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moon

「猫のお告げは樹の下で (宝島社文庫)」青山美智子 2021-66

「猫のお告げは樹の下で (宝島社文庫)」青山美智子

初読みの作家さん。
優しく柔らかく繋がる7つのお話。
神社で会える人だけが会える猫のみくじ。
みくじの現れたあとに手元に残る葉っぱにお告げが。

とても、温かい気持ちになった。

人は自分から見えてる他人をその人そのもの
みたいに思っちゃう。

見方を変えれば、立ち位置変えれば
全然違う自分や人が見えてくる。

第7話の冒頭。

『月がどんな姿をしていても、それは一部分でしかない。
そして矛盾しているようだけど、どんな月もほんとうの月だ。

それは人が人を見るときに似ている。
人もやっぱり、どんな姿もそれは一部にすぎないし、
また、矛盾しているようだけど、どんな姿のその人もほんとうのその人だ。』

という文がが好きだ。

そういう、一息吸って俯瞰する余裕が
大事だなぁ。

だめだなぁ、私。

 

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コメント一覧

umi
こんばんは、Moominさん!
私もみんなが良い良いと言うので読んでみだのですが、ほんとよかったです。
優しいお話ですよね。
青山さんの他の作品も良いらしいですよ。
Moomin
今回も素敵な作品に出合うことが出来ました♡
ホント、良かったです♡
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