森田宏幸です。今日は2007年9月27日です。
冒頭に加筆いたします。
以下に続く記事の一部を修正いたしました。
2007年6月のページの記事「弁解」に対するコメント「最低限必要なこと?(Unknown)」に答えている部分です。
2. の
「『原作ファンの方々は、今後アニメーション版を見ないでください。』というショッキングな発言に対して何も具体的なコメントが無いのは納得できないので弁解してください。」
という要望に対し、私は、
「原作と同じ魅力を求めておられる方々に対しては、残念ながら私の考えはこの発言の通りです。」
と答えていました。
しかし、私はここ数日間のあいだに、自分の考えを改めるに至りました。よって、前述の記述を削除し、修正いたします。
________________________________________________________
森田宏幸です。今日は2007年9月18日です。
私の発言が物議をかもして以来の記事の更新となりますが、永らく更新を休止しておりまして失礼しました。永井プロデューサーに止められていました。
理由は2つ。ひとつは、関係者の中に、ブログのコメントでぼくらのが批判されることを気にしている人が少なくない事です。特に、IKKIの関係者がこの件を心配しているという話がありましたので、編集長に電話をかけて謝りました。
理由の2つ目は、私自身の作業に対する影響が心配であることです。たしかに、このスケジュールの厳しい中で、私自身もそれがないとは言えなくなって来たので、最終回の納品が終わるまで、ブログの記事を更新しないことを約束しました。
そして先週、最終回を無事納品し終えましたので、晴れて記事の更新を再開したというわけです。
尚、手短かに謝罪して以降、沈黙してしまったので、下記のようなコメントはもっともかも知れません。
記事の更新再開の切っ掛けに転載させていただきます。
_______________________________________
(http://blog.goo.ne.jp/moriphy/m/200706「弁解」に対するコメントより転載いたします。)
最低限必要なこと?(Unknown)
2007-06-23 19:18:37
監督が本気で弁解したいのなら、最低限これらは必要ですので追記願います。
まず、総括的に過去の言動をお詫び、訂正、取り消しするのではなく、特にコメントで問題視された部分について個別に弁解してください。例として、
1.「今後、原作にある魅力がアニメーション版で展開されることは期待できません。」と発言されましたが、最終話までの概要ができている現在、この発言の通りだと思っていいのですか?修正するのですか?
2.「原作ファンの方々は、今後アニメーション版を見ないでください。」というショッキングな発言に対して何も具体的なコメントが無いのは納得できないので弁解してください。
3.売春婦に関するコメントや同級生についてのコメントもかなり話題になりましたので弁解してください。
4.今回のブログ炎上について、どこからどのようなアクションが有り、監督はどう対応されたのか教えてください。
(転載終わり)
_____________________________________
森田宏幸です。お答えします。
1. について。
修正する考えは持ちませんでした。
2. について。
自分の考えを改めるに至りました。今後は、アニメーション版に、原作と同じ魅力を求めておられる皆さんにも、私の作ったテレビシリーズ「ぼくらの」をお勧めしたいと思います。
尚、考えを改めるに至った経緯につきましては、後日改めて、くわしく書きたいと思います。
3. について。
特に弁解はありません。ですが、これも後日改めて、自分の考えを書きます。
4. について。
この記事の、最初に書いた通りです。
以上、手短にお答えしました。
後日また、追記します。
___________________________
森田宏幸です。今日は2007年9月20日です。
2007年9月の記事「記事の更新を再開します」に、次のようなコメントをいただいたので転載します。
___________________________
卑怯なり!?(Unknown)
2007-09-19 15:23:05
記事の更新の休止と再開の経緯(http://blog.goo.ne.jp/moriphy/m/200707)より
> 森田宏幸です。今日は2007年9月18日です。
> 私の発言が物議をかもして以来の記事の更新となりますが、永らく更新を休止してお> りまして失礼しました。永井プロデューサーに止められていました。
また理由を他人のせいにする言葉で今回も始まるわけですか・・・
せめて関係者からアドバイスを受け、自主的に判断して止めたとは書けないんですかね?大人でしょう?
