Verdure 4F

茶道25年、ブログ19年! 家業を継いで13年。息子は10才。子育て、茶道、季節行事、料理、日記、読書の記録など。

中置

2013年09月18日 | 茶道
台風が過ぎて、宅急便屋さんが「いやぁ、急に涼しくなりましたねー。今朝なんか半袖の制服でちょっと寒かったくらいで」なんて雑談をいていくほど、急に秋めいてきました。


親御さんの介護の都合でしばらくお稽古に来られなかった方が、半年以上ぶりで復帰されるというので、早めに行って・・・と、午前中から、洗濯機をまわしながら常備菜を作ってだんなさんの夕食をしたくして明日のご飯の仕込みをしたて、宅急便を発送したり受け取ったり、仕事のメールを作ったりと、我ながらちょっとがんばったところ、お昼のあと結局すこし眠ってしまい、いつもの時間に。。。

でも久しぶりのお稽古仲間の方を交えて、楽しくお稽古。
私は中置で、濃茶の通常点前を2回、復習させていただきました。時期的には少し早いようですが、ちょうど今日から秋めいた涼しさに空気が替わったところ。気持ち的にはぴったりでした。
中置というと、お義母さんのお見舞いに行っていた頃、「今日はなにをお稽古するの?」「中置ですよ」「・・・そう!中置!」と、顔が輝いたことや、もうそんな季節なのねと言われたり、予習していかなくても「だいじょうぶ、前にやる方のをよく見ておくのよ」などと話が盛り上がったことを思い出します。

その、きれいに忘れてしまいがちな中置ですが、先週大板をお稽古させていただいたので、まるまる半年振りよりは少し覚えていました。
蓋置を置こうとして場所がなく・・・じっっっと2分ばかり熟考・・・「ここだっ!」 →当り いえそういう問題ではありませんが、とはいえ、置く場所がないことがわかるだけはセンスが育ったかなとか思ったりして



お菓子は、源吉兆庵さんの「舟月夜」、両口屋是清さんの焼き菓子など。
舟月夜は、一口口に入れると小豆の味と香りがしっかりして、月と兎も楽しく、おいしくいただきました。
 


茶花は、数珠玉、ブルーサルビア、仙人草でした。
数珠玉は子供のころ川沿いにあった馴染みというか懐かしいものですが、最近はなかなか見かけなくなりました。白くなり始めた玉あり、まだ花穂も残っている瑞々しい若草色の玉あり。夏の終わりの微妙ないい感じです。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 生誕90年 池波正太郎展 | トップ | 十五夜 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
 (赤坂うさぎ)
2013-09-20 06:09:46
昨日は中秋の名月がきれいでしたね。
返信する
名月 (ぴんくこあら)
2013-09-20 15:12:26
そうでしたね。うさぎさんはお餅つきでしたか。
返信する

コメントを投稿