「手のひらの京」綿矢りさ
神戸の人にとって京都は近いのに遠い。
私にとって京都はずっとそういう場所だ。
やや東に住むようになって
以前より時間をかけずに行けるというのに
やっぱり遠い場所だ。
自分の子ども達は毎日通っているというのに、
そういう場所だ。
その京都に住む3姉妹のお話。
同じ親から生まれて、
同じように育てられたのに三者三様。
姉妹って面白いなぁ。
京都に住むって感じがちょっとだけ味わえるかな。
まぁ、でも、
いつまでもお客さんなんやろねぇ。
私の元上司で京女なのに京都嫌いの人がいますが、
あれはあれで、屈折した地元愛だよなぁ。
そんな彼女が私は嫌い。オイオイ。
感想になってないな、素敵な作品でした、ホントだよ。
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手のひらの京 |
綿矢りさ | |
新潮社 |