しかも、どうしてここに直接書かないんですか?超科学か魔法か知りませんが、どうして7月の所に書くんです?
なるべく見られないようにという卑怯な意図が見え見えです。そうでないのなら、堂々とここに書けばいいことでしょう?
(転載終わり)
________________________________
森田宏幸です。お答えします。
「また理由を他人のせいにする言葉で今回も始まるわけですか・・・」
というご指摘ですが、私は経緯をごまかしなく伝えています。
ご指摘に「また」「今回も」とあり、私が頻繁に「理由を他人のせいに」しているかのような印象で書かれていますが、一体私のどの発言を指しているのでしょうか。ひょっとして、それはIKKI誌上での鬼頭莫宏氏との対談のことを指しているのでしょうか? その対談はまず、私の鬼頭氏への謝りの言葉から始まっています。
また、
「せめて関係者からアドバイスを受け、自主的に判断して止めたとは書けないんですかね?大人でしょう?」
というご指摘ですが、これは心外です。なぜなら、もしも私がこう書けば、私が方々から注意を受けたニュアンスが消えてしまい、自分を格好よく見せる結果になるからです。それでよかったのでしょうか。
永井プロデューサーというのは、私のもっとも身近にいる現場のプロデューサーです。あらゆる関係者の声は彼のところに集まり、私に伝えられます。もちろん、あらゆる関係者と私が直接話す機会もありますが、それをやると混乱を招く場合が多いので、私はあくまで諸問題について永井さんと話し合って決めることが多いのです。ブログをお読みの皆さんの中には、私が関係者の意向を無視して勝手なことをやっているのではないかと心配なさっている方が多いです。ですが、決してそんなことはありません。永井さんの声は私にとって関係者すべての声であり、私は永井プロデューサーに指導され、自分の非を認め、関係者に頭を下げてブログの更新を自粛しました。自主的になどという格好の良い状況ではありません。
この状況に対して、私自身がある意味「大人として」納得していないのではないかという勘ぐりが、おそらく前記の問いかけの根本にあると思いますが、言うまでもなく、納得してのことです。私としては、「ぼくらの」の視聴者が不快に思うようなことを書いてしまったわけですから、言い訳出来ませんでした。私は永井さんの方針に納得して、ブログの記事の更新を休止していたわけです。
ただ、山のように送られて来るコメントに、反応したくなることもしばしばでした。もしも永井プロデューサーとの約束がなかったら、つい何か書いて仕事に支障をきたして、作品の質を落としていたかも知れません。止められていたという受け身のニュアンスは、私のそうした心情から出ています。コメントを寄せてくださった皆さんには申し訳なかったですが、そういう意味でもプロデューサーの方針には納得しています。
そして、最後にお答えします。
「しかも、どうしてここに直接書かないんですか?超科学か魔法か知りませんが、どうして7月の所に書くんです?
なるべく見られないようにという卑怯な意図が見え見えです。そうでないのなら、堂々とここに書けばいいことでしょう?」
という問いかけ、、、、というか、これは苦情でしょうか?
