揚げ、ざるの四種に天ぷら、稲荷、おにぎりという簡素な品書きに自信のほどがうかがえます。いわゆるセルフ店なのですが、都会人の知るセルフうどんとは全くの別物で、まずはうどんと天ぷらの数を注文して会計を済ませたあと、丼で出されたうどんを自ら湯がいて、山と盛られた天ぷらから好きなものを選んで乗せ、最後は寸胴から蛇口をひねってだしをかけて完成となります。地元客が慣れた手つきでこの工程をこなす中、県外からの一見客である自分は右往左往でよそ者丸出しです。しかしこれも讃岐うどんの楽しみのうちです。
思うに、讃岐のうどん文化は実に独特です。全国どこへ行っても食されるきわめてありふれた食べ物とはいえ、讃岐における人々の暮らしとうどんとの密着ぶりは、よその土地とは比べものになりません。たとえていうなら、福島に「佐藤」の姓がやたらに多いようなものとでも申しましょうか。讃岐におけるうどん屋の密度たるや、喜多方のラーメンと同等あるいはそれ以上ではないでしょうか。業態も県外人がよく知る普通のうどん屋から製麺所の一角にあるものなど多種多様で、都会ではおなじみのセルフ店でさえ、店ごとの手順の違いがあってそれぞれに楽しめます。そして何よりうどんのレベルも他県の比ではなく、有名店でも何でもない沿道の店へ飛び込んでもほとんど外れがありません。見て楽しく味わって楽しい讃岐うどんは、その土地の人々の暮らしに深く根ざした文化という点で、ご当地B級グルメの真骨頂というべき存在です。いや、全国の小京都と本家の京都を比べるのに意味がないのと同様、讃岐うどんはご当地B級グルメの域さえ超越した孤高の存在といってもよいでしょう。二軒、三軒といわず、胃袋に余力がある限り訪ね歩きたいと思います。

さか枝
香川県高松市番町5-2-23
087-834-6291
530AM-1500PM(日祝日定休)
かけ中+天ぷら270円
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四国九州縦断ツアー2011 五日目

2011-11-02 08:11:48 | 四国
昨晩は二軒目を出てから小休止をはさんでもう一軒はしごするつもりが、宿に戻るやいなやベッドに倒れ込み、気付けば夜更けになっていました。一軒目のスタートが早いとなまじ余裕が出てしまいこのようなことになりがちです。もっとも、出発以来初めてまとまった時間の睡眠がとれたため、後半戦に向けてのよい休養になったと考えることにします。
さて、今日は松山へ向かって移動すること自体は決まっているものの、どうやって移動するかについての具体的なプランがありません。うどんを二、三軒はしごしながら西へ進み、今治の新モスに寄って松山へ向かうというのが順当なところでしょうか。まっすぐ走れば200km弱の距離ですから、高速で距離を稼ぐ必要はないかもしれません。一切の寄り道を省けば今日中に九州へ渡ることも不可能ではないものの、それでは何のために四国へ来たのか分からなくなります。夜は松山に泊まって、翌日九州へ渡るという展開になりそうです。出発時にはいつ着くとも分からなかった九州が、ようやく視界の中に入ってきました。
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