ボヤッとしていたら、
また順番が入れ替わって7より先に来てしまった。
湯川先生は科学の申し子のようだけど、
だんだん、人間湯川になってきた。
四編のなかで、もっとも長い「猛射つ」は
湯川先生の科学に対する、人に対する深い思いに
思わず熱くなってしまった。
伸吾君の気持ちを思うと
頭脳明晰って、
余計なしんどさも持つことになるのかしら、考える。
違った視点で生きていくことも、きっとできたのに・・と
思ってしまうな。
でも、反面、
代議士になんのダメージも与えられないのは
悔しい限り。
やっぱり面白いなぁ・・・
ひとまず、ニューヨークへ行くことで
シリーズは一段落なのね。
さて、7はいつ読めるかなぁ。
禁断の魔術 ガリレオ8 | |
東野圭吾 | |
文藝春秋 |