「超科学」と「魔法」を引き合いに出しておられる意味が分からないのですが、そこはすいません。読み流させていただきます。書いた場所ですが、簡単なことです。最後に記事の更新を休止したところと近いところにアップした方がよかろうと考えただけです。また、あとから読み返した時に、できるだけ話が前後しないで読めるように、工夫しています。ただ、これには管理技術に限界がありまして、読みづらい点はご勘弁ください。
_____________________________
森田宏幸です。今日は2007年9月21日です。
追記いたします。
この記事のコメントより一部を転載します
______________________________
責任転嫁?(Unknown)
2007-09-20 18:18:40
なるほど、ぼくらのが糞アニメになってしまったのは永井プロデューサーのせいだと言いたいんだな
______________________________
(転載終わり)
森田宏幸です。お答えします。そのようなことは言っていません。
次に、2007年9月のページの「記事の更新を再開します」という記事へのコメントより転載します。
____________________________
転載?(Unknown)
2007-09-20 15:07:19
回答ありがとうございました (コメント投稿者です)
2007-09-20 11:50:30
> 森田宏幸です。お答えします。
> 「また理由を他人のせいにする言葉で今回も始まるわけですか・・・」
> というご指摘ですが、私は経緯をごまかしなく伝えています。
> ご指摘に「また」「今回も」とあり、私が頻繁に「理由を他人のせいに」しているかのような印象で書かれていますが、一体私のどの発言を指しているのでしょうか。ひょっとして、それはIKKI誌上での鬼頭莫宏氏との対談のことを指しているのでしょうか? その対談はまず、私の鬼頭氏への謝りの言葉から始まっています。
2つの過去の発言から「また」「今回も」と書きました。
1つ目はブログ炎上の切っ掛けとなった2007年06月13日の中の「原作ファンの皆さんには負けました。私自身が原作を嫌いで、アニメーション化にあたり、ある意味原作に悪意を持った改変を加えていることを認めます。こう宣言しないと、このブログ上に展開されているいくつかの論点の矛盾が埋まらなくなると、私も覚悟しました。」という部分です。原作ファンに言わされた(宣言しなければならない状況に追い込まれた)という意味にしか読み取れないのは同意いただけると思います。
2つ目はご指摘のようにIKKI誌上での鬼頭莫宏氏との対談のことですが、最初に謝ったかどうかは関係なく、対談中に「先日、原作が嫌いなどとブログに書いてしまったのは、作品の内容について原作ファンから厳しい突っ込みを受けているうちに、なかば言わされてしまったような格好なんですが。」と発言していることが責任転嫁と読めるからです。
この2つの発言を読めば、「私の本意にかかわらず原作ファンに言わされてしまった」と言い訳しているように思われて当然でしょう?
> また、
> 「せめて関係者からアドバイスを受け、自主的に判断して止めたとは書けないんですかね?大人でしょう?」
> というご指摘ですが、これは心外です。なぜなら、もしも私がこう書けば、私が方々から注意を受けたニュアンスが消えてしまい、自分を格好よく見せる結果になるからです。それでよかったのでしょうか。(以下略)
事実を明らかにすることは説明において重要であることは同意します。しかし、上記のように監督の発言には自分の意思を明確にせず、あたかも周囲からの圧力を受けて行動したと取れる表現が多いこともご理解ください。ですから大人として、自分の行動や発言には自分で責任を取る覚悟が必要であり、自分の意志で行ったことなので責任は自分が取るという姿勢こそ「格好いい」とは思いませんか?
> この状況に対して、私自身がある意味「大人として」納得していないのではないかという勘ぐりが、おそらく前記の問いかけの根本にあると思いますが、言うまでもなく、納得してのことです。私としては、「ぼくらの」の視聴者が不快に思うようなことを書いてしまったわけですから、言い訳出来ませんでした。私は永井さんの方針に納得して、ブログの記事の更新を休止していたわけです。
おっしゃる意味は理解しました。でしたら何故、「『自分も納得したので』『最終的には自分の意志で』休止することにした」と書かなかったのかが悔やまれます。
> そして、最後にお答えします。
> 「しかも、どうしてここに直接書かないんですか?超科学か魔法か知りませんが、どうして7月の所に書くんです?
> なるべく見られないようにという卑怯な意図が見え見えです。そうでないのなら、堂々とここに書けばいいことでしょう?」
> という問いかけ、、、、というか、これは苦情でしょうか?
はい、苦情です。
> 「超科学」と「魔法」を引き合いに出しておられる意味が分からないのですが、そこはすいません。読み流させていただきます。
ここが重要なので説明させていただきます。監督は2007年09月18日に、ブログの2007年07月10日と表示されている部分に書き込んだのですよ。タイムマシンも実現していない現代において、これは超科学か魔法としか考えられないでしょう?
