父方の伯父が亡くなって、
お葬式には父母が行ったのだけれど、
私の従兄弟たちに「今、会っておきなさい」と母が言うので
四十九日に行ってきた。
私が父の田舎に行ったのはかれこれ30年近く前。
あの頃、相当な田舎であったが、今はどうなのだろうか。
そうは変わっていないのだろうなぁ。
車を持たない私は乗り換え案内で行き方を調べる。
北条鉄道なる「テツ」な人には
たまらんローカル線に乗ることになるらしい。
ちょっと楽しみだ。
と、思っていたら、加古川在住の従兄弟が
加古川から車に乗せてくれるらしい。
楽ちんだが、ちょっと残念。
そして、そこは田舎だった!コンビニがあったりするけれど、
やっぱり田舎だった。
そして、集落全体の高齢化がすさまじい。
しかし、田んぼには青々と苗が植えられており
この風景を守るのも大変なのだなぁとしみじみ。
母が、「今、会っておけ」と言ったのはわかる気がするな。
父が亡くなっても、田舎の本家のようなお葬式も法事もしないだろうし
その時に従兄弟たちが来るかどうかはわからないし。
同年代の従兄弟たちは当然のごとく
おっさんになっており、
みんなの子ども達も成人している。
そして、子ども達は、誰も、田舎には住んでいない。
限界集落ってやつか!
あの広い家に従兄弟(長男)は週末に帰って来るらしいが
普段はおばちゃん一人でいるらしい。
足が悪いし、大変だ。
読経してる後ろでも、おじいちゃんたちはほとんどが
正座出来ず、椅子に座ってて、高齢化ってなぁと。。
帰りの電車でしみじみ、
「歩けるように、元気でいるように頑張ろうね」と
父母が話しているのをみると
ホントにそうだなぁと思ったところ。
色々考えた土曜日であった。