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通勤読書688 加賀氏ときめく!

「眠りの森」東野圭吾

加賀恭一郎シリーズ。
今回はバレエ団で起きた殺人事件を追う。

眠れる森の美女は古典バレエの中でも好きな演目です。
特に、結婚のお祝いでたくさんのバリエショーンが観れるのは
得した気分になるもんです。
ブルーバードも、もちろん大好き。

「白鳥の湖」のオデットとオディールは
一人のダンサーが演じ分けるほうが好みだなぁ。
二人が演じたから、加賀氏は未緒に釘づけになったわけだけど。
あれは、特にプロのバレエ団なら、一人でするよなぁ、と
しょっぱなにちょっと驚いた感じになってしまった。

小説とは関係なかったです。
バレエには深い思い入れがあるので
そこはなるべく考えずに読了。

今回の加賀氏は、熱くて、ちょっと人間ぽくて、
そして、わかりやすい男子な感じがして、
結構好きでした。
未緒のはかない美しさがなんとも言えない。
悲しい結末だったけれど、
未来がありますようにと祈ります。

でも、この後、どうこうならないんだよねぇ、残念だなぁ。

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眠りの森 (講談社文庫)
東野圭吾
講談社

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