「この世界で君に逢いたい」藤岡陽子
これまでの藤岡さんの作品とは違う作風で
途中藤岡さんの作品だということを忘れてしまうほど。
与那国島の雰囲気は大好きだなぁ。
導かれるように
謎が解けていくのは読みやすかった。
前世でも来世でもなくこの世界で幸せになる、
っていうのはいいなぁ。
とらわれ過ぎて今幸せになれないでのあれば意味がない。
自分の人生を生きてほしい。
子育てについて
笑里の
「赦して赦して赦して、守るのよ。それが親なんだよねぇ」という言葉が
印象的だった。
最後がとってもよかった。
やっぱり藤岡さんらしいと読了後は思った。
この世界で君に逢いたい | |
藤岡陽子 | |
光文社 |