> 書いた場所ですが、簡単なことです。最後に記事の更新を休止したところと近いところにアップした方がよかろうと考えただけです。また、あとから読み返した時に、できるだけ話が前後しないで読めるように、工夫しています。ただ、これには管理技術に限界がありまして、読みづらい点はご勘弁ください。
こうなったら主観的な評価になるのかもしれませんが、どちらが不自然でないかの判断の違いですね。上で説明したように、実際に2007年09月18日に書き込むのなら2007年09月18日と表示されている場所に書き込む方が不自然でないと私は感じます。しかも2007年09月18日の場所に「~の場所に書いてあるから参照」と言われても、その部分にハイパーリンクが設定されてもおらず、わざわざURLを入力して参照しなければならないわけです。そんなリンク場所を記載する場所と手間が有るなら、最初からそこに書けば良いと考えるのが普通ではないでしょうか?監督にとっても二度手間で、読者にとっても面倒なだけに思えます。ですから悪意に解釈することにもなったわけです。
とにかく監督が回答してくださったことには感謝致します。私なりに誠意を持って説明したつもりですが、なお釈然としない部分がございましたら再度反論をお待ちしております。
_____________________________
(転載終わり)
森田宏幸です。
いくつか私の話を理解していただいた点、感謝します。
話の角度を変えて、伝えたいと思ったことがありますので、そのことを書かせてください。
私は、自分が間違っていた、この考え方の方が正しい、と納得したら、即座に自分の考えを変えます。正直に自分が間違っていたと言って、変えます。そのことを恥ずかしいことだと思わないし、むしろ、自分の間違ったところはどんどん変えていきたいと思っています。しかし、このことは、私自身はともかく、周囲に混乱を来すわけです。簡単に前言を返すのは無責任です。ですから経緯を話すんです。
IKKIの対談の際、鬼頭さんとお会いするのは久しぶりでした。もちろんそれまで私は鬼頭さんの前で「原作が嫌い」などと言っていない。唐突と思われているに決まっているから、まず経緯を話しました。これは自然な対話の入り口だったと、今でも考えています。ただ、そのあと続く言葉こそ、いいわけがましく聞こえた点、理解しました。
その点についてはまた、あらためて書きます。
あと、「永井プロデューサーに止められていた」と言った件ですが、私は何の説明もなしに、記事の更新を休止しました。これも、とても唐突な行為だったはずです。また、一度書いた記事を、何の断りもなしに消したりしています。その時、巻き添えでいくつかのコメントも消えています。その中には、私を応援してくださるコメントもあった。また、私が反応しないのは失礼とのコメントもあったのに、一言も反応せずに沈黙していました。ですから、私と永井さんとの緊張感を交えた経緯を説明しないことには、一部の人には納得してもらえないのではないかと心配したのです。永井さんの助言がなければ、そこまではっきりした態度をとることは出来なかった。そしてその助言に助けられた。そうした経緯を書いたまでです。
最後に、このブログの運営方法についての苦情には沿いかねます。残念です。ご容赦ください。
冒頭に加筆いたします。
以下に続く記事の一部を修正いたしました。
2007年6月のページの記事「弁解」に対するコメント「最低限必要なこと?(Unknown)」に答えている部分です。
2. の
「『原作ファンの方々は、今後アニメーション版を見ないでください。』というショッキングな発言に対して何も具体的なコメントが無いのは納得できないので弁解してください。」
という要望に対し、私は、
「原作と同じ魅力を求めておられる方々に対しては、残念ながら私の考えはこの発言の通りです。」
と答えていました。
しかし、私はここ数日間のあいだに、自分の考えを改めるに至りました。よって、前述の記述を削除し、修正いたします。
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森田宏幸です。今日は2007年9月18日です。
私の発言が物議をかもして以来の記事の更新となりますが、永らく更新を休止しておりまして失礼しました。永井プロデューサーに止められていました。
理由は2つ。ひとつは、関係者の中に、ブログのコメントでぼくらのが批判されることを気にしている人が少なくない事です。特に、IKKIの関係者がこの件を心配しているという話がありましたので、編集長に電話をかけて謝りました。
理由の2つ目は、私自身の作業に対する影響が心配であることです。たしかに、このスケジュールの厳しい中で、私自身もそれがないとは言えなくなって来たので、最終回の納品が終わるまで、ブログの記事を更新しないことを約束しました。
そして先週、最終回を無事納品し終えましたので、晴れて記事の更新を再開したというわけです。
尚、手短かに謝罪して以降、沈黙してしまったので、下記のようなコメントはもっともかも知れません。
記事の更新再開の切っ掛けに転載させていただきます。
_______________________________________
(http://blog.goo.ne.jp/moriphy/m/200706「弁解」に対するコメントより転載いたします。)
最低限必要なこと?(Unknown)
2007-06-23 19:18:37
監督が本気で弁解したいのなら、最低限これらは必要ですので追記願います。
まず、総括的に過去の言動をお詫び、訂正、取り消しするのではなく、特にコメントで問題視された部分について個別に弁解してください。例として、
1.「今後、原作にある魅力がアニメーション版で展開されることは期待できません。」と発言されましたが、最終話までの概要ができている現在、この発言の通りだと思っていいのですか?修正するのですか?
