「変身」 東野圭吾脳移植を受けた青年が、自分ではない自分が覚醒していく中でドナーの正体を探っていく・・こんな、紹介文を読んで読んでみた。何だよ、紹介文見て、気軽に読んだのにさ、そしたら、なんだよ、違うじゃん。ずっと、ずっと残酷な話だった。残酷だよ、これは。これ以上に残酷な話はない。他人になっていく自分を自覚するってどんな感じだろうか。読後感がこんなにつらかったのは久しぶりだな。