「ミス・サンシャイン」吉田 修一
読友さんのレビューで思わずポッチリ。
往年の大女優、80歳の鈴さん。
大女優のイメージそのものでかっこよい。
そして大学院生の一心、教授からの紹介で、
鈴さんの荷物整理の手伝いすることになる。
一心と鈴さんのやり取りはとても新鮮。
映画界の話も興味深く読んだ。
元カレを吹っ切れない恋人に「時間のかかることだ」と
一心は鈴さんが言ったとおりに受け売りで言うけれど、
それは誰より言った自分を傷つける言葉だ。
私は多分80歳になっても言えないだろう。
素敵な物語でした。