2.「原作ファンの方々は、今後アニメーション版を見ないでください。」というショッキングな発言に対して何も具体的なコメントが無いのは納得できないので弁解してください。
3.売春婦に関するコメントや同級生についてのコメントもかなり話題になりましたので弁解してください。
4.今回のブログ炎上について、どこからどのようなアクションが有り、監督はどう対応されたのか教えてください。
(転載終わり)
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森田宏幸です。お答えします。
1. について。
修正する考えは持ちませんでした。
2. について。
自分の考えを改めるに至りました。今後は、アニメーション版に、原作と同じ魅力を求めておられる皆さんにも、私の作ったテレビシリーズ「ぼくらの」をお勧めしたいと思います。
尚、考えを改めるに至った経緯につきましては、後日改めて、くわしく書きたいと思います。
3. について。
特に弁解はありません。ですが、これも後日改めて、自分の考えを書きます。
4. について。
この記事の、最初に書いた通りです。
以上、手短にお答えしました。
後日また、追記します。
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森田宏幸です。今日は2007年9月20日です。
2007年9月の記事「記事の更新を再開します」に、次のようなコメントをいただいたので転載します。
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卑怯なり!?(Unknown)
2007-09-19 15:23:05
記事の更新の休止と再開の経緯(http://blog.goo.ne.jp/moriphy/m/200707)より
> 森田宏幸です。今日は2007年9月18日です。
> 私の発言が物議をかもして以来の記事の更新となりますが、永らく更新を休止してお> りまして失礼しました。永井プロデューサーに止められていました。
また理由を他人のせいにする言葉で今回も始まるわけですか・・・
せめて関係者からアドバイスを受け、自主的に判断して止めたとは書けないんですかね?大人でしょう?
しかも、どうしてここに直接書かないんですか?超科学か魔法か知りませんが、どうして7月の所に書くんです?
なるべく見られないようにという卑怯な意図が見え見えです。そうでないのなら、堂々とここに書けばいいことでしょう?
(転載終わり)
________________________________
森田宏幸です。お答えします。
「また理由を他人のせいにする言葉で今回も始まるわけですか・・・」
というご指摘ですが、私は経緯をごまかしなく伝えています。
ご指摘に「また」「今回も」とあり、私が頻繁に「理由を他人のせいに」しているかのような印象で書かれていますが、一体私のどの発言を指しているのでしょうか。ひょっとして、それはIKKI誌上での鬼頭莫宏氏との対談のことを指しているのでしょうか? その対談はまず、私の鬼頭氏への謝りの言葉から始まっています。
また、
「せめて関係者からアドバイスを受け、自主的に判断して止めたとは書けないんですかね?大人でしょう?」
というご指摘ですが、これは心外です。なぜなら、もしも私がこう書けば、私が方々から注意を受けたニュアンスが消えてしまい、自分を格好よく見せる結果になるからです。それでよかったのでしょうか。
永井プロデューサーというのは、私のもっとも身近にいる現場のプロデューサーです。あらゆる関係者の声は彼のところに集まり、私に伝えられます。もちろん、あらゆる関係者と私が直接話す機会もありますが、それをやると混乱を招く場合が多いので、私はあくまで諸問題について永井さんと話し合って決めることが多いのです。ブログをお読みの皆さんの中には、私が関係者の意向を無視して勝手なことをやっているのではないかと心配なさっている方が多いです。ですが、決してそんなことはありません。永井さんの声は私にとって関係者すべての声であり、私は永井プロデューサーに指導され、自分の非を認め、関係者に頭を下げてブログの更新を自粛しました。自主的になどという格好の良い状況ではありません。
この状況に対して、私自身がある意味「大人として」納得していないのではないかという勘ぐりが、おそらく前記の問いかけの根本にあると思いますが、言うまでもなく、納得してのことです。私としては、「ぼくらの」の視聴者が不快に思うようなことを書いてしまったわけですから、言い訳出来ませんでした。私は永井さんの方針に納得して、ブログの記事の更新を休止していたわけです。
ただ、山のように送られて来るコメントに、反応したくなることもしばしばでした。もしも永井プロデューサーとの約束がなかったら、つい何か書いて仕事に支障をきたして、作品の質を落としていたかも知れません。止められていたという受け身のニュアンスは、私のそうした心情から出ています。コメントを寄せてくださった皆さんには申し訳なかったですが、そういう意味でもプロデューサーの方針には納得しています。
そして、最後にお答えします。
「しかも、どうしてここに直接書かないんですか?超科学か魔法か知りませんが、どうして7月の所に書くんです?
なるべく見られないようにという卑怯な意図が見え見えです。そうでないのなら、堂々とここに書けばいいことでしょう?」
という問いかけ、、、、というか、これは苦情でしょうか?
「超科学」と「魔法」を引き合いに出しておられる意味が分からないのですが、そこはすいません。読み流させていただきます。書いた場所ですが、簡単なことです。最後に記事の更新を休止したところと近いところにアップした方がよかろうと考えただけです。また、あとから読み返した時に、できるだけ話が前後しないで読めるように、工夫しています。ただ、これには管理技術に限界がありまして、読みづらい点はご勘弁ください。
_____________________________
森田宏幸です。今日は2007年9月21日です。
追記いたします。
この記事のコメントより一部を転載します
______________________________
責任転嫁?(Unknown)
2007-09-20 18:18:40
なるほど、ぼくらのが糞アニメになってしまったのは永井プロデューサーのせいだと言いたいんだな
______________________________
(転載終わり)
森田宏幸です。お答えします。そのようなことは言っていません。
次に、2007年9月のページの「記事の更新を再開します」という記事へのコメントより転載します。
____________________________
転載?(Unknown)
2007-09-20 15:07:19
回答ありがとうございました (コメント投稿者です)
2007-09-20 11:50:30
> 森田宏幸です。お答えします。
> 「また理由を他人のせいにする言葉で今回も始まるわけですか・・・」
> というご指摘ですが、私は経緯をごまかしなく伝えています。
> ご指摘に「また」「今回も」とあり、私が頻繁に「理由を他人のせいに」しているかのような印象で書かれていますが、一体私のどの発言を指しているのでしょうか。ひょっとして、それはIKKI誌上での鬼頭莫宏氏との対談のことを指しているのでしょうか? その対談はまず、私の鬼頭氏への謝りの言葉から始まっています。
2つの過去の発言から「また」「今回も」と書きました。
1つ目はブログ炎上の切っ掛けとなった2007年06月13日の中の「原作ファンの皆さんには負けました。私自身が原作を嫌いで、アニメーション化にあたり、ある意味原作に悪意を持った改変を加えていることを認めます。こう宣言しないと、このブログ上に展開されているいくつかの論点の矛盾が埋まらなくなると、私も覚悟しました。」という部分です。原作ファンに言わされた(宣言しなければならない状況に追い込まれた)という意味にしか読み取れないのは同意いただけると思います。
2つ目はご指摘のようにIKKI誌上での鬼頭莫宏氏との対談のことですが、最初に謝ったかどうかは関係なく、対談中に「先日、原作が嫌いなどとブログに書いてしまったのは、作品の内容について原作ファンから厳しい突っ込みを受けているうちに、なかば言わされてしまったような格好なんですが。」と発言していることが責任転嫁と読めるからです。
この2つの発言を読めば、「私の本意にかかわらず原作ファンに言わされてしまった」と言い訳しているように思われて当然でしょう?
> また、
> 「せめて関係者からアドバイスを受け、自主的に判断して止めたとは書けないんですかね?大人でしょう?」
> というご指摘ですが、これは心外です。なぜなら、もしも私がこう書けば、私が方々から注意を受けたニュアンスが消えてしまい、自分を格好よく見せる結果になるからです。それでよかったのでしょうか。(以下略)
事実を明らかにすることは説明において重要であることは同意します。しかし、上記のように監督の発言には自分の意思を明確にせず、あたかも周囲からの圧力を受けて行動したと取れる表現が多いこともご理解ください。ですから大人として、自分の行動や発言には自分で責任を取る覚悟が必要であり、自分の意志で行ったことなので責任は自分が取るという姿勢こそ「格好いい」とは思いませんか?
> この状況に対して、私自身がある意味「大人として」納得していないのではないかという勘ぐりが、おそらく前記の問いかけの根本にあると思いますが、言うまでもなく、納得してのことです。私としては、「ぼくらの」の視聴者が不快に思うようなことを書いてしまったわけですから、言い訳出来ませんでした。私は永井さんの方針に納得して、ブログの記事の更新を休止していたわけです。
おっしゃる意味は理解しました。でしたら何故、「『自分も納得したので』『最終的には自分の意志で』休止することにした」と書かなかったのかが悔やまれます。
> そして、最後にお答えします。
> 「しかも、どうしてここに直接書かないんですか?超科学か魔法か知りませんが、どうして7月の所に書くんです?
> なるべく見られないようにという卑怯な意図が見え見えです。そうでないのなら、堂々とここに書けばいいことでしょう?」
> という問いかけ、、、、というか、これは苦情でしょうか?
はい、苦情です。
> 「超科学」と「魔法」を引き合いに出しておられる意味が分からないのですが、そこはすいません。読み流させていただきます。
ここが重要なので説明させていただきます。監督は2007年09月18日に、ブログの2007年07月10日と表示されている部分に書き込んだのですよ。タイムマシンも実現していない現代において、これは超科学か魔法としか考えられないでしょう?
> 書いた場所ですが、簡単なことです。最後に記事の更新を休止したところと近いところにアップした方がよかろうと考えただけです。また、あとから読み返した時に、できるだけ話が前後しないで読めるように、工夫しています。ただ、これには管理技術に限界がありまして、読みづらい点はご勘弁ください。
こうなったら主観的な評価になるのかもしれませんが、どちらが不自然でないかの判断の違いですね。上で説明したように、実際に2007年09月18日に書き込むのなら2007年09月18日と表示されている場所に書き込む方が不自然でないと私は感じます。しかも2007年09月18日の場所に「~の場所に書いてあるから参照」と言われても、その部分にハイパーリンクが設定されてもおらず、わざわざURLを入力して参照しなければならないわけです。そんなリンク場所を記載する場所と手間が有るなら、最初からそこに書けば良いと考えるのが普通ではないでしょうか?監督にとっても二度手間で、読者にとっても面倒なだけに思えます。ですから悪意に解釈することにもなったわけです。
とにかく監督が回答してくださったことには感謝致します。私なりに誠意を持って説明したつもりですが、なお釈然としない部分がございましたら再度反論をお待ちしております。
_____________________________
(転載終わり)
森田宏幸です。
いくつか私の話を理解していただいた点、感謝します。
話の角度を変えて、伝えたいと思ったことがありますので、そのことを書かせてください。
私は、自分が間違っていた、この考え方の方が正しい、と納得したら、即座に自分の考えを変えます。正直に自分が間違っていたと言って、変えます。そのことを恥ずかしいことだと思わないし、むしろ、自分の間違ったところはどんどん変えていきたいと思っています。しかし、このことは、私自身はともかく、周囲に混乱を来すわけです。簡単に前言を返すのは無責任です。ですから経緯を話すんです。
IKKIの対談の際、鬼頭さんとお会いするのは久しぶりでした。もちろんそれまで私は鬼頭さんの前で「原作が嫌い」などと言っていない。唐突と思われているに決まっているから、まず経緯を話しました。これは自然な対話の入り口だったと、今でも考えています。ただ、そのあと続く言葉こそ、いいわけがましく聞こえた点、理解しました。
その点についてはまた、あらためて書きます。
あと、「永井プロデューサーに止められていた」と言った件ですが、私は何の説明もなしに、記事の更新を休止しました。これも、とても唐突な行為だったはずです。また、一度書いた記事を、何の断りもなしに消したりしています。その時、巻き添えでいくつかのコメントも消えています。その中には、私を応援してくださるコメントもあった。また、私が反応しないのは失礼とのコメントもあったのに、一言も反応せずに沈黙していました。ですから、私と永井さんとの緊張感を交えた経緯を説明しないことには、一部の人には納得してもらえないのではないかと心配したのです。永井さんの助言がなければ、そこまではっきりした態度をとることは出来なかった。そしてその助言に助けられた。そうした経緯を書いたまでです。
最後に、このブログの運営方法についての苦情には沿いかねます。残念です。ご容赦ください。
頑張ってください。
これからに期待している人も多いです。
と思ったのはアタシだけ?
てか思ったんですけが、マチって普通に女子同士で集まっているけど、彼女の地元って自然学校で行った島じゃなかったんですか?
一話の「ここ地元の人間なら・・・」の部分でそう思ったんですが。
思い違いですかね。
原作とまた違った面白さとかドキドキ感があるので毎週楽しみにしています。
色々大変だと思いますが、応援しているので頑張って下さいね
アニメを見てるときも、何となく森田さんを意識してしまってます。
いつもテレビの前で応援してます。森田さんはテレビの中の向こう側から頑張ってください。
こういう場を設けてしまっては、タダ見客が「自分が制作者と対等である」って錯覚をするのも仕方ないですが。
今後は、DVDに非公開サイトのアクセスコードを封入してはいかがでしょうか。
原作からどのくらい変わったかどうかは分からないのですが、純粋に面白いです。
コメント欄が荒れている件は、残念ですね。
どんなに作品が良くても、監督がどのように意見しようとも、
たぶん必ず反論する人が現れて、荒れることになっていたと思います。。
(監督の姿勢は、素晴らしいと思いますが、
残念ながら、やはり自由に書込み可能な場所での視聴者との交流は
難しいと思います)
久々にハマったアニメです、これからも頑張ってください!
この作品が嫌いだと言う監督のコメントは大変ショックでした。
嫌いだ、と言う発言が
「子供たちが全員死んでしまい物語が終わってしまうのが嫌い」
だったのだと信じて最後まで視聴させていただきます。
お体に気を付けて頑張ってください。
2007-07-16 13:38:21
>>視聴者の意見をオープンにして対応するとエラい事になる、という先例になってしまいましたね。
こういう場を設けてしまっては、タダ見客が「自分が制作者と対等である」って錯覚をするのも仕方ないですが。<<
同感です。この手のサイトは多対1でのやり取りになってしまいますので、かなりの忍耐と精神的な強さがないと持続しきれないです。
匿名掲示板と余り変わらない仕様なのも、問題だと思います。
>>今後は、DVDに非公開サイトのアクセスコードを封入してはいかがでしょうか。<<
ライセンス・キーみたいに個別に作らないと、すぐに広まって意味がなくなりますね。
ただ、それでもブログが炎上しないとは